十津川警部 京都から愛をこめて
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『オール讀物』2010年5月~11月号連載、西村氏の晩期の作品と言える。 お馴染みの「十津川警部」シリーズの1冊となっているのだが、 これは数多のシリーズ作品の中でも異色作。 発端こそ、「本物か偽物か」というTV番組に小野篁の予言書が登場するという現代風の書き出しだが、 その後は京都を舞台に繰り広げられる、怨霊(もののけ)VS陰陽師(もののふ)という、 時代を超越したかのような魔界戦争の様相。 警察組織はほとんど意味をなさず、十津川警部も探偵というよりは観察者。 多くの謎が残されたまま物語は幕を閉じていってしまう。 この作品については、西村氏は結末を想定せずに執筆したのでは?と勘繰りたくなるような内容である。 とはいえ、駄作だとか詰まらない作品と断じるのも惜しい。 爆弾魔との息詰まる攻防を描いた他の作品にも通じる、 アクション要素が盛り込まれた一作と言えそうだ。 | ||||
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十津川シリーズだと思って読むと、違和感を覚える内容です。 同時に、妙な新鮮な気持ちになりました。 事件を何一つ解決しない十津川、初めてではないでしょうか。 恐らく西村さんは今、歴史ものを書きたいのだと思います。 出版社から歴史物を書きたいと言っても、十津川ものを書いてくれと言われると 以前からインタビューで仰っていました。 その結果、この様な作品になったのだと思います。 いっそうのこと、設定を当時の時代にして 十津川警部の先祖が活躍するお話にするか 内田康夫さんみたいに「十津川警部の歴史紀行」みたいなエッセイにしたほうが 西村さんも、もっと自由に執筆できるのではないでしょうか。 そろそろ、西村さんが本当に書きたいものを書かせてあげたいと 生意気ながら思ってしまいました。 | ||||
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京都ものというと,山村美紗の作品かと思う。 小野篁の予言書という古典的要素が入り, 京都を縦横無尽に暴れまくり,活躍する。 なぜ十津川警部がいるのかが不思議な気もする。 山村美沙の作品なら別の警部のはずだからだろうか。 | ||||
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金返せ…これに尽きるお話です。 十津川警部関係、全部読んでます。 でも、次に出る十津川警部のお話を買うのを躊躇してしまう駄作…ってか、愚作。 これは、かっての愚作中の愚作、川中島異聞を遥かに超える愚作です。 西村さん、頭がどうかなっちゃったの????と心配してしまうくらい。 企画の段階で誰もこれを止めなかったのが理解できない。 十津川も亀井もまったく存在の必要なし。 晴明とか小野篁とかとか、菅原道真とか、怨念とか、閻魔大王とか、650万年前に降臨した魔王とか…何が書きたかったのかわからない。 どっかで聞きかじったうんちくをただたんにまくしたてたかっただけなのかな? 最初に火事で死んだ人、その関係者で行方不明になった人、どれも最後まで忘れ去られたままお話は終わり。 正直、もうペンを折って、湯河原で余生をのんびりと過ごしたほうがいいんじゃないかと思うほどです。 これはもうまったく売れないほうが西村さんの為になると思える本です。 ファンとして悲しくなる作品でした。 | ||||
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西村さんの本は殆どよんでますが、この作品は奇想天外というかくだらないというか、読んでこれほどがっかりした作品はありません。読むのも一日もかかりません。ほんの何時間かです。作者自身もうお年なので、いまのうちに読まなきゃと思い新作がでるたび買ってきましたが、だんだん面白みのない作品になってるような気がします。結末も何となく曖昧というかすっきりしません。けちをつける気はさらさらなかったのですが、あまりにもくだらなくて書いてしまいました。 | ||||
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