十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男
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十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男の総合評価:
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西村京太郎サスペンスを何本も見ているが、長いこと、原作を読んでいないなあと思いながら、手にしてみた。 なぜか、読んでいて、渡瀬恒彦氏の十津川警部、伊東四朗氏の亀井刑事が浮かんでくる。ドラマにして面白いのは原作が優れているからなのだ。 | ||||
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十津川警部と亀井刑事ら、いつもの面々はほとんど登場しないし、活躍もしない。 副題の「徳川家康を殺した男」にあるように、徳川家康の死因に関する推察は、歴史に明るくない者には、興味深く読める内容だった。 東照宮の“宮”とか、権現と名乗った由来、勧請など、こうした見方もあったのか、と読み進めることができた。 とはいえ、殺人の動機は、今ひとつ説得力がない。 どうしても、最後まで判らなかったのは、 ◯松永社長が徳川家康顕彰会に振り込んだ、200万円の行方。 ◯松永社長に花束を贈ったのは、誰か。 ◯フリーペーパーを発行したのは、誰か。 本多会長は、徳川家康を崇拝しているのだから、「家康公の最期の真相に迫る。徳川家康は、殺されていた」などという、文章は、頼まれても、松永を罠にかけるためであったとしても、書かないだろうし、副会長以下の人間に書かせることも、ないだろう。 松永社長の秘書の加藤にしても、出張ならともかく、休みを取ってひと月も、漠然とした調査に従事するだろうか? 松永社長への誹謗中傷の手紙の主は、誰か? いろんな伏線があったように思うけれど、どれも、きちんと繋がっていなくて、読後は消化不良。 推理も、加藤と佐伯の言われるがままに裏付けて、おしまい。 あと少し、掘り下げれば、何倍も面白く、読者を引きつける作品になったと思うのに、残念。 | ||||
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静岡に徳川家康を顕彰する会がある。 晩年,静岡で暮らしたためとのこと。 現代の殺人事件と,織田信長,豊臣秀吉,徳川家康の確執で起きた事件をからませる。 歴史と地理と文化の勉強になる。 家康といえば岡崎と思っていた認識を改めることになった。 歴史小説の専門家ではないので,つたないところもあるかもしれないが, どこがどう薄っぺらいのか,具体的な史実を書き重ねないと,西村京太郎未満でしかない。 これで満腹の読者もいることを知るとよいかも。 | ||||
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これに限らず、ここ最近西村氏の十津川警部シリーズには、歴史を絡めたものが多く見受けられる そしてそのすべてが駄作。 とにかくつまらない。 推理小説としても、歴史小説としても、三流。 西村氏の作品は好きで、昔から全ての書籍を読んできた。 かの名作(迷作?)名探偵シリーズからの愛読者だ。 歴史について、大した知識も無いのに受け売りの内容を蘊蓄っぽく登場人物に喋らせる。 でも、ろくに知らないから、とても薄い話か、一方的な見方からだけの個人的な歴史解釈に終始する。 とりあえず売るために十津川警部たちを登場させているだけになってしまっているので、事件や推理も非常につまらない展開。 歴史の蘊蓄を話すだけの自己満足な本になってしまっている。 も、歴史物を書く才能がないと受け入れて、昔のようなトラベルミステリー作家に戻って欲しい。 時刻表を使った話など最近ほとんどないし。 年に何冊も本を出し過ぎているから、取材の時間も取れないのかも。 いろんなしがらみがあるのだろうけど、もっと出版数を減らして、一冊一冊の中身を充実させて欲しいです。 | ||||
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殺人事件よりも家康の死の真相について割かれたページが圧倒的に多く、 通常の十津川警部シリーズとして読むと痛い目を見る。 歴史ミステリと理解した上で読むべき作品。 | ||||
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