仮面舞踏会

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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ

1986年09月01日 仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

夏の軽井沢に殺人事件が起きた。被害者は映画女優鳳三千代の三番目の夫。傍にマッチ棒が楔形文字のように折れて並んでいた。軽井沢に来ていた金田一耕助が早速解明に乗りだしたが…。(大坪直行)(「BOOK」データベースより)

評判

仮面舞踏会の評価:

6.50/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.50pt

仮面舞踏会の総合評価:

8.29/10点 レビュー 31件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.29
(4pt)

今回は軽井沢が舞台。爽やかに読めます。

女王蜂の修善寺も良かったが、本作の軽井沢も岡山シリーズとは違った風情がある。やたら星野温泉が出てくるのも星野リゾートの発祥の地としてご愛嬌。夏の軽井沢の雰囲気と洒脱な語り口、考古学趣味、蛾の鱗粉の謎、マッチ棒を使った符号などなどから、いつものおどろおどろしさは影を潜めてどこか爽やかさも通り抜け、今回はなんとなくエラリークイーン風に感じる。ただし、犯人と真相にはやっぱり横溝ドロドロが滲んでしまうが。人生は仮面舞踏会です。
仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304385
No.28
(4pt)

犯人は

途中で分かったが、一気に読ませる。軽井沢が舞台で、ネットで地図を探して印刷、位置を確認しながら読み進んだ。相変わらず登場人物が多いが、相関図を書かなくても済む程度。楽しみました。
仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304385
No.27
(5pt)

軽井沢が好きになった作品

読み始めはなかなか読み進まず、これはハズレかなと思うも否やいつの間にか作品の中に引き摺り込まれた。相変わらず人間関係はクドイが、それも横溝ならでは。何より軽井沢の描写が美しく、それまで行ったこともない軽井沢を散歩するにまでに至った。後はこの描写そのままで、NHKが吉岡金田一で映像化してくれたら...と思うところ。
仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304385
No.26
(4pt)

むしろ陳腐に思えるこの題名の意味は?

『宝石』で連載された『悪魔の手毬唄』が終了してから三年半、同雑誌に新作長篇の連載が漸く始まったが、残念ながら著者の体調上の問題で、八か月しか続けることができずに中断された。
 それから13年後、よもやの書下ろし完成版として単行本で上梓されたのが本作である。
 どうやら、角川文庫で著者が“再発見”されて人気となったことが、本作完成への力強い後押しになったらしい。

 どの章までが連載で、どこから書下ろしなのだろうか。
 本作の「解説」(版によっては割愛されているので注意が必要)でもWikipediaで本作の項をみてもわからなかった。切りよく8章までが連載だったか、プロローグを個別に数えて7章までか、あるいは二章分ずつ掲載されたとして15章までか、また連載期間は毎月掲載されていたのか……。
 調べてみたが、うーむ、それほど安定していないw

 過去に『宝石』に掲載された横溝作品からなにかわかるかと調べてみたが、……これもばらばらじゃねーか。だれか識者の方、教えてww

 角川文庫での著者作品の再評価が、一旦連載中断されていた本作の執筆再開の原動力になったとは云いながら、本作の特徴は、初期の傑作とは趣がまるで異なる。
 70年代後半の映画化やドラマ化で金田一耕助人気が加速してからは、著者は『病院坂の首縊りの家』や『悪霊島』のような、初期作品の雰囲気を出そうとしていたが、本作は後期長篇作でよくみられたように、警察による捜査の進展で、徐々に登場人物が隠している事実が明るみになるという、警察小説に近い形式を取っている。金田一は刑事たちのアドバイザーとして舵取りする役割だ。

 もうひとつ、かなり驚いたのだが、キーパーソンの鳳千代子が五度目の結婚を迎えようという胡散臭さに加えて、かなりの数の人物が登場するが、千代子を含めて、実は悪い人間がそれほど出てこない。
 もちろん、犯人やその裏にいた鼻持ちならない奴はいたし、最終章で犯人は悪魔的な表情をのぞかせる。とはいうものの、状況を考えれば情状酌量の余地はある。
 人間はみな仮面舞踏会を演じてるなんて台詞も登場するが、あらためて言わずとも、推理/探偵小説なら大体そうだろう。なぜこんな題名にしたのだろう?

 本作には、むしろ推理小説でよく指摘、揶揄されるような、役割だけ与えられた薄っぺらい造形の人物が見当たらない。
 毎年8月は軽井沢で過ごすような人達が登場人物の大半を占めるから、厭らしい性根の人物はいくらでも作れそうだが、そうなっていない。ということは、これは著者の意識したセッティングの筈だ。
 人はそれぞれ隠し事をしていて、事件関係者が嘘を吐いたり渋ったりするのは世の常だが、彼ら彼女らが必ずしも犯罪に関わっているわけではない。思慮の足りなさはあれども、多くは悪意よりも善意、徒に他人を迷惑をかけたくないという忖度も多い。そういった細かくて、ごくつまらない隠し事も含めての仮面舞踏会である。
 その意味では、数多くの登場人物がそれぞれちょっとした仮面を被っている。
 だから、煩雑な登場人物たちの数の多さそのものにも意味があるし、この陳腐な題名も生きてくると思うのだが、ドラマでは整理の都合で割愛された人物も多い。やむを得ないところではあるが、それが著者が長い中断の末に完成させた本作の価値を下げている気がする。
仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304385
No.25
(1pt)

星ゼロ

星ゼロ
全597ページのうち、220ページくらい読んで断念した。めちゃくちゃつまらん。その220ページでさえも、しまいには「」内のセリフだけ読んで、全く意味の無い情景説明や、人物容姿説明などは完全に読み飛ばし、無視した。それでも疲れるし、つまらん。作者は10数年掛けてこの小説を書き上げたそうだが、まったく無駄な10数年だったようだ。買ったこっちの身にもなってみろと言いたい。
星ゼロ
仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304385

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