忌名の如き贄るもの
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初版刊行(参考)
種別
長編
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40回
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あらすじ
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評判
忌名の如き贄るものの評価:
7.50/10点 レビュー 2件。 B ランク
忌名の如き贄るものの総合評価:
8.60/10点 レビュー 25件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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このシリーズ、作を重ねるごとに単純でわかり易くなってきます。私としては初期の頃の複雑怪奇な作品のほうが断然好みです。
しかし、今作はいつもちょっと煩わし過ぎる祖父江忍氏や阿武隈川烏氏が本筋に登場しなかったり、閉ざされた村に蔓延る旧家のしがらみが明解だったり、残存する風習や儀式や言い伝えが解りやすかったりで、余計なものがなくとても読みやすくなっています。加えて、真犯人が特定されない刀城言耶の謎解きや民族学研究者としての興味深い蘊蓄など、シリーズ作品の魅力は楽しむことができます。前作品を読まずとも、刀城言耶入門編でもいけるのではないでしょうか。
願わくば、ミステリとして事件の背景にもう少し緻密なストーリーが欲しかったです。双子の出生等一般の知識で直ぐに気づく謎があったり、トリックに関わるのではと着眼した箇所が誤植だったりと気抜けしてしまうこともありました。旧家の謎などはもっと深掘りしていただきたかったです。また、ミステリ以上にホラー的要素が強い作品だったので少々残念でもありました。三津田氏のホラー作品も好きですが、刀城言耶シリーズはやはりミステリであって欲しかったですね。
そうはいっても、ファンには楽しめると思います。オススメします。