泥棒のB

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ミステリ→

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初版刊行(参考)
種別
長編
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1,826回
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あらすじ

1987年05月31日 泥棒のB (ハヤカワ・ミステリ文庫)

なんとも奇妙な展開の事件だった。遺産相続のため、居場所のわからぬ姉を探してもらいたいとの依頼。その女性はサンタ・テレサとフロリダにコンドミニアムがあったが、行方は杳として知れなかった。だが、聞き込みの調査を進めるうちに、一方の管理人室に強盗が押し入るという不穏な事態が発生し、また近所でも数カ月前、無残な強盗放火事件が起こっていたことが判明した。さほど複雑とも思わなかった事件は意外な様相を呈してきた。アメリカ私立探偵作家クラブ賞、アンソニー賞両賞受賞作。注目の女流のキンジー・ミルホーン・シリーズ第2弾。(「BOOK」データベースより)

評判

泥棒のBの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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泥棒のBの総合評価:

8.00/10点 レビュー 3件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3
(4pt)

キンジー・ミルホーンはかっこいいよ

前作「アリバイのA」が面白かったので引き続き「B」に。

時代背景が多少古いので、携帯電話もパソコンも無いけれど
それがよけいに主人公の迫力を増している。

スーパーパワフル、プロに徹した行動力で捜査する主人公キンジー・ミルホーンはかっこいい
ちょっと惚れっぽいけど、最初の失敗があるから大丈夫♪

それに登場人物それぞれの人物描写が丁寧で巧み
(日本の小説ではこれほど目に見えるように人物の印象を描いてくれるものは
 ほんと無いからいつも私は不満!)

たとえばたった2ページ分にしか登場しないガラス工事の女性
 「彼女は私より背が高くとても痩せていて、長い腕をむき出しにし
  ブルージーンズが細いヒップに引っかかっている。ウエストには大工用ベルトをつけていて 
  ハンマーがホルスターに入れた銃のようにぶらさがっている。
  短くカットした金髪は額の上が男の子のように逆立っていた。
  そばかす、ブルーの瞳。淡い色のまつげ、化粧っけのない肌、若々しさからくる
  どこか間の抜けた感じ。はつらつとした屈託のない表情が爽やかで
  ほのかにアイボリーソープの香りがした。」

これだけで臨場感が全く違ってくるのよね~ 
読んでいて映像として浮かんできてとても愉しい

早速次を読むからね、キンジー

昭和62年版は活字が小さいけれど、面白いからいいのよ
泥棒のB (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 泥棒のB (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150763526
No.2
(4pt)

MWA賞受賞も納得のシリーズ第二作

行方の判らない親族を探してほしいという依頼をうけた主人公がやがて・・・というお話。

シリーズ第二作ですが、既に主人公のキンジーの魅力が開花していて読んでいてそれだけでも楽しかったですが、ミステリとしてもプロットが良く出来ていて、MWA賞とアンソニー賞を獲ったのも納得のでした。

女性の主人公のハードボイルド/私立探偵小説は出始めた頃、キャラクターがどれだけ魅力的かで評価される傾向があった記憶がありますが(違ったらすいません)推理小説なので、プロットもしっかりしていないとまずいと思いますが、このシリーズは謎解きもしっかりしていたので、長く支持される要因になったかと思います。

今後の展開も気になるシリーズ第二作。機会があったらシリーズ順に是非。
泥棒のB (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 泥棒のB (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150763526
No.1
(4pt)

正統派ハードボイルドです

アメリカ私立探偵クラブ賞、アンソニー賞ダブル受賞。
女性私立探偵キンジー・ミルホーン 32歳 離婚暦2回
主人公の女探偵が魅力的。
往年のハードボイルドの探偵達から引き継いだストイックさ、現代的な行動力。
前半から中盤にかけては、わずかな手がかりを追った彼女の
丹念な捜査の過程が描かれ、少し地味だが、ストーリーが後半に入ると俄然スピードアップする。
終盤は畳み掛けるような展開で、ラストは危機一髪のスリル
を味わえる。
ハードボイルドというと論理もトリックもおかまいなしにとにかく行動と腕っぷしで事件を解決といった印象があるかもしれないが、
正統派ハードボイルドはちゃんとトリックがあり、探偵は論理的に考えて事件を解決するのです。
本作でも、ミステリ史上有名なあるトリックが使われてます。
(分かる人にはこれだけでもネタバレかも)
佳作です。
泥棒のB (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 泥棒のB (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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