ベンスン殺人事件

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種別
長編
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あらすじ

1959年05月01日 ベンスン殺人事件 (創元推理文庫 103-1)

巨匠ヴァン・ダインの処女作。ウォール街のインチキ株式仲買人の怪死をめぐり、容疑者がありあまる中から、名探偵ファイロ・ヴァンスがアリバイにこだわる検察当局の主張をかたっぱしからたたきこわして、独特の心理分析で真犯人を指摘する。アメリカ本格派の黄金時代開幕の契機となった記念作で、多くの模倣作を産み出した歴史的名編。(「BOOK」データベースより)

評判

ベンスン殺人事件の評価:

5.25/10点 レビュー 4件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.25pt

ベンスン殺人事件の総合評価:

7.76/10点 レビュー 37件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.33
(3pt)

まどろっこし探偵

推理小説古典のヴァン・ダインの原点なので読んでみました。事件は非常にシンプルだが探偵ヴァンスの初登場はまぁとにかく匂わせ匂わせで長々とまどろっこしい。散々アッチの人コッチの人と寄り道させられるのが後半は癖になってきました。これからグリーン家や僧正を読むつもりならまずこれを読んでおくのも悪くないと思います。
ベンスン殺人事件 (S・S・ヴァン・ダイン全集1) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ベンスン殺人事件 (S・S・ヴァン・ダイン全集1) (創元推理文庫)より
4488103197
No.32
(5pt)

入手出来て感激

ヴァン・ダインの第一作目。探してました!中古ですが、書き込みとか汚れとか不快になるような傷みはひとつもなく、匂いも問題ありませんでした。快適に読めました。作品自体の素晴らしさはもう言うまでもありません。
ベンスン殺人事件 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ベンスン殺人事件 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JASRT2
No.31
(5pt)

入手出来て感激

ヴァン・ダインの第一作目。探してました!中古ですが、書き込みとか汚れとか不快になるような傷みはひとつもなく、匂いも問題ありませんでした。快適に読めました。作品自体の素晴らしさはもう言うまでもありません。
ベンスン殺人事件 (創元推理文庫 103-1) Amazon書評・レビュー: ベンスン殺人事件 (創元推理文庫 103-1)より
4488103014
No.30
(4pt)

衒学的な推理物

ヴァン・ダインの名はつねづね聞いていましたが、これが最初の読書です。

本書では、明らかにシャーロック・ホームズを思わせながら、それとは
根本的に違う気質の名探偵ファイロ・ヴァンスと、その親友で地方検事の
マーカムがワトソン博士役になっています。

面白いのはヴァンスの友人で記述役のヴァン・ダインが、本来なら
ワトソン博士であるべきところを、徹底的に黒子(舞台の「居ない」脇役)
に徹し、著者本人も実は仮名の人物であるところ。この二重に設置した
架空性があたかも舞台劇を観るような感覚に陥らせます。

ヴァンスの推理は一部偏見としか思えないような部分もありますが、
物的証拠のみで有罪・無罪を決める物証主義というのか、捜査側の
盲点を突いた独自の視点がユニーク。今では普通に受け入れられる
考えだと思いますが、その当時は斬新な発想だったんだろうなと。

ヴァンスが美術愛好家で教養が高いこともあって、時に冗長過ぎる
引用や、当時は常識だったフランス語などの常套句が随所に挟まって
いるため、かなり読みにくいです。それらを削除すると実にシンプル
なお話なのですが、ではこれらを全部取ればいいのかというと、
そこはヴァンスの人となりや、1920年代のアメリカの空気感までも
損なわれてしまうので、読者としては受け入れるしかないような
気がします。その点、紙の本よりもkindle版の註釈は閲覧しやすくて、
いくらか読みにくさが軽減されました。

あとがきも充実していて、翻訳の問題やファイロ・ヴァンスならびに
ヴァン・ダインの解説がある程度詳しく解説されていて(ちなみに
wikipediaの日本語版よりも現時点では正確)参考になりました。
これを基に他の推理小説へも手を伸ばしたいと思います。

ヴァンスの皮肉っぽさにちょっと辟易しましたが、「僧正殺人事件」
くらいは読みたいと思っています。
ベンスン殺人事件 (S・S・ヴァン・ダイン全集1) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ベンスン殺人事件 (S・S・ヴァン・ダイン全集1) (創元推理文庫)より
4488103197
No.29
(3pt)

ファイロヴァンス初登場

先にグリーン家殺人事件と僧正殺人事件を読んでいたため、犯人の予想はつきました。ファイロヴァンスも「最初から犯人はわかっていた」と言っています。マーカム検事が容疑者を逮捕しようとする度に正義感あふれるヴァンスが「その人は無実だ」と言ってひっくり返します。けれどなかなか犯人の名前を言ってくれないから、読者はマーカムと一緒になって絶えず翻弄されてしまいます。終盤近くのある登場人物がある人と実は親子でしたというくだりには、騙されました。
ベンスン殺人事件 (S・S・ヴァン・ダイン全集1) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ベンスン殺人事件 (S・S・ヴァン・ダイン全集1) (創元推理文庫)より
4488103197

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