サンキュー、ミスター・モト



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    初公開日(参考)2015年01月
    分類

    長編小説

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    サンキュー、ミスター・モト (論創海外ミステリ)

    2015年01月07日 サンキュー、ミスター・モト (論創海外ミステリ)

    チャーリー・チャンと双璧をなす東洋人ヒーローの活躍。その男の名はミスター・モト、戦火の大陸を駆け抜ける日本人特務機関員。映画化もされた人気シリーズの未訳長編。待望の邦訳! (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    中国人、アメリカ人、日本人、それぞれの人間性

    舞台は、1930年代の混沌とした北京。
    北京の城壁内では、あらゆる人種が混じり合い、
    様々な外交が繰り広げられていた。
    かたや、城壁の外では、
    いまだ匪賊が勢力をにぎり、
    野蛮な略奪、殺戮を繰り広げ、
    貧しい農民は、生きるために必死だった。

    北京支配をくわだてる中国人匪賊、
    その計画に巻き込まれるアメリカ人と日本人。
    作者の目を通した、それぞれの人間性がおもしろい。

    ときにへりくだり、ときに横柄に、
    自分の損得勘定だけで動く中国人。
    すぐに感情的になり、暴力的なアメリカ人。
    冷静で、まったく心のうちを見せない日本人。

    誰が悪か善か、という評価は下せない。
    ただ、作者が描く日本人像とは、
    称賛に値するほど、礼儀正しく、判断力にすぐれた人物らしい。

    昨今の中国、アメリカ、日本の関係をニュースで見て、
    何か憤然としないもやもやしたものを感じるが、
    ここに描かれた日本人には、
    常に他者に対して、例え敵でも敬意を表し、
    自分の進むべき道をはっきりと見据えた潔さを感じる。
    現代の日本人も、ぜひこうありたいものだ。
    サンキュー、ミスター・モト (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:サンキュー、ミスター・モト (論創海外ミステリ)より
    4846013812



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