火刑法廷
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あらすじ
広大な敷地を所有するデスパード家の当主が急死。その夜、当主の寝室で目撃されたのは古風な衣装をまとった婦人の姿だった。その婦人は壁を通り抜けて消えてしまう……伯父の死に毒殺の疑いを持ったマークは、友人の手を借りて埋葬された遺体の発掘を試みる。だが、密閉された地下の霊廟から遺体は跡形もなく消え失せていたのだ! 消える人影、死体消失、毒殺魔の伝説。無気味な雰囲気を孕んで展開するミステリの一級品。《ミステリマガジン》オールタイム・ベスト(2006年)第2位! 黄金期の巨匠最大の傑作が新訳で登場!【解説:豊崎由美】出版社からのコメントアガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』、エラリイ・クイーンの『Yの悲劇』、F・W・クロフツの『樽』……第1次大戦と第2次大戦の間の時代、長篇ミステリは黄金期を迎え、多くの傑作が生み出されました。そうした巨匠たちの一角を占めたジョン・ディクスン・カーの代表作が本書です。他の追随を許さぬ不気味なムード、巧妙な伏線と大胆な仕掛けは世界中の読者を唸らせ続け、驚嘆させてきました。ほぼ35年ぶりに翻訳を新たにし、従来は割愛されていた原著者による注釈も復活させた「完全版」の登場です。(「BOOK」データベースより)
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評判
火刑法廷の評価:
6.36/10点 レビュー 11件。 B ランク
火刑法廷の総合評価:
7.56/10点 レビュー 63件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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幽霊だの魔女だの何だのが出てくるストーリーで、その胡散臭い雰囲気がどうにも馴染めず、あまり没入することが出来ませんでした。
また、内容のわりに冗長に描かれているきらいがあり、さらに文脈の分かりにくい翻訳に辟易したのもあって、ちょこちょこ斜め読みしてしまいました。
そんな感じでなんとか最後まで読み終えましたが、この作品の面白さは、終盤の謎解きからエピローグまでの流れに集約されていると感じました。
終盤に関係者全員が集まって謎が解き明かされ、幽霊といった非科学的なものは否定されて、これで一件落着…かと思ったその最後の最後に驚くべきことが起こり、エピローグでさらにとんでもない事実が判明します。
探偵役は終盤に唐突に出てきたうえロクに調査もしてないのにあっさり解決するわ、極悪人は雲隠れしちゃうわで、カタルシスは皆無のスッキリしない結末ですが、このラストの仕掛けだけは大変見事でした。