■スポンサードリンク


マビノギオン さんのレビュー一覧

マビノギオンさんのページへ

レビュー数107

全107件 21~40 2/6ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.87:
(6pt)

狐火の家の感想

いい意味で貴志作品。
読みやすいし、テンポもいいし会話も面白い。
榎本は好き。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
狐火の家 (角川文庫)
貴志祐介狐火の家 についてのレビュー
No.86: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

御手洗潔の挨拶の感想

斜め屋敷の犯罪という名作を読んで何年経ったのか。
久々に御手洗シリーズを読みましたがかなり面白かった。
御手洗潔がこんなにも魅力的な人間だったとは。
探偵の中では一番好きかもしれません。
御手洗潔の挨拶 (講談社文庫)
島田荘司御手洗潔の挨拶 についてのレビュー
No.85:
(6pt)

グラスホッパーの感想

伊坂ファンの私としてはちょっと物足りない。
伊坂作品よろしく読みやすい、テンポがいい、
引用がオシャレ、会話が面白い。
しかし、この作品はストーリーがイマイチ!
殺し屋の物語だが、読み口が軽すぎ、引き込ませる感じも少ないし、オチも微妙。
マリアビートルに期待!
グラスホッパー (角川文庫)
伊坂幸太郎グラスホッパー についてのレビュー
No.84:
(9pt)

陽気なギャングは三つ数えろの感想

最後はちょっといただけない感もありましたが、
相変わらずのテンポ。
ギャングの会話を聞いているだけで笑えるので面白い作品。
ただ伊坂作品よろしくもう少し伏線回収が欲しいところは否めない。
まあ、面白いんだけどね。
陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングは三つ数えろ についてのレビュー
No.83: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

慟哭の感想

たしかに途中で作者の意図に気づくのもわかる。
私は奥田英朗、伊坂幸太郎好きなので逆に騙された笑
面白かったです。
ただ、釘付けにするまでのページ数がやや多い印象。
慟哭 (創元推理文庫)
貫井徳郎慟哭 についてのレビュー
No.82: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

孤狼の血の感想

初めはどんな風にミステリーになっていくのか
そんな心配しながらも読み進めたが
読みやすくテンポもいいため特に気にせずに読み続けられる。
そして次がどうしても気になってしまう展開も◎
ただ登場人物は多く、メインどころはいいが
脇役の刑事が多すぎる印象。
別に覚えなくても差し支えないが、不必要に多すぎた感じがしたのと苗字が特殊すぎてやや難読で少し苛立ちが残った。

しかし終盤は圧巻のスピード感。
締まりもよく落ちも最高。
孤狼の血 (角川文庫)
柚月裕子孤狼の血 についてのレビュー
No.81:
(6pt)

影踏みの感想

読みやすく、内容も入り込みやすい短編。
泥棒が主人公で感情移入しにくいかとも思えるがそんなことはない。
一話一話楽しく読めた反面、
もう少し全ての物語に最終つながりが欲しいところ。
話自体は正直ちょっと軽すぎる印象だが、読みやすいのは読みやすい。
この作品の作り方ならもう少しびっくりしたかったです。
影踏み (祥伝社文庫)
横山秀夫影踏み についてのレビュー
No.80: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

巨匠のお遊びミステリ

旅のラゴスのイメージが強い作家の巨匠、筒井康隆のミステリ。
メタミステリ!驚愕のトリック!映像化不可能!
と、銘打っている作品で、ページ数が少ないのでどんだけ宣伝すんねん!と思いながらも手に取った本作。
タイトルからは、よくあるクローズドサークルかと思いきや、
ミステリを読み慣れている人からしたら(私の自惚れかも)読み始めれば違和感だらけ!(笑)
でも違和感に気づけない。最初、会話が多すぎて誰が喋ってるのかわからなすぎて、読むのをやめようかと思いました。
しかし、流石です。それ以降はネタバレになるのでやめます。
驚愕のトリック!!というよりも、読者に宛てたトリックをぜひご堪能ください。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ロートレック荘事件 (新潮文庫)
筒井康隆ロートレック荘事件 についてのレビュー
No.79: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暗いところで待ち合わせの感想

初めて読んだ乙一作品。

片方ずつの三人称視点で繰り返される。
この点は主人公が2人とはじめから明確になっているので読みやすかった。
内容は結構あり得ない設定になっているが、ファンタジーやSF要素は全くないので素直に受け入れられる。
井上夢人まではいかないもののかなりリーダビリティの高い作家さんだと思った。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.78: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館シリーズの集大成

やっと読み終わった。
とにかく長かった、、、
「一」を読み終え、遅々として進まない話。
こんな展開で大丈夫か?と思わされますが
「二」から物語は展開していく。
結局続きがきになるので読まされますが、
まだあと3冊もあるのかーと、途中でなんとか投げ出しましたが
なんとか読了。
集大成というだけあって色んな今までの要素がごった返してますw
館シリーズを読んできた方は分量に敬遠せず、是非読んでいただきたい!

長いけど人形館の10倍面白いですよ!笑

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
暗黒館の殺人〈1〉 (講談社文庫)
綾辻行人暗黒館の殺人 についてのレビュー
No.77: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

硝子のハンマーの感想

大好きな貴志祐介の作品。
ドラマを昔見ていましたが、トリックなどは完全に忘れていたので読んでいて思い出すこともありませんでした(笑)
ドラマとは違った雰囲気で物語は進み、主人公の榎本もワトスン役の純子も私的にはドラマよりもいいキャラをしていると思いました。
読んでいる途中は1部くらいのところで終わり、半分くらいからは別の話が入っているかと思いきや、まさかの第2部!第2部に入ってからは本を置く時間がなかったように思います。
さすが貴志祐介。
夜から読み始めなくて良かった。
硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
貴志祐介硝子のハンマー についてのレビュー
No.76: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

井上夢人のポテンシャル

井上夢人を読むのは初でした。
前に岡嶋二人のクラインの壺を読みましたが、
圧巻のリーダビリティは健在。
とにかく読みやすく、途中で投げ出したくなることがありませんでした。
かなりのボリュームの本書ですが、主人公は魅力的な人物だし、だんだん明かされていく謎にも「声」の存在も魅力的な部分がたくさん詰まった作品でした。
ダレカガナカニイル… (講談社文庫)
井上夢人ダレカガナカニイル… についてのレビュー
No.75:
(7pt)

前作に引き続きスタイリッシュ!

前作に引き続きスタイリッシュな作品でした。
ただ、時代設定が微妙に古いので受け入れられない方はいると思うし、少し説明が長ったらしい部分もあります。

個人的には「ダブル・ジョーカー」「柩」が好きでした。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ダブル・ジョーカー (角川文庫)
柳広司ダブル・ジョーカー についてのレビュー
No.74: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ラッシュライフの感想

大好きな伊坂幸太郎の大好きな群像劇!
これより前にゴールデンスランバーを読んでいたので、
それより前に書かれている本作はどうかな?と思いました。
私は断然こちらの作品の方が好きです!

読み味は軽く、登場人物もわかりやすいのでテンポよく物語が進んでいきます。
初心者にオススメの作品だと思います。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ラッシュライフ (新潮文庫)
伊坂幸太郎ラッシュライフ についてのレビュー
No.73: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

前作に続き遜色ない出来

前作に続き負けずとも劣らなかった本作。
頭狂人が主人公っぽく描かれているので入り込みやすい私としては頭狂人を応援したくなってしまいます。
前作の終わり方が気になっていてその後を知ることができたのは少しよかったかなと思いますが、少し期待とは違う感じでした。
内容、トリックはどれも面白かったですが、前作のコロンボのやつにはなんとなく負けている気がしたのと、物語がつながっている感じがイマイチなかったので前作よりもで1点低い点数をつけさせていただきました。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
密室殺人ゲーム2.0 (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム2.0 についてのレビュー
No.72: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

最高峰のトリックをあなたに。

またもや、読者に挑戦状を送ってきました。
ただただ、この謎は解けないと思います!
わたしの中でTOP3に入る名作です。
トリックもさることながら、ちゃんとわかるように伏線が書いてあります。
正直犯人まではわかると思いますがトリックがわからない!

おすすめの一冊です。
※この本を読む方はシリーズ一作目の占星術殺人事件を先に読むことを強くお勧めします。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田荘司斜め屋敷の犯罪 についてのレビュー
No.71: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

難しいところを越えれば

まず、時代設定が戦後という古い設定なので受け入れられない方は読めないと思います。
それととちゅ途中で出てくる古文のような文章や序盤の京極堂の長ったらしいウンチク部分をクリアすれば本書は面白いところに突入します。
文庫の上下版で読みましたが上はなかなか物語が進まないのに対し下巻はかなりのテンポアップでした。

兎に角2作目の魍魎の匣の評価が高いので読んでみようと思います。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極夏彦姑獲鳥の夏 についてのレビュー
No.70:
(8pt)

新しい感触

今まで読んだミステリー作品とは全く違う味です。
短編だけれども、設定がしっかりあります。
現代と比べると時代設定はかなり昔ですが、ミステリー好きなら受け入れられる範囲の設定で、クリムゾンの迷宮とか好きな人は絶対に受け入れられると思います!

作品の内容は基本スタイリッシュ!そして1話1話面白いので、読書初心者にお勧めできるし、少し読み慣れた方達にもお勧めできると思います。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳広司ジョーカー・ゲーム についてのレビュー
No.69:
(7pt)

大誘拐の感想

面白かったですが、ぶんしょうや物語は少し単調。
読書初心者にはかなり読みやすく、オススメできる作品だと思います。
しかし読み慣れた人からすると少し物足りない印象があります。
100億という数字がピンとこないのもありますが、
作戦などももっとわからないような感じにしてほしかった。
読んでいて大概先が読めてしまう感じが最後までぬぐえませんでした。
大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
天藤真大誘拐 についてのレビュー
No.68: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

面白い推理小説

本書を読む為に一作目、二作目を読みました。
期待して挑んだ本書。
確かにどんでん返しで予想もできなかったトリック。
今までのガリレオシリーズは超常現象などを題材に
それを科学で証明していくというスタイルでしたが
本作はガリレオこと湯川が探偵役に徹している。

私はライアーゲームや、クロサギのような主人公天才モノが
大好きなのですが、本作もそのような作品として楽しく読めました。
テンポも良く読みやすいですが会話の面白さなどは
あまりない為9点とします。

確かにすごく面白い推理小説ではありますが、その域に留まり
ややエンターテイメント性にかける気がします。
ストーリーにグイグイ引き込んでくるようなインパクトのある
なにかががもう少し欲しかったところです。
容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野圭吾容疑者Xの献身 についてのレビュー