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yoshiki56 さんのレビュー一覧
yoshiki56さんのページへレビュー数54件
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綾辻行人氏の館シリーズの原点と言える作品で有名な本書。今更の初読みだが、評価は良にしておく。
一番評価が分かれるポイントは、この奇想天外なトリックを受け入れられるかどうかにかかっている。 今現在で読んでしまうとチープな感じが否めないが、発行当時に読んでみたかったというのが反省点だ。 そしてこのトリックを推理するネタは随所にちりばめられているので、一字一句真剣に読む必要がある。 些細な事柄でも重要なヒントになっている場合がある。 まさか、本のタイトルも謎を解く鍵になっていたとは! 中盤の菊岡とクミ、金井夫婦の罵りあいで笑いが起こってしまったのには驚いた。 御手洗の登場は後半になってからなので、薀蓄合戦は控えめになっている。 とにもかくにも、「このトリックを推理せよ」のところで看破できた方はいるのだろうか。トリックの素晴らしさだけでこの点数でしょう。 減点は殺人動機だが、凄いトリックの影に隠れて、マイナスは抑えられた印象。 最後に、冒頭の館の見取り図を見返す機会が多いので、ここにも栞を挟んだ方が読み易い。 |
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人が死なない警察小説なので、何の予備知識もなく手に取ると肩透かしを食らう。
前作「ドルチェ」に続き、マイルドな警察小説。ハードさは無い、殺人描写も無い。 なので恋愛捜査という言葉がこのシリーズにはぴったりと当て嵌まる。 話の構成は大きく2つに分かれ、それを交互に章立てし書いていく方式。 一つは「捜査パート」ここでは主人公の魚住久江が誘拐監禁事件の捜査に当たる。 まだ誘拐されただけなので、人質を無事に確保できれば人が死なずに済む。これに向かって魚住が賢明に奮闘する姿が良く書かれている。 そしてこのパートでは時間軸が短いのが特徴。 二つ目は「恋愛パート」これは誘拐される側の半生を描いているので、こちらは時間軸が何十年と長い。 この時間軸の違うパートが最後に合わさったところで感動のクライマックスが訪れる。 事件はうまく解決できたのか、そして恋愛パートの恋の行方は? 下手くそなレビューで申し訳ないが、こういうレビューを参考にして、手に取ることをお勧めする。 因みに、ドンナビアンカとは白い女性を意味するそうな。 |
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この本では死刑制度について書かれている。
その中で死刑制度を容認する言葉として小説で書かれた次の文が記憶に残る。 「人を殺せば死刑-そのようにさだめる最大のメリットは、その犯人にはもう誰も殺せないということだ」 そうは思っても死んだ人間は帰らない。だったら「死刑は無力」なのか? その葛藤に悩む姿がうまく書かれている。 東野圭吾っぽくない小説だが、死刑制度の是非を考えさせられるダークな物語であった。 |
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他の方も述べられている通り、新本格への原点回帰らしい。
容疑者全員へ仮面を被らせ、その仮面の種類で人物を表現するところに、十角館で外国の推理作家の呼称で呼んだところに共通点が見える。 迷路館のような大どんでん返しもあるにはある。 名前に注目すれば謎を解く鍵も見えてくる。 そして雪山の閉ざされた邸宅で起こる殺人劇というところは霧越邸の要素もある。 とにかく入れらるものは入れてみて新本格を書いてみました、ということか。 少し入れすぎた感じで、トリックも「あーそういうことね」という印象で、お遊び感覚も見えたか? 文量は時計館と同じくらいだが、あそこまで内容が詰まっていたかと言われると、疑問もある。 ということで、館シリーズとしては個人的には辛めの採点となってしまった。 流石にネタ切れかな? 綾辻氏の解説で、10作目の構想も脳内でもぞもぞしていると書いてるので、あまり焦らずに、そしてなる早で最後の大傑作を書いてもらいたいと思う。 |
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私は綾辻行人フリークスで、綾辻氏が師を仰ぐ島田荘司氏ではあるが、未読であった。
綾辻氏の館シリーズで登場する島田潔という人物は、島田荘司の「島田」と御手洗潔の「潔」を掛け合わせたのが名前の由来。と、これは有名な話か。 綾辻氏の作品をほぼ完遂した今、次はどの作者をと思って手に取ったのが、島田氏である。 そしてこの「占星術殺人事件」、読み易いかと言われると、序盤の手記には理解に苦しんだのと、東経の下りが難しかった。 御手洗と石岡の薀蓄合戦が不要かと思われたりもした。 パクリで有名と言われているトリックだが、自分は初読で新鮮で大いに悩み楽しませて頂いた。 犯人ももちろん斬新で想像はしつつもありえないよなあ、と考えていたところでの指摘に唖然。 こんな時代だからこんなトリックが用いられ40年以上も迷宮入りしてたのかと、改めて考えさせられた。 総合的に考えてデビュー作品では素晴らしいと言わざるを得ない。 また、途中で「材料は揃った。推理せよ」という1枚が2度に渡って出てくるところで、綾辻氏もここを習っていたのかと思った。 島田作品、今後も読んでいこう。 |
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普通の作者がいきなりこのような本を出せば満点評価をつけたいところだが、ここは東野圭吾。
ほとんどハズレ無しの良作を世に出し続けているので、読む度に最高傑作の「容疑者X」や「白夜行」とどうしても比べてしまう。 植物とミステリーなんておよそ融合しない事柄を見事に組み合わせて、一つの物語を誕生させてしまう構成力は流石だし、 黄色いアサガオの序盤のプロローグが後半になり見事に絡み絶妙だし、第一読み易いし欠点など無いように思える。 最後のほうに「あーそうだったのね」と読者の知らない事実を突きつけられることが、唯一の欠点と言えば欠点か。 前にもそんな酷評を書いたことがあったような気がする。 なので東野さんの作品なので、評価がどうしても辛めになりがちだが、良作であることは間違いない。 |
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好きだなあ、こういうお話。
咲谷シリーズと言ってもいい。 10編から構成されており、中には氏の体験した実話もあるということ。 中でもホラー映画好きにはたまらない「ホはホラー映画のホ」や「ソウ」等読んでいて嬉しくなる作品ばかり。 早くも「続々」の文庫化が待ち遠しい。 |
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過去のレビューを見ると、短編集と書いてあるのだが、どうしてでしょう。
文庫で読むと、300ページくらいの長編ですがね。 もしかすると、虚像の道化師に含まれた3編がもともとは禁断の魔術としてハードカバーで売られていたのでしょうか? まあいいだろう。 ところで、この本である名言が誕生する。 「科学を制するものは世界を制す」 なんともすばらしい響きではないか。正に湯川学の為にある言葉である。 今回のお話は湯川の教え子が犯罪に手を染めようとするのを未然に防ぐために、湯川を始め、草薙や内海らが奮闘する物語。 科学全開の湯川ワールドに嵌るし、泣きは無いものの、政治家の悪行に立ち向かう姿に共感も出来るし、ヒーロー物を読む感覚も味わえた。 正に、「科学を制せよ、そして悪は罰っせよ!」に尽きるだろう。 恐らくこの作品も近い内に映像化されるであろう。 |
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綾辻氏はこれをどんなテーマを描いて書いたのかが良く分からなかった。
無理に納得しようとすれば怪談ではなくて奇談というところか。 続へ続き、更に続々へと続くようだが、今後どんな展開に持って行くのかが逆に楽しみだ。 特筆すべきは、またまた登場する咲谷由伊という人物。今回は深泥丘病院の看護師という役どころ。 もうしつこいというよりも、綾辻氏のホラー怪談系には欠かせない存在となっているので、もう咲谷由伊は必ず登場すると思い込むことにした。 また、作中の「私」を綾辻氏自身のことと思って読むと面白い。その妻もいい味を出している。 中盤のギャグのような話も滑っていない。笑うことはないが、何のストレスを感じることなく読めた。 良い点も悪い点も見え隠れする深泥丘病院の奇談集。続ではどんな奇談を読ませてくれるのか乞うご期待。 |
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女心を書くのがうまい誉田哲也氏の新シリーズは「恋愛捜査シリーズ」と言われているらしい。
つまり、人が死なない事件や事故を捜査する物語となっている。 本作の主人公の魚住久江は強行犯係に所属して、誰かが死なずに済むような殺人の一歩手前で踏みとどまらせる仕事をしたいと思う、女刑事。 ストロベリーナイトの姫川玲子シリーズは人が死んでから捜査を行うので、真逆の係に属している。 連作短編となっており、軽い事件や事故を扱うが、被疑者が悪い方向に向かうことのないよう指導する姿が見られ、温かい気持ちで読むことができる。 ハードな話を好む人には物足りないかもしれないが、こんな女性警官がいたら好きになってしまいそう。だから恋愛なのか。 因みに魚住久江は42歳なのでアラフォー、アラフィフの人が読むと尚心情が理解しやすいだろう。 |
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ミステリー要素はほとんど無いが、作者と同年代の80'sROCK世代にお勧めの作品。
音楽鑑賞が趣味、ギター野郎であれば読んで損は無い。 懐かしのバンド名が次々と出てきて、自分の青春時代に戻れるだろう。 バンド結成、解散、ソロ、そして再結成までの道のりを描く中でも、恋愛、友情もあり、楽しく朗らかな気分にさせてくれる。 ありきたりな最後になったが、ミステリーに読み疲れた頭をリセットさせるには持ってこいの1冊。たまには青春ものも良いものだ。 |
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レビューを書きたくて再読みをしてみた。
デビュー作としては合格点ではないだろうか。 映画「エクソシスト」のように「磯良」の人格の時に出る恐怖の表情を刻銘に記して欲しかった。 最後の、まだ何か起こりそうな気配で終わるところで一番怖さを感じたが、全体的に怖さは弱め。 多重人格障害に悩む人達をカウンセリングする心理学者の立場の立って読んでみると面白いだろう。 デビュー作から重厚な文章で読者をズボっとはまらせる筆力には再度驚かされた。 角川文庫と言えば、私が少年時代に読んでいた横溝正史の現役時代から大好きな出版社の一つ。 背表紙が黒枠に緑文字という、コレクションすると壮観であったが、近年は黒枠に白文字と味気なくなってしなって残念な感じをいつも思ってしまう。 |
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これを読むと否が応でも宮崎勉事件を思い出さずにはいられない。
実際の事件と同じように、小説の中でも被疑者の部屋がビデオテープで埋め尽くされており、生々しい強姦現場の映像が明かされる。 個人的には好む内容で読んで後悔することはなかったが、嫌悪感を抱く読者はいることだろう。 また、前置きが長いのも賛否両論あると思う。 誉田氏の描くR18ミステリーは万人には受け入れられないものの、驚きの真相もあり、一体誰が悪かったのかと考えさせられた。 本の中では映像がネットでばらまかれたが、実際の事件の映像はこの世に流れることは二度とないであろう。 |
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ある意味、これが真夏の方程式ではないかと思う。
勿論、これはガリレオ先生=湯川学の物語なので加賀恭一郎は出てこない。 だが、殺されてしまう元捜査一課の塚原という刑事の生前の行動が人情味に溢れていて、加賀恭一郎とシンクロしてしまったのだ。 ガリレオ先生を楽しみながら、加賀も登場しているように感じる本と感じた。 湯川学は子供嫌いで有名だが、今作では恭平君という小学生と行動を共にするところが愉快で楽しい。 また、原作よりも映画の方が面白く泣ける映像に仕上がっているようで、こちらも楽しみだ。 |
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前作の「新参者」part2とも言っても良い加賀恭一郎の人情味溢れる物語。
推理や謎解きというよりも、捜査が進むにつれて被害者や加害者の過去が明らかになっていく警察小説に仕上がっている。 事件とは関係ないような事柄でも捜査の手を緩めない加賀の行動力を改めて思い知らされる。 初期の頃の加賀の捜査方法と今では少し変わってきたかという気がする。 もしくは意図的に東野氏が書き方を変えていったのか? 加賀恭一郎は元々こういう人物というのがこの2作品で分かる。 推理小説という観点で読んでしまうと、「こんな過去があったなんて狡いよ」と誰でも思うはずなので、 読み方は先程の「加賀恭一郎はこういう人物」を認識するのに適した本と言えよう。 犯人には賛否両論あるだろうが、読みやすい警察小説としておこう。 |
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全7話構成の短編集。それぞれに咲谷由伊という同姓同名の女性が登場するが、同一人物ではなく連作短編でもない。
それぞれを個別の短編と見た場合では特に以下の2つが傑作であった。 「再生」 どろどろとしたホラー短編。このお話が一番怖く、背筋がゾッとなる。 「特別料理」 怖いというよりも気持ち悪くなる作品。 世界中でも最も嫌われるあの生物を食べてしまうという、今書いていても、嗚咽したくなる。 絶対に食事前後には読まない方が良いだろう。 角川文庫版では巻末に綾辻氏自らの解説が書いてある。 これら短編を並べた順番には、ある狙った効果があるので順番に読んで頂きたいとのこと。 私も順番に読んだのだが、この効果を察することができなかった。 由伊という女性には各お話で特に関連性が無い、話の内容にも特に繋がりが無いように思えた。 それ以外での効果とは一体なんなのだろう、困惑した、反芻した。 また来たぞ。綾辻氏の読んだ後で悩まされることが。この効果を探るためにもう一度読まなければならないだろう。 短編でも読者を悩ませる、これが綾辻氏の魅力である。二度読み必死。この効果を解説できる時が来た時にもう一度レビューしたい。 |
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誉田哲也氏と言えば、女性ヒロインを主人公にする物語が定番だが、本作は男勝りの警察小説に仕上がっている。
暗闇、陰謀、裏切り、悲しみ、復讐、絶望感が入り乱れるダークな物語だ。 主人公の元捜査一課の津原の視点をメインに進んでいくが、前半と後半では雰囲気を180度変えていく。 雰囲気急変のきっかけは、ある殺人があったことが理由になる。 津原の気持ちになって考えると、それもいたしかたないことなのかと思える。 明るい部分があったのは序章のみで、ほぼ全編ダークが漂うお話で個人的には最高のテイスト。 かつ殺人動機等が納得させられるものであれば最高評価であった。 減点は2つ。 まず人が殺されすぎたこと。今まで読んだ誉田作品の中で一番多いのではないだろうか。 二つ目は殺人動機。そんなことの為に、私利私欲の為に殺人を犯したことへの怒りが半端ない。 なので少し後味が悪いと思ってしまった。 |
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帯や巻末のあとがきにも書いてあるが、東野氏の初期のわけあり物件と言われる短編集。
全8話構成だが、最初の「シャレードがいっぱい」から4話目の「さよならお父さん」までは なぜ今まで発表されずに埋もれていたのかが不思議なくらいの、初期の本格推理路線で書いていた頃の傑作である。 特に以下の二つはその後の東野作品を語る上での原型となっていたのであろう。 「再生魔術の女」 白夜行の唐沢雪穂、幻夜の新海美冬と並ぶ怖い女が描かれた作品。本当に怖いのでご注意。 巻末には単に収録のチャンスが無かった為とある。 「さよならお父さん」 ご存じ東野作品不朽の名作と言われる「秘密」の原型である。 「秘密」を読んで泣いた人たちは大勢いることだろうが、原型ではそこまではなく、happyで嬉しい気分にさせられる。 これはこれでいいのだろう。巻末にも「これを作品として収録するのはどうかと悩んだ」とある。 あと一つ、「ダイイングアイ」と並ぶ駄作を読みたいのならば「20年目の約束」でしょう。 なんのひねりもなく、オチも理解できなかった。 東野ファンの方ならばちょっと一息つきたい時に読んでみてはいかがだろうか。 |
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東野作品を完遂しようとする人間にとっては辛めの評価となるであろう物語。
スキー場に爆発物が仕掛けられ、脅迫されるという設定。 私には脅迫者も、その影の黒幕も容易に想像できてしまったのがいただけない。 犯人側からの視点でも書き、時間の概念も入れて、ハラハラドキドキさせて欲しかった。 全くのハズレではないが、当たりでもないという中途半端な作品。 読んで疲れることはないので東野氏の初心者向きかも。 この出版社から出ている東野作品はスキー・スノボ系なので、それらが趣味という人には好かれるかもしれない。 |
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小説の中で流れる血は血糊ではなく生身の血だ。
ホラー映画の血よりも、プロレスやボクシング等で生身の血が流れる流血試合に興奮される人は読んでみよう。 前作の「殺人鬼 覚醒編」でも有名なホラー映画を例に取りレビューさせて頂いたが、 今作はハロウィンのマイケル・マイヤースの残虐性を数倍アップさせた殺人劇だ。 病院の中での連続殺人が起きるので、「ハロウィン2」をどうしても思い出してしまう。 そして殺人方法は前作ではとにかくグロい表現に固執していたが、今作はそれに加えて痛い表現が多い。 とにかく読んでいると顔が痛くなる本だ。プロレスを例に取りいくつか解説してみる。 口の中にナイフを入れて引き裂く→恐怖!ミスターポーゴが鎌を中牧の口の中でゴリゴリさせる。 耳の中に鋏を突き刺す→ブッチャーがテリーファンクの耳へ五寸釘を突き刺す。 他にもプロレスのデスマッチを彷彿とさせる表現がいくつも出てくる。 肝心のトリックの方は前作よりも弱めだったこと、殺人動機が弱いことに減点。 このような終わり方だと、ホラー映画では殺人鬼は復活するので、いつの日か3作目が出ることを期待する。 |
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