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yoshiki56 さんのレビュー一覧

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レビュー数23

全23件 1~20 1/2ページ
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No.23: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

自殺志願者が新たにやりたいこと

ある自殺志願者がその現場で別の集団自殺者と遭遇する。
その死体をお持ち帰りして新たな目標を得たという、いっちゃってる人の物語。
先日も監禁、死体遺棄した犯人がつかまったが、見事に本の内容とシンクロしてしまった。
現実でも度重なる残虐な犯罪が報道されるごとに大石さんの作品をあてはめている自分がいる。
最後は少し笑いも起こり、少しだけ読後感は上昇した。
死人を恋う (光文社文庫)
大石圭死人を恋う についてのレビュー
No.22:
(7pt)

映画は見てないが面白い

ノベライズ小説は映画そっくりに多少の解説を書き足し出版されるべきであろう。
自分は映画は見てないが、アマゾン口コミでは辛口なレビューが散見されるが、自分は面白いと感じた。
オチは想像できたが、オリジナルの大石作品によくある黒幕が精神異常者であるところもベター。
ラストが違うようなので映画を見たい干渉にかられるが、韓国作品のようなので止めておく。
フリークス以外の方は無理に読まなくても良い。
オールド・ボーイ (角川ホラー文庫)
大石圭オールド・ボーイ についてのレビュー
No.21: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ダークヒーロー

表の顔は優しく患者に接する中絶医師、裏の顔は死に値する人間には容赦はしない殺人鬼。
正にダークヒーロー。殺人しても何だか気分爽快。
大石さんの各作品と設定は微妙に違うが、話の筋は似ていてもなぜだかはまる。

現実の事件も明るみに出る前は(逮捕起訴される前は)、犯人はこんな日常を送っているのかもしれない。
これも後日談を書いてみたい作品だ。
殺人勤務医 (角川ホラー文庫)
大石圭殺人勤務医 についてのレビュー
No.20:
(7pt)

中途半端感は残るが、

バイオレンスホラー。
犯人目線、被害者目線からと視点がころころと変わるが、この書き方は嫌いではない。
先に殺人勤務医を読んだので、またこの話かと思ったが殺人動機が無いよりはましだろう。
血はほとんど出ないが、無差別な恐慌が好きな方は読んでもいい。
正し、自分で完結編を書きたいと思ってしまう内容なので少し中途半端感は残る。
しかし、これが大石作品の神髄。このラストを自分で考えたくなるのがほんと病みつきになる。
新品ではほぼ手に入らないので古本屋巡りが必要!
処刑列車 (角川文庫)
大石圭処刑列車 についてのレビュー
No.19:
(7pt)

映像から見た方が良い

劇場で見て分からなかったので原作を読んでみた。やはり犯行動機は解せないが、犯人は分かりスッキリ出来た。また映像そのままの内容で、映像化を睨んで書いたことが伺われる。続編を匂わせる展開なので、自作に期待したい。
サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)
No.18:
(7pt)

青春ミステリー

こんな青春ミステリーがあってもいいんじゃないか。
シェアハウス「プラージュ」の住民は過去に犯罪を犯し、その彼らが更生をするまで住居を提供する場所。
主人公の一人が職捜しをしながら社会復帰するまでの過程の中で、住民の一人の難事件に全員が団結して解決に導く。
目次にある「記者」が誰?とか「記者」が追う殺人者は誰?という謎解きもある。
こういう青春ともミステリーともとれる物語は、今までの誉田作品には無かったので、新ジャンルへの挑戦と考え、その意欲を称えたいと思う。
でも少しインパクトに欠けている部分はあるので、次回の青春ミステリに期待したい。
プラージュ (幻冬舎文庫)
誉田哲也プラージュ についてのレビュー
No.17: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

いろいろな意味があるサクラ

サクラっていろいろな意味があるのだなと感じた作品。
もちろん樹木の桜、人数合わせの為に呼ぶ人間のことを指すサクラ、そしてこの小説で新しい意味を知った。
警察組織のサクラだ。これは公安部を指すそうな。
でも今回の主人公が警察内部の広報課に属する事務員の女性で、ちょっとタイトルの意味と合わない気がした。
もっとダークな物語を期待していたのだが。
犯人と言うか、誰がサクラかは途中の会話で大体読めてしまうしね。
なぜこの人まで死んでしまう?という不可解な事件や、あのカルト教団って多分オウムのことでしょうしね。構成が雑な感じを受けた。

良いのは米崎県警という架空の地が、佐方弁護士と同じ世界で起こった出来事であることを想像させ、思わずニヤリとするところと、
ラストの続編を匂わせる終わり方だ。これだけで次第点ですな。構成がイマイチでも読ませてくれるので。
朽ちないサクラ (徳間文庫)
柚月裕子朽ちないサクラ についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

誉田氏フリークスは思わずニヤリ

警察小説でもミステリでも青春でもない、「疾風ガール」の流れを組むアクションエンターテインメントな物語。
誉田氏フリークスならば、思わずニヤリとする人物が登場するので、気になる人は「疾風ガール」を読んでみよう。
はっきり言うと、2章くらいまでは面白くない。読む速度も遅かった。
3章目で「QROSの女」視点で書かれてから面白さがぐっとますので、諦めずに読み進めるといいことが起きる。
ラストが少し肩透かしをくらってしまったが、犯人捜しもあるのでミステリ好きにも楽しめると思う。
Qrosの女 (光文社文庫)
誉田哲也Qrosの女 についてのレビュー
No.15: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

マスカレードホテルの前日談

マスカレードホテルで主役を演じたホテルコルテシア東京の山岸尚美と新田刑事の出会う前のお話。
二人が出会う前に京都で起きた事件でニアミスをしていたことに思わずニンマリとするも、物語自体はかなり軽いので、この本単独では読まないことをお勧めする。
「ホテル」「イヴ」でセットで買って読みましょう。
そうか、だからタイトルも「イブ」なのか。今思った。
恐らく第一弾の「ホテル」が好評だったので、そのオマケ的な作品も出しておこうという出版社側の判断か。
にしてもこの二人、加賀恭一郎と並び推理力と洞察力に長けているとので、ここも読みどころの一つ。
オマケ的作品でも全く手を抜かない東野圭吾様、やっぱり凄い!
マスカレード・イブ (集英社文庫)
東野圭吾マスカレード・イブ についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さすがにネタ切れ?

他の方も述べられている通り、新本格への原点回帰らしい。
容疑者全員へ仮面を被らせ、その仮面の種類で人物を表現するところに、十角館で外国の推理作家の呼称で呼んだところに共通点が見える。
迷路館のような大どんでん返しもあるにはある。
名前に注目すれば謎を解く鍵も見えてくる。
そして雪山の閉ざされた邸宅で起こる殺人劇というところは霧越邸の要素もある。

とにかく入れらるものは入れてみて新本格を書いてみました、ということか。
少し入れすぎた感じで、トリックも「あーそういうことね」という印象で、お遊び感覚も見えたか?
文量は時計館と同じくらいだが、あそこまで内容が詰まっていたかと言われると、疑問もある。
ということで、館シリーズとしては個人的には辛めの採点となってしまった。
流石にネタ切れかな?
綾辻氏の解説で、10作目の構想も脳内でもぞもぞしていると書いてるので、あまり焦らずに、そしてなる早で最後の大傑作を書いてもらいたいと思う。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫)
綾辻行人奇面館の殺人 についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

今更ですが読んでみました

私は綾辻行人フリークスで、綾辻氏が師を仰ぐ島田荘司氏ではあるが、未読であった。
綾辻氏の館シリーズで登場する島田潔という人物は、島田荘司の「島田」と御手洗潔の「潔」を掛け合わせたのが名前の由来。と、これは有名な話か。
綾辻氏の作品をほぼ完遂した今、次はどの作者をと思って手に取ったのが、島田氏である。

そしてこの「占星術殺人事件」、読み易いかと言われると、序盤の手記には理解に苦しんだのと、東経の下りが難しかった。
御手洗と石岡の薀蓄合戦が不要かと思われたりもした。
パクリで有名と言われているトリックだが、自分は初読で新鮮で大いに悩み楽しませて頂いた。
犯人ももちろん斬新で想像はしつつもありえないよなあ、と考えていたところでの指摘に唖然。
こんな時代だからこんなトリックが用いられ40年以上も迷宮入りしてたのかと、改めて考えさせられた。
総合的に考えてデビュー作品では素晴らしいと言わざるを得ない。
また、途中で「材料は揃った。推理せよ」という1枚が2度に渡って出てくるところで、綾辻氏もここを習っていたのかと思った。
島田作品、今後も読んでいこう。
占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.12:
(7pt)

またまた咲谷登場

綾辻氏はこれをどんなテーマを描いて書いたのかが良く分からなかった。
無理に納得しようとすれば怪談ではなくて奇談というところか。
続へ続き、更に続々へと続くようだが、今後どんな展開に持って行くのかが逆に楽しみだ。

特筆すべきは、またまた登場する咲谷由伊という人物。今回は深泥丘病院の看護師という役どころ。
もうしつこいというよりも、綾辻氏のホラー怪談系には欠かせない存在となっているので、もう咲谷由伊は必ず登場すると思い込むことにした。

また、作中の「私」を綾辻氏自身のことと思って読むと面白い。その妻もいい味を出している。
中盤のギャグのような話も滑っていない。笑うことはないが、何のストレスを感じることなく読めた。
良い点も悪い点も見え隠れする深泥丘病院の奇談集。続ではどんな奇談を読ませてくれるのか乞うご期待。
深泥丘奇談 (角川文庫)
綾辻行人深泥丘奇談 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

恋愛捜査シリーズと呼ばれているらしい

女心を書くのがうまい誉田哲也氏の新シリーズは「恋愛捜査シリーズ」と言われているらしい。
つまり、人が死なない事件や事故を捜査する物語となっている。
本作の主人公の魚住久江は強行犯係に所属して、誰かが死なずに済むような殺人の一歩手前で踏みとどまらせる仕事をしたいと思う、女刑事。
ストロベリーナイトの姫川玲子シリーズは人が死んでから捜査を行うので、真逆の係に属している。

連作短編となっており、軽い事件や事故を扱うが、被疑者が悪い方向に向かうことのないよう指導する姿が見られ、温かい気持ちで読むことができる。
ハードな話を好む人には物足りないかもしれないが、こんな女性警官がいたら好きになってしまいそう。だから恋愛なのか。
因みに魚住久江は42歳なのでアラフォー、アラフィフの人が読むと尚心情が理解しやすいだろう。
ドルチェ Dolce (光文社文庫)
誉田哲也ドルチェ についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

80'sROCK世代にお勧め

ミステリー要素はほとんど無いが、作者と同年代の80'sROCK世代にお勧めの作品。
音楽鑑賞が趣味、ギター野郎であれば読んで損は無い。
懐かしのバンド名が次々と出てきて、自分の青春時代に戻れるだろう。
バンド結成、解散、ソロ、そして再結成までの道のりを描く中でも、恋愛、友情もあり、楽しく朗らかな気分にさせてくれる。
ありきたりな最後になったが、ミステリーに読み疲れた頭をリセットさせるには持ってこいの1冊。たまには青春ものも良いものだ。
レイジ (文春文庫)
誉田哲也レイジ についてのレビュー
No.9: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

デビュー作としては次第点

レビューを書きたくて再読みをしてみた。
デビュー作としては合格点ではないだろうか。

映画「エクソシスト」のように「磯良」の人格の時に出る恐怖の表情を刻銘に記して欲しかった。
最後の、まだ何か起こりそうな気配で終わるところで一番怖さを感じたが、全体的に怖さは弱め。
多重人格障害に悩む人達をカウンセリングする心理学者の立場の立って読んでみると面白いだろう。
デビュー作から重厚な文章で読者をズボっとはまらせる筆力には再度驚かされた。

角川文庫と言えば、私が少年時代に読んでいた横溝正史の現役時代から大好きな出版社の一つ。
背表紙が黒枠に緑文字という、コレクションすると壮観であったが、近年は黒枠に白文字と味気なくなってしなって残念な感じをいつも思ってしまう。
十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)
貴志祐介十三番目の人格 についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ガリレオ+加賀=東野集大成

ある意味、これが真夏の方程式ではないかと思う。
勿論、これはガリレオ先生=湯川学の物語なので加賀恭一郎は出てこない。
だが、殺されてしまう元捜査一課の塚原という刑事の生前の行動が人情味に溢れていて、加賀恭一郎とシンクロしてしまったのだ。
ガリレオ先生を楽しみながら、加賀も登場しているように感じる本と感じた。

湯川学は子供嫌いで有名だが、今作では恭平君という小学生と行動を共にするところが愉快で楽しい。

また、原作よりも映画の方が面白く泣ける映像に仕上がっているようで、こちらも楽しみだ。
真夏の方程式 (文春文庫)
東野圭吾真夏の方程式 についてのレビュー
No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人情味溢れる物語

前作の「新参者」part2とも言っても良い加賀恭一郎の人情味溢れる物語。
推理や謎解きというよりも、捜査が進むにつれて被害者や加害者の過去が明らかになっていく警察小説に仕上がっている。
事件とは関係ないような事柄でも捜査の手を緩めない加賀の行動力を改めて思い知らされる。
初期の頃の加賀の捜査方法と今では少し変わってきたかという気がする。
もしくは意図的に東野氏が書き方を変えていったのか?
加賀恭一郎は元々こういう人物というのがこの2作品で分かる。

推理小説という観点で読んでしまうと、「こんな過去があったなんて狡いよ」と誰でも思うはずなので、
読み方は先程の「加賀恭一郎はこういう人物」を認識するのに適した本と言えよう。
犯人には賛否両論あるだろうが、読みやすい警察小説としておこう。
麒麟の翼 (講談社文庫)
東野圭吾麒麟の翼 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ハズレではないのだが

東野作品を完遂しようとする人間にとっては辛めの評価となるであろう物語。
スキー場に爆発物が仕掛けられ、脅迫されるという設定。
私には脅迫者も、その影の黒幕も容易に想像できてしまったのがいただけない。
犯人側からの視点でも書き、時間の概念も入れて、ハラハラドキドキさせて欲しかった。

全くのハズレではないが、当たりでもないという中途半端な作品。
読んで疲れることはないので東野氏の初心者向きかも。
この出版社から出ている東野作品はスキー・スノボ系なので、それらが趣味という人には好かれるかもしれない。
白銀ジャック (実業之日本社文庫)
東野圭吾白銀ジャック についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

気持ち悪くなるレビューでご免なさい

小説の中で流れる血は血糊ではなく生身の血だ。
ホラー映画の血よりも、プロレスやボクシング等で生身の血が流れる流血試合に興奮される人は読んでみよう。

前作の「殺人鬼 覚醒編」でも有名なホラー映画を例に取りレビューさせて頂いたが、
今作はハロウィンのマイケル・マイヤースの残虐性を数倍アップさせた殺人劇だ。
病院の中での連続殺人が起きるので、「ハロウィン2」をどうしても思い出してしまう。

そして殺人方法は前作ではとにかくグロい表現に固執していたが、今作はそれに加えて痛い表現が多い。
とにかく読んでいると顔が痛くなる本だ。プロレスを例に取りいくつか解説してみる。
口の中にナイフを入れて引き裂く→恐怖!ミスターポーゴが鎌を中牧の口の中でゴリゴリさせる。
耳の中に鋏を突き刺す→ブッチャーがテリーファンクの耳へ五寸釘を突き刺す。
他にもプロレスのデスマッチを彷彿とさせる表現がいくつも出てくる。

肝心のトリックの方は前作よりも弱めだったこと、殺人動機が弱いことに減点。
このような終わり方だと、ホラー映画では殺人鬼は復活するので、いつの日か3作目が出ることを期待する。
殺人鬼  ‐‐逆襲篇 (角川文庫)
綾辻行人殺人鬼II についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

タイトルはイマイチだが中身はそこそこ

東野圭吾久しぶりの本格推理ではなかろうか。
自殺、バス事故、そして脅迫とスリルとサスペンスが交錯し、最後の首謀者の告白に驚嘆させられた。

この小説のコンセプトは「生みの親と育ての親」。これにカッコウの生態が似ていることからこのタイトルなのか。
最後の方に「カッコウ」を語る文章が出てきたので、タイトルは後から付けられたと予想する。
にしても、ミステリーものにこのタイトルは無いだろう。
インパクトに欠けるし、面白そうと思って手に取る人は少なそう。恋愛ものなら有りだと思うが。
東野ファンなら読むべきマスト本だが、初心者にはとっつきにくいという印象。

それと最近の東野さんの文章の書き方にも変化があるような気がする。
文が「~した」で終わるのが圧倒的にに多いのだ。
これでは一文で途切れてしまう感じがして、前後の文章との繋がりがあやふやになってしまう。
読んでいてなんか気持ちが入ってこない。もちろん段落の最後で「~した」は結構なのだが。
最近、他の作家の本も読むようになったので、読みづらくなったという感想を持ってしまった。

と、このように段落の最後でなら「~した」は全く違和感なく、次の文章を読めますよね。
他のこの本を読まれた方はどのように思われたのか気になるところ。
育ての親の自殺の原因がなんとなくわかりづらかったが、それでも面白いのは変わりない。
カッコウの卵は誰のもの
東野圭吾カッコウの卵は誰のもの についてのレビュー


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