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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数213

全213件 161~180 9/11ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.53:
(6pt)

ちょっと物足りないかもしれませんが

記憶シリーズを読破された方には物足りないかもしれません。
今回はミステリーというよりも、親子関係を中心に書かれているので
ドキドキハラハラをお望みの方にはお薦めできません。
クックの小説が好きなので続けて読んでいますが。

題名と表紙についてのお願いです。出版社の方はもう少し力を入れてください。
せっかくのクック氏の作品が泣いてます。

蜘蛛の巣のなかへ (文春文庫)
トマス・H・クック蜘蛛の巣のなかへ についてのレビュー
No.52:
(4pt)

はじめての「フリードマン」作品

ミステリーは、
アクションがあってもなくても
恋愛関係があってもなくても
時代がいつであれ、国がどこであれ
主人公がやっぱり中心になりますよね。

主人公に全く思い入れができない残念な小説でした。
二作目はもう要らないかな。

もう過去はいらない (創元推理文庫)
No.51:
(5pt)

うーん、二作目は要らないかな

こういう展開なのですね・・・というのが率直な感想です。
古い本でも時代を感じさせないものもあれば、この本のように妙に時代めいてて
古くさくて、とても人様にお薦め出来ないものも。
「殺人症候群」も読んでみたいと思っていたのですが、やめておきます。

心ひき裂かれて (角川文庫)
リチャード・ニーリィ心ひき裂かれて についてのレビュー
No.50:
(6pt)

今までに無いミステリー内容でした

年間100冊近くミステリーを読みますが
今まで読んだことのない展開で、どんどん読み進められました。

ただ、細かく言うと、「あれ?」と思うところもありで・・・。(子供の様子について)
作者が子育てをした人なのか否なのか、それは不明ですが
こんなに簡単にいくかな?と、ちょっと現実離れした点もありました。

ともあれ、秋の夜長に刺激的な(初めての展開という点で)本もいいのではないでしょうか。


スーツケースの中の少年 (講談社文庫)
No.49:
(5pt)

最後まで読ませる!って難しい

ミステリーは(結末がどうであれ)最後まで読ませることが難しい。
(ミステリーファンは最後がどうなるのか、知りたいから読んでいる?)
少なくとも、私はどういう内容の小説であれ、最後まで必ず読む方です。

青チョークの男は、出だしは「この先面白くなりますよーー」
でも、段々尻すぼみ・・・・。

ミステリーって、やっぱり難しい。


青チョークの男 (創元推理文庫)
フレッド・ヴァルガス青チョークの男 についてのレビュー
No.48:
(5pt)

本格派ミステリーがお好みの方へはお薦めです。

様々なミステリーを読んで思うことは
私は本格派と言われるミステリーよりも、ドロドロとした?推理物が好みなのだと。

内容は定番商品過ぎて、昔はこれで良かったのかも知れない。
でも、今は携帯にコンピューターに電子メディアにインターネットの時代だから
最近のミステリーがお好みの方には少々古くさく感じるかもしれない。

骨と沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
レジナルド・ヒル骨と沈黙 についてのレビュー
No.47:
(6pt)

トムクルーズファンの方にはお薦めです。

半分以上読んでから、表紙の写真がトムクルーズだと気付いて。
主人公の身長は195センチで、体重(たしか)95キロ。
トムと全然違う・・・・。
写真を見ちゃったもんで、小説の主人公がトムの顔になってしまうし
でも、小さいトムがチラチラよぎって邪魔をするし・・・。

作者のイメージは、身体はブルースウィリスをもう少し体格よくして(ブルースは183センチぐらい)
顔はウィリアムハートらしい・・・。
ということは、身体がデッカくて、知性もあるということ?
まあ~映画はヒットしたらしく、二作目も出来たらしいので、トムファンの方にはいいのかもしれない。
私は小説派なので、映画は見ないことにしよう。


アウトロー 上 (講談社文庫)
リー・チャイルドアウトロー についてのレビュー
No.46:
(6pt)

アメリカ深南部

アメリカ深南部という言葉を初めて知りました。
改めて考えてみると、私は小説でも映画でも俳優でも、南部が好きなのだと。

「ねじれた文字、ねじれた路」に惚れて?フランクリン二作目でした。
短編のみなので、腰を落ち着けて読みたい人には少々物足りないかもしれない。
でも、初めての「フランクリンもの」なら、きっと好きになると思います。
彼は外堀を埋めながら、そっち近づき、そして捉えて離さない。

もっともっと彼の小説が読みたい!!
熱望です。

密猟者たち (創元コンテンポラリ)
トム・フランクリン密猟者たち についてのレビュー
No.45:
(6pt)

再読はないと思うけど

よく出来た小説だと思います。
難点は、策に溺れた感がなきにしもあらず・・・・。
テオリン氏の文章力は他よりも抜き出ているのだから(もちろん翻訳も)
自然を自然のままに、人を人のままに描いてちょっぴりミステリー風味が良いと思うのだけど。




黄昏に眠る秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ヨハン・テオリン黄昏に眠る秋 についてのレビュー
No.44:
(6pt)

ちょっと酸っぱいワインを飲んだあとのような

酸っぱさだけが舌に残ってしまう。
期待して読んだ割には、つまらなくて、とても人にお勧め出来る内容ではないのですが、でもなんだろう・・・。
ずっと記憶に残ってしまう小説なんですよね。
ほとんど記憶に残らない本もあるというのに、この本は忘れられない。

でも、再読はちょっと辛いかな。




わらの女【新訳版】 (創元推理文庫)
カトリーヌ・アルレーわらの女 についてのレビュー
No.43: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

スティーブンキングの

「ニードフルシングズ」って、好きなんですよね。
(評判はイマイチ?かもしれませんが)
そのニードフル的な(もっと現実的な)町にハードボイルドな探偵がやってきて・・・。というお話し。

「血の収穫」あるいは「赤い収穫」の方が一般受けはいいかもしれません。
特にハードボイルドなので男性は好みかもしれません。
でも、私はやっぱり「ニードフルシングズ」の方が断然好みです。


血の収穫 (創元推理文庫 130-1)
ダシール・ハメット血の収穫(赤い収穫) についてのレビュー
No.42:
(5pt)

はまる人もいるかも?しれない

初めての「ハーカウェイ」でした。
話がゴチャゴチャし過ぎてて「読みにくいな~、しかも長っ!」
話の飛ばし方が誰かと似てる・・・ギャグ・異色・突飛な発想・・・
伊坂幸太郎氏の小説は三作ぐらい読んでいると思います。
彼と似てるなぁ~と。

あ~本格化小説、それも飛びっきりのミステリーが読みたいなぁ~というのが読後の感想です。


エンジェルメイカー
No.41:
(4pt)

悪くない!でも、良くもない・・・。

ミステリーの構成、人物像、歴史観。
とりまくものは良く出来ているのだけど、文章が読みにくい!
これって何だろう?
翻訳のせい?それとも、元々の内容が凝り固まった文なのか・・・

出だしは良かったのだけど、途中止めようかと思うほどで・・・。
でも、最後まで読んだからといって、特別感動もありませんでした。


樽【新訳版】 (創元推理文庫)
F.W.クロフツ についてのレビュー
No.40:
(5pt)

何がしたかったんだろう???

ミスティックリバーが好きだったので、(きっと面白いだろう)と期待を膨らませながら読みはじめたのですが・・・・

はっきり言って、ルヘインには(こういう小説)は無理だと思います。
路線的には「ジェイムズエルロイ」
でも、エルロイのような徹底的に「潰す」ようなことはしない。
読み手が「そこまでしなくても!」と思うほど非情でもない。

彼は映画の「スタンドバイミー」みたいな?少年を主人公にした小説を書いて欲しい。
(ミスティックリバー路線の)

(本題から外れますが)
改めてジェイムズエルロイの凄さ?容赦ない筆致に改めて感心ですわ。




過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
デニス・ルヘイン過ぎ去りし世界 についてのレビュー
No.39:
(6pt)

慣れるまでは大変!

初めての「テオリン」
風景描写から想像するものが即座に浮かばなくて最初はすごく読みにくい小説でした。
半分を過ぎると段々と作者が表現するものが割と掴めるようになって、最後まで読めました。

感想としては、もう少し「テオリン」を読んでみたい。
物語が終わって、「ハイ!おしまい!」とはならず、久々余韻を楽しめる作品でした。

冬の灯台が語るとき (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ヨハン・テオリン冬の灯台が語るとき についてのレビュー
No.38:
(6pt)

「前世療法」がお好きな方なら

たぶん、「アイコレクター」もいけると思います。
彼の作品の中では「前世療法」が一番気に入ってます。
「ラジオキラー」は全く分からず、途中で投げ出したいくらいでした。
(でも、そんなに期待しないでくださいね!)
アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)
No.37:
(5pt)

とにかく長い!長すぎる!

長編ものでも楽々読める私ですが
この「アップカントリー」は長すぎました。
長い割には面白みに欠けている。

男女が一緒になって解決する推理小説よりも、ガンガン突き進む主人公が好みなのだろう。一匹狼的な?
それと、ベトナム戦争ものは背景が悲惨すぎて読む気が起こらないのもあるかも。
「将軍の娘」で大活躍した主人公が全く魅力がなくなっていて、ちょっとガッカリものでした。



アップ・カントリー〈下〉―兵士の帰還 (講談社文庫)
ネルソン・デミルアップ・カントリー についてのレビュー
No.36: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

語り手の重要性

トリックは何処かで似たようなものを読んだような・・・。
登場人物も書き尽くされた感あり。

平凡な推理小説であっても、語り手次第では魅力的に読者は思うもの。
まあーこれが作家の腕によるところでしょうが。
期待して読んだわりには、どうでもよい内容でした。

髑髏城【新訳版】 (創元推理文庫)
ジョン・ディクスン・カー髑髏城 についてのレビュー
No.35:
(6pt)

二作目が面白いってあるの?

ナイスヴィルはあまり面白みもなく、話がゴチャゴチャしすぎてて
決して人にお勧めできるものではありませんでした。
確か投稿にも「もう二作目はいいかな?」なんて書いてたと思いますが
初めだけでも読んでみようと思って読み出したら、これがまあまあいいんです。

一作目で登場人物も話の方向も分かっているから面白いのか
或いは、話自体が面白いのか・・・・両方でしょうか。

途中一作目の軽い粗筋も書いてあるので、最初から「ナイスヴィル2」でもいいかも。

「ナイスヴィル3」も出ているみたいなので、是非読まねば。
ナイスヴィル2〔上〕忍び寄る闇 (ハヤカワ文庫 NV)
No.34:
(6pt)

手法に慣れてくると

読みやすい作家ではないでしょうか。
前回読んだ「喪失」は、初めてということもあり、とても読みにくく
主人公をはじめ登場人物の名前が男なのか女なのかもピンとこなくて・・・。

英語圏以外の作家の場合、登場人物の名前をしっかり頭に入れて
「この人って?」と思った時は面倒がらずに最初のページで確認することが大事ですね。
まあー基本なのですが。

題名は「人形」じゃない方がいいのでは??
あと、いつかは結末を迎えるのだろうけど、この回でしっかり終わってほしかった。
或る部分を引っ張るのは、主人公とそれを取り巻く人間が魅力的な場合だけ有効で
あまり魅力を感じない人達のことなんて、私はどうでもいいかな?

いつも投稿は短めの私だけど、これだけ普段より長く書いているということは??
色々言いつつ、結構気に入っている作家なのかも。

人形(ひとがた)
モー・ヘイダー人形(ひとがた) についてのレビュー