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プラ・バロック



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【この小説が収録されている参考書籍】
プラ・バロック
プラ・バロック (光文社文庫)

プラ・バロックの評価: 3.21/5点 レビュー 24件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(1pt)

小学生の作文

駄作。読むに堪えない幼稚で単調な文章。◯◯が言った、◯◯は△△した。等というまるで小学生の作文のようでひどいもんだった。数ページで嫌になって捨てました。
プラ・バロック (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:プラ・バロック (光文社文庫)より
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No.23:
(4pt)

女性主人公クロハがいい

集団冷凍自殺が立て続けに起こる。その一方で首を切り裂いた連続殺人事件も起こっていた。小説の世界なので、これが関係ないわけがないのだが、ある共通点にあとで気付くことになる。機動捜査隊の女性隊員クロハは集団自殺の捜査に当たるが、捜査主任のカガといきなりぶつかることになって仕舞う。クロハが訪れるインターネット上の仮想空間が事件の鍵を握っているのだが、登場人物の名前がのきなみカタカナになっているのは、仮想空間の雰囲気を小説全体に漂わせるためかもしれない。さて成功しているか。
主人公のクロハは、同じ作者の別シリーズのイルマほど強烈ではないが、活力があって結構魅力的だ。ストーリーも後半になるにつれ盛り上がり面白い。
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No.22:
(4pt)

なかなかgood!

中盤までちょっと退屈だったが、それを過ぎた辺りから急に話が面白くなって一気に読めた。話も二転三転してクライマックスもきっちりあって面白かったです。
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No.21:
(5pt)

天に上る心地

他の方たちのレヴューを読んで、いささか腹が立ったので、私の意見を述べる。といっても、かなり前に読んだ作品なので、冒頭とラストしか覚えていない。森博嗣の『すべてがFになる』ほど重量感のある作品ではないが、仮想空間と現実がともに「リアル」なゲンジツなんだという構造は見事。とくにラストのシーンは素晴らしく、天に昇っていく心地がした。
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No.20:
(5pt)

ラブバロック

テレビで見て原作を読みたくなり購入しました。商品はとても満足しております。有難う御座いました。
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No.19:
(2pt)

新人と考えるといいほうなのかな?

ミステリーの新人賞をとったそうですが、そのべた褒めな解説のわりに、うーんなんか一ひねりないというか、
肝心の「蝶」の話とか若干意味不明というかそんな自己満足にみんなのってくるかねはたしてという感じだし、
最近多い「設定は面白いけど、動機が弱い」ミステリーのひとつ程度にしか思えませんでした。
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No.18:
(4pt)

新人賞受賞の帯で、購入。楽しめた。

帯に魅かれて、購入。
面白かった。
全編通して雨が降っている。
暗い、湿っぽい。
その中で展開していく事件も暗い。
気味が悪い。
その思い感じが面白い。

女性刑事のクロハ。
女性警察官のハラ。
技術担当のサトウ。
憎まれ上司のカガ。
怪しい男タカハシ。
クロハの姉。
それぞれに、興味深い。
映像化されるということだが、楽しみ。
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No.17:
(3pt)

表紙に惹かれて

面白いですけど(^。^;) 容姿端麗、切れ者、銃の名手。人を威圧する&彼女の為に人が不幸に…酷い。スパーヒロイン登場ですね~。
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No.16:
(2pt)

選考委員絶賛?

風景といい、人物の設定まわりといい、トリックといい、サイバーパンクを彷彿させる
情緒の欠片もない荒みきった雰囲気は、サスペンスとして一級品の出来だと思う
それだけで結構読むことができたので、新人賞の作品としてはまずまずの出来だと言っていいだろう。

しかし、選考委員が絶賛するほどの出来かというと、さすがにそうは思えなかった。
他に匹敵するほどの候補作がない、穴を見つけるのに苦労してようやく見つけたなどと
解説に書いているが、一体どこまで本気で言っているのか判断に困ってしまうところである。
このミステリーなんたらは余程レベルが低い新人賞なのか、審査委員がボンクラなのか。

風呂敷を畳むのに必死だったのか、事件の処理がやたらと説明的すぎて
展開に起伏がなく単調さは否めないし、キャラクターも物語を進める為の駒のようになってしまっているし、
探せば探すほど、粗が出てくる作品だったと自分は思うのだけども
最初にふれたように読めるのでそこそこではある。しかし傑作には程遠い。

この新人賞の雲行きは怪しい・・・
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No.15:
(4pt)

新鮮♪

良い意味で、フツーにおもしろかったですし、読み応えアリ! でした。

ボクは、何の予備知識なしに、文庫本の裏なりに書かれたあらすじだけ読んで「おもしろそう!」って思った本を購入します。

日本ミステリー文学大賞の新人賞受賞も、読み終えた後で解説を読んで「へぇ」って思ったし、「なるほど」とも思いました。
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No.14:
(3pt)

優等生的警察物

苦悩多き主人公、上司との軋轢、警察同士の駆け引き、犯人との対決と
まさに警察物でありがちなネタを模範的に詰め込んだ感じの作品だが悪くは無い
ただネットを通じた集団自殺事件がメインテーマなのだが、ネットに関する描写が少なく
その辺はいまいち
なぜか登場人物の名前がカタカナ表記だったりやや不満点はあるものの、
まあそこそこ楽しめる作品ではあるだろう
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No.13:
(1pt)

駄作としか思えない

登場人物が誰もかれも倒置法で喋るのが地味に気になった。
そのせいなのかどうなのか、
人物像がどうも曖昧になってしまっているような。
あとちょっと犯人無双すぎませんか。
そのうえ、話のスピード感もなく、ダラダラした終盤にあきれてしまった。
何もかもがひどいと思う。
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No.12:
(4pt)

抑制と寂寥感

最近、女性警察官を主人公に据えた警察小説が、よく平積みしてるな、と思って手に取った。

警察小説の中でも、肉感的な描写は少なく、仮想世界との絡みやカタカナで表記される名前など、無機的で透明なものになっている。

この書き方は、アレルギーのある人は受け付けられないだろうなという感じだけど、何となく虚しくなる世界観はいい。

序盤、散文的すぎて物語に入り込みにくいところがあるが、続編も続けて読みたい。
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No.11:
(4pt)

「ハードボイルド+仮想現実」の面白さ

本作品は、第12回(2008年)日本ミステリー大賞新人賞受賞作ということだが、最近まで著者の名前すら知りませんでした。
先日読んだ日本推理作家協会編纂のアンソロジー<ザ・ベストミステリーズ2010>収録の短編【雨が降る頃】が良作であったので、手に取ってみることに。

本作品の主人公は、【雨が降る頃】と同じで、東京に隣接する県警本部機動捜査隊分駐所所属の女性警察官「クロハ」。
所管の臨港署の管轄内の貸しコンテナで、冷凍された14の死体が発見された。
集団自殺と思われた事件だが、同じような死体発見が相次ぐ。
並行して、自室で頸動脈を切り裂かれるという殺人事件も連続して発生。
「クロハ」は凍死体の捜査班に配属され、捜査を進めるが…。

本作品の一番の特徴は、登場人物が全員カタカナ表記となっていること。
このことにより、本格ミステリの構成でありながら、冷徹な視点に貫かれた、ハードボイルド小説のような作品世界を構築するのに成功していると感じました。

二番目の特徴は、「アゲハ」という人物が登場する、ネット上の仮想空間での出来事が、ところどころに差し込まれていること。
「クロハ」の活躍する世界も無機質な感じであるため、このふたつの世界が違和感なく作品内で並行的に存在しており、独特の作品世界が描写された作品と感じました。

そして、最後の真相の部分ですが、「驚愕の結末」というほどではありません。
でも、この結末は、無機質で冷徹な視点で描かれた作品だからこそ、活きてきているものと思います。
同じ結末を他の作風で使ったなら、凡作になっていたのではないか。

著者は、まだ作品数は少ないようですが、「クロハ」を主人公にした続編の長編も出ているようで、独自の世界観が今後も楽しみな作家と感じました。
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No.10:
(3pt)

あともう少し

掴みはOK、展開は…なんというか、ちょっと物足りないかなぁ。
それぞれの事件がどうやってリンクしていくのかと序盤は結構楽しんで読んでいたのですが、
終着点に「ふーん」くらいしか感想がなく…。
登場人物の肉付けが甘いからでしょうか。
でもさくさく読みやすい文章は好印象。
次作も機会があれば読んでみたいです。
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No.9:
(3pt)

確かに異色作ではある

港の冷凍コンテナから14体もの凍死体が発見された――。
そんな出だしは戦慄の先行きをイメージさせ、いやがうえにも期待させられてしまう。
初めのうちは登場人物がカタカナで記され、無機質なムードがより際立つよう工夫もされている。
さらには電脳空間による、なにやら妖しげな仕掛けまで……。
となれば『新感覚』とか『異色』といったキャッチフレーズも素直にうなずける。
ただし、警察小説として読むとそれほど真新しくは感じられなかった。
孤高のヒロインが差別や中傷と戦いながら捜査に邁進する〜 という展開は女刑事モノの王道だし、
主人公のみが真相に迫れるよう、脇役陣が(口で言うほど)賢くないのもよくあるパターン。
それゆえ帯の惹句を真に受けると肩透かしを食らうことになるかも。
とはいえ作品のクオリティは水準以上だと思う。文体にも独特の『色』がある。
本作には続編があるようなので、著者が本当に『最強新人』であるかはそれを読んで判断したい。
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No.8:
(4pt)

好きだな、この孤独感、この都会らしさ

当初、人物名がすべてカタカナ表記だったのがなじめなかった。何だか、中高校生向けノベルの印象で。しかし、面白いことに、その方かな表記が、徐々に、この無機的で非現実的でしかし都会らしい事件とその記述にぴったり似合っていることがわかった。実際、終盤、これらが漢字で書かれたときの、なんと違和感のあったことか。

孤独できちんと能力もある(特に射撃のね)魅力的な女性刑事の登場はうれしい。
これまでの多くの女性刑事とはまた違う、何とも言えない孤独感とどこか触ると切れそうなところ、そしてなにより電脳仮想空間への入り込み方が魅力になっている。

何かで新人賞をとったとかいう予備知識も何もないまま手に取ったが、正解だった。
今まで接したことのない、非常に現代的、都会的な作品で気に入った。
周辺におもしろそうな人物もそこここあり、次作以降も楽しみだ。

☆一つの減は、終盤若干息切れと言うか拙速の感があったから。
ま、こちらも(気が入って)焦って読むから、ちょうどいいのかもしれないけどね。
プラ・バロック (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:プラ・バロック (光文社文庫)より
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No.7:
(3pt)

発端は非常に魅力的

冷凍倉庫で見つかる大量の自殺死体という発端は非常に魅力的でした。あとはキャラクターにテコ入れをしてもらえたら……。
 描かれているのは古いタイプの主導権争いや女性への差別で、中で突っ張る主人公クロハは、比較的よく見るタイプの優等生的な女性警察官でした。もう少し特徴が欲しいと感じました。

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No.6:
(3pt)

Vシネマ臭がする良作

なかなかTV的、いやVシネマ的。
美女の射撃の名手の刑事、イヤミな上司、謎の死体、怪しげなヤクザなどなかなか魅力的な登場人物。キャストもいろいろ想像できるのも楽しい。
ラストの事務所のアクションシーンも映像にしたら面白そう。
電脳空間の内容はかなりご都合的だが、ほとんどのシーンが夜か雨というダークな雰囲気はなかなか興味深い。
今後に大いに期待する作家です。
プラ・バロック (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:プラ・バロック (光文社文庫)より
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No.5:
(3pt)

新人賞ですから

面白く読みました。
工業地帯の埋立地。冷凍コンテナで発見された14体の凍死体。警察は密航者の可能性と発表。
捜査にあたるのは神奈川県警機動捜査隊に所属する女刑事クロハ。
クリハ、クロハユウ・・・。どんな字を当てるのだろうと190頁まできてしまった。
やれ、やれ、「黒葉佑」なのか。
事件は意外な展開をみせる。
コンピュータの知識がないと、うん〜と考え込む場面もあるが、
ダークでいつも雨が降っていて、インダストリアルな舞台は、映画「ブレードランナー」や「ブラックレイン」を連想させる。
この質感(空気)が作品のポイントになっているのではないかと思う。
プラ・バロック (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:プラ・バロック (光文社文庫)より
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