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(短編集)

九杯目には早すぎる



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九杯目には早すぎるの評価: 3.21/5点 レビュー 14件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(2pt)

悪くは無いけど良くもないですね。

悪くは無いけど良くもないですね。引きずり込まれる前に終わる作品ばかりで、真相をあいまいにする作品があるのも不快と言うかイライラいます。しょせんそれだけの力量しかないのでしょう。
九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)Amazon書評・レビュー:九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)より
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No.13:
(4pt)

基本的にはオーソドックスな短編ミステリー

雪に埋もれた山荘や宇宙人の犯人などは出てきません。身近で起こりそうな物語です。私の好きなタイプです。一時間以内に一話読めます。

しかし、いやな奴がたくさん出てくるので、読後感が悪い作品が多いです。

最後の、キリング・タイム、は賞を受けただけあってこの中ではベスト作品だと思います。

また、非常にに短い作品もいい作品だと思います。そういう作品ばかりを集めた文庫本も最近発売されたようなので、そちらも読んで見ようと思います。 


九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)Amazon書評・レビュー:九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)より
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No.12:
(3pt)

酒の失敗

2005年に出た単行本の文庫化。
 短編/ショートショートが9篇収められている。
 タイトルのとおり、パロディとギャグにあふれた一冊だった。酒にからむ物語も多く、一杯やりながら読むと雰囲気が出るかも知れない。しかし、9杯は飲み過ぎだろう。
 著者の作品を読むのは初めてだったのだが、次に手を出すかちょっと迷う。この人の笑いのセンスに付いていけるかが分かれめだろう。

九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)Amazon書評・レビュー:九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)より
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No.11:
(1pt)

「ナゾを解け!」って感じのクイズ本を書けば

 この作者はいかに読者にミスリードさせるかということを一番のテーマに作品を書いているようですね。騙し絵作家って感じです。好きな人には嵌るんでしょうが僕には全然ダメでした。「ナゾを解け!」っていう類のクイズ本やゲームだっていうなら分かるけど、小説としては全然物足りないです。さらに全てがほぼバッドエンドだっていうのもイヤ。小説としては物足りないけど最後はほんわかいい気分というなら読む価値もあろうかと思うのですが。裏表紙の「哀れにも可笑しい上質のミステリー」という紹介文に、ユーモアのあるテイストを期待したのが間違いでした。哀れ極まりないだけで可笑しさはちっともでした。
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No.10:
(4pt)

軽やか・爽やか・スマート小説。

爽やかな表紙と同じくらい、すっきりとスマートな、軽やかな小説。
超のつく2ー3ページのショートショートと短篇が順番に現れる構成もあって、
飽きることなく読めた。
表紙のようなおしゃれなバーに集まる仲間たちの間で語られる不思議な事件を解決?
カクテルなどにまつわる短編集?なんて無意識のうちに予想していたけど、
お酒は登場はするものの、ストレートには絡まない。
寿司屋の日本酒、中華で焼酎、バーでカクテルと、
出てくるお酒もシチュエーションもばらばらで、カラフル。
キリングタイムという最後の短篇で賞をとったように聞いたけれど、
あたしはちょっとショックだったが最初の小説が一番面白かった。
お酒の知識なんてなくとも楽しめるし、
ちょこっとさりげなく紹介される参考文献もいい。
作者が推理小説を楽しんでいるのが伝わる一作。お薦めです。
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No.9:
(4pt)

騙されたくない人にはおすすめしません。

書店でコーナーができていて,面白そうだったので購入。著者のデビュー作。これが面白い。
短編では当たりはずれがありますが,「楽しめる」という意味では当たり。読後感など,生理的に受け付けない人もいるかもしれませんが・・・
ケメルマンの「九マイルには遠すぎる」をもじった表題作はいまいちの気もしますが,他の作品は読み応えあり。それぞれの作品に「参考文献」が上がっているあたりが,著者のミステリィへの愛情を感じる。「叙述〜」もふんだんにあるため,騙されたくない人にはおすすめしません。
次作も読むことにします。
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No.8:
(4pt)

騙されたくない人にはおすすめしません。

書店でコーナーができていて,面白そうだったので購入。著者のデビュー作。これが面白い。
短編では当たりはずれがありますが,「楽しめる」という意味では当たり。読後感など,生理的に受け付けない人もいるかもしれませんが・・・
ケメルマンの「九マイルには遠すぎる」をもじった表題作はいまいちの気もしますが,他の作品は読み応えあり。それぞれの作品に「参考文献」が上がっているあたりが,著者のミステリィへの愛情を感じる。「叙述〜」もふんだんにあるため,騙されたくない人にはおすすめしません。

次作も読むことにします。
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No.7:
(3pt)

キリングタイムは小説推理新人賞受賞作品

その割りにほとんどラストが見えるのが痛い。
どこが評価されての受賞はよくわからない。
ただ、あまり他の作家が書いていないサラリーマンのみみっちさが良く出ているといえばそうなのだろうと思った。
でも、そんなのわざわざ小説で読むほどのこともないだろうが。
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No.6:
(3pt)

キリングタイムは小説推理新人賞受賞作品

その割りにほとんどラストが見えるのが痛い。
どこが評価されての受賞はよくわからない。
ただ、あまり他の作家が書いていないサラリーマンのみみっちさが良く出ているといえばそうなのだろうと思った。
でも、そんなのわざわざ小説で読むほどのこともないだろうが。
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No.5:
(2pt)

短編集ですね。

彼は短編だといい感じはするのですが、
やはり文章に癖のあるせいか、
読んでいてちょっとつらい部分があります。
他の作品よりはましだけれども
やはりすっ飛んだ表現は受け入れられない感じです。
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No.4:
(3pt)

あと味を楽しむ9杯

短編,ショートショートと9本の作品を収めた短編集です.
ゾッとしたり,イライラしたり,いや〜な気分になるなど,
あと味の悪さにニヤリとさせられる,ブラックな作品が多く,
ショートショートのほうは,あいまいなラストの余韻とともに,
あとからジンワリ,そしてピンとくる感覚がなんとも言えません.
タイトルに引っ掛けてか,各作品の扉にはグラスが描かれており,
作品が進むに連れ,空きグラスが増えていくのもニクらしいところ.
ただ,いくつかの作品で使われていた読み方でのトリックは,
好みもありますが,ちょっとアンフェアな印象が残りましたし,
短編集ということで,使いまわしのようにも感じてしまいました.
ちょっとクセがあって,好みのわかれる作品だとは思いますが,
不愉快とまではいきませんので,一風変わった作品をお探しなら.
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No.3:
(4pt)

本格推理マニアもびっくり

推理小説が好きで、国内外のミステリーをかなり読んでいますが、最初の「大松鮨の奇妙な客」には驚きました。いつもは読んでいる最中に、自分なりの結末がいくつか浮かんでくるのですが(当たる当たらないは別として)、この作品に限ってはまったく予想ができませんでした。それだけ伏線がよく練られていて、しかも最後は大どんでん返しが用意されている。これだけ見事に騙してもらえれば、大満足!
他の作品も、それぞれ味わいがあって、ミステリーのフルコースを堪能したという感じ。このシェフ(作者)は、確かな腕とセンスを持っています。
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No.2:
(4pt)

SSが秀逸!

これがデビュー作だそうです。
タイトルと表紙に興味を持って買ったのですが、アタリでした。
ミステリというよりは、ミステリ風味ですね。
それが良い味を出してます。
特にSSが良かったです。
テンポ良くて、過不足もなくて、きっちりと読ませて貰いました。
次回作にも期待が持てます。
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No.1:
(4pt)

いいぞ、楽しめる。ありそうでなさそうでミステリアス

 推理小説なのです。しかもミステリアスなミステリーです。いまの時代、何百ページにもなる重厚長大な作品がもてはやされる傾向ではありますけども、この本には、ものすごく短い作品などもあって、実は「こういう作家を待っていたのかもしれないなあ」と思ったりするのです。
 冒頭の作品から、私たちはミステリアスな世界に引き込まれます。だいたい寿司屋で、「寿司と茶碗蒸しのかき回し丼」を食べる男って……。その狙いはいったいなにか? 純然たるミステリーですが、話そのものが奇妙という意味での魅力にあふれているのですね。
 こうした奇妙な作品というのは、都筑道夫、阿刀田高、海外では古くポー、サキ、ビアス、ダールなどなど、けっこう好きなのです。そうした系統にも通じたおもしろさが全編にあふれています。
 それから、登場する人たちも、なかなかなんです。こうした人たちばかりが登場する作品集、というのも、けっこうありそうでないかなあ。どういう人たちかは、読んでのお楽しみということで。
 新書版ですが二段組みなので、それなりにタップリ感もあります。あ、それから、いくつかの作品には末尾に「参考」として著名な作品などが出ているのですが、その関係を考えるという楽しみもあります。
 大満足できる作品集でした。
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