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機械探偵クリク・ロボット
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機械探偵クリク・ロボットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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10年06月の新書からの文庫化で,1940年代に発表された二つの中篇が収められた一冊. なお,この文庫版では『特別付録』として,1930年代の短々篇二篇も収録されています. 初めは少し言い回しが気になるものの,すぐに落ち着き,字も大きめだったことから, ページ数ほどの時間は掛からず,思いの外,スムーズに読み進められた印象を受けます. また,あちらの文化や言語を絡めた『暗号文』も,日本向けにかなり手が入れられており, ジョークやダジャレなど,そのセンスはさておき,翻訳をされた方の奮闘が随所に窺えます. また,メインとなる二篇はタイトルの通り,機械(ロボット型)の探偵が活躍をする篇で, カバーも飾った,いかにもロボット面(?)をした彼が,難事件に挑むといったものですが, 自ら積極的に動いたり,喋ったりはせず,開発者である博士の指示,操作の元に動かされます. そのため,SF的な動きや広がりに期待をしていると,肩透かし…となってしまうかもしれません. とはいえ,軽い皮肉を交えた作風は,謎解きとなる一篇目,犯人退治の二篇目ともに楽しく, 著者自らが描いた多くの挿絵(カバー絵)も,お世辞にも褒められるレベルではありませんが, 半世紀以上も前の作品ということを意識,慣れてくると『味』のようなものが感じられてきます. このほか,『カミのコント』と銘打たれた文庫版限定の二篇は,台本のような体となっており, 機械探偵とは関係のない物語ですが,思わず「フフッ」となってしまうユーモアがよかったです. | ||||
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はじめはえらく人を馬鹿にしたミステリーを買ってしまったと後悔しかけた。しかし、何ともよくできた筋道でおもしろい!私はほかの作品を知らないのではじめてであるところから、この本をこれから買おうと思う方に先入観を与えることがいやなため評価を下げさせていただいた。人によって感じ方が違うだろうから。2作品目は、怪人20面相ぽいストーリー展開で1作品目とはまた違うイメージだ。遊び心が満載の探偵ロボットだが、すべてリモコン操作というのも面白い。 | ||||
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