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小暮写眞館
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【この小説が収録されている参考書籍】
小暮写眞館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 41~60 3/6ページ
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面白くてグイグイ物語の中に引きずり込まれた。 主人公は高校生の男の子。 家族は父と母と弟。 閉店になった写真館の物件を気に入り、そこで生活している。 始終ほのぼのとしていて、暖かくて。自然と登場人物達を好きになった。 疲れている時、脳みそを休めたい時、嫌なことがあった日に気分転換として手に取るにはピッタリな本だと思う。 | ||||
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封筒のデザインが、面白いですね。 梱包も満足しています。 ありがとうございました。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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ドラマも良かったです かなり泣けました なんでソフト化しないんでしょうか | ||||
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宮部作品に登場する少年は、どうしてこうも魅力的なのだろう。 純朴で、素直で、好奇心に満ちている。 主人公の少年の家族も魅力的に描かれていて、心がほんわりとしてくる。 題材そのものはあまり衝撃的な出来事ではないのに、宮部さんが描写すると、 素材がアップする。スパイスの効かせ方が本当に上手な作家です。 | ||||
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面白く、何か懐かしさを覚えるお話でした。花ちゃんにエールを送りたい! | ||||
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誰にでも、暗い過去はある。 自分はそんな過去をどうしても、後ろめたく後悔しがちだ。 だが、それをしてしまうことは仕方ないにしても、それで止まってしまってはいけないんだということを教えられた気がする。 たぶん、少なくとも今のところはタイムマシンはない。 だから、過去に戻ることはできない。 人は、いまを生きることしか、前に進むことしかできない。 そして、どんな線路を創っていくかは本人次第、そんなことを『小暮写眞館』からは教えてもらった気がする。 | ||||
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主人公が高校生と若いからかもしれなのだが、どことなく文体も柔らかく、表現も少しくだけた感じになっている。 そして、ドロドロした事件や人間関係があるわけでもなく、今まで読んできた宮部みゆきの作品の中では異色の作品だった。 だけど、他作品と同じくらいに、教えられたり心を揺さぶられるメッセージが多く込められている。 『模倣犯』などのミステリ作品が好きな人は、最初こそなじめないと思う。 だけど、そこで手を止めずに、読み進めてほしい。 きっと、登場人物たちからのメッセージが聞こえてくるだろう。 | ||||
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時代・現代どちらも読んでいますが、宮部さんの小説は手に取って厚いなぁ・・と思わせても 読みだすとすいすい進んでしまいます。 まだ上を読み終えたばかりですが、登場人物がどの人もいいと思います。 主人公に賢い少年というパターンも今までありましたが、イヤミなくかつプレーンな子で好きです。 心霊写真の謎の解明という、一見解決しようがあるのか?と思うような問題に それぞれちゃんと終着するので、もやもやもなく素直に「いい話だった・・」と思えました。 | ||||
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やっぱ宮辺みゆきはハズレがないです。 主人公の男の子が、平凡なようで魅力的に描かれてるんだよね。 | ||||
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この小説の前に「ソロモンの偽証」三部作を読んで、また久し振りに宮部みゆきを読み出した。 暫くこの手の小説から遠ざかっていたんだけれど、私は読み出すと止まらない性格なので或る期間続きそうな気がする。 「ソロモンの偽証」は登場人物の中心が中三の男女、その中でも主役級の女の子と相対する男の子は出来の良い、所謂優等生でしたが、この小暮写真館はごく普通の高校生、と言っても都立高の或る程度のレベルの学校に入学しているからそれなりには努力した子なのだろうけれど、周りに主役より学習能力が上な子達がいるからそれ程目立たない。 何処の家庭でもある様な辛い事、思い出したくない事等々が夫々の家族の心の中に埋もれていながら敢えて表出しないまま生活が成り立っている様に見える。 しかし、何か事が起こると潜在意識の中から各人が抱えている問題が首を擡げて出て来る。 その時その周囲にいる人達がどの様にその問題に関連し親切に優しくサジェスチョンして行くのかがサラッと表現されているのが嬉しい。 人間生きていれば余程の阿呆でない限り色々な問題を背負っているものだが、普段は口にも出さないし態度にも出さない。 けれどその分自分の心の奥底にどんどん沈殿し、ひょっとすると潜在意識ですら覚えていないのでは?と言う振りをする。ところがどっこい何か事があるとその沈殿していた物が大きな障害となって現実世界に顕れて来てしまう。 これは事の大小問わず誰にでもある事。 ところがこの小説の中ではそれに携わる登場人物が誰を取っても優しさと抑え目な愛情、目立たない親切に溢れている。 現実は無視であったり優しさを前面に打ち出しての干渉であったり、利益誘導の勧誘だったり悪意が満ち溢れているものなのだがここにはその様な不埒なものはいない、と言うか出ては来るのだが大きな役割は持っていない。 ここに登場するのはしつこくないお節介と控え目な親切と優しさを共有出来る第三者なのだ。 自分がその立場になったらそうなれるか?って問うたら恐らくなれないだろうな。だから私の周りにはそう言った人達がいない。 多くの場合自分には甘く他人には厳しい。だからそう言う人の周りにも自分には甘く他人には厳しい人達が集まっている。 昔の人は他人は自分を見る鏡だって教えてくれたが、全くその通りで、この物語も主人公の高校生が他人に行き過ぎない親切だから彼の周りにもそう言った人達、大人も子供も老人も、ある時には死者さえもそう言った人達が集まっている。 好い世界だね、宮部みゆきにまた嵌りそうだ。 | ||||
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射程が広い小説だなと思います。 下は、高校生から上は40代後半まで読めるような作品であると思います。 主人公は高校生ですが、扱っている内容は非常にナイーブです。 登場人物のそれぞれに悩みがあります。 主人公を通して語られるので、メインとしてその家族の話題となりますが 彼の親友の「店子」の悩みも考えると深そうです。 小説を通して、自分を体験しているのです。 自分が何を感じたいのか、どういった風になりたいのか。 本書を読まれた方はカバーの写真を見て頂きたいです。 汽車は来るのでしょうか?発車したのでしょうか? 誰にとって来るもので、誰にとって下車するものなのでしょうか。 | ||||
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小暮写眞館に引っ越してきた男子高校生の成長を、心霊写真に写りこんだ人の想いを きっかけにして描いています。 最初は、写真の謎を次々と解明する類の軽い感じの物語と思っていましたが、 予想外に深いテーマに発展し、すっかり話に引き込まれました。 700ページを超える本でしたが、ページ数を感じなかったです。 少年からちょっと大人になる瞬間を切り取った話は、どこか甘酸っぱくてよいです。 | ||||
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主人公の花菱英一の両親が、 さびれた商店街の解体するしかなさそうな「小暮写眞館」を マイホームとして買い取り、ほぼそのままで住みはじめたら、 心霊写真が持ち込まれて・・・ という感じで始まる小説。 宮部さんの中では「いい人しか出てこないほのぼの小説」の部類ですね。 いいとか悪いとか、好きとか嫌いとかはとにかくとして、 さくさくっと読めます。 700ページという長編を感じさせません。 安心して読めるというか・・・お上手というか・・・ まあ、さすが宮部さんというか・・・ うーん。。。 テレビドラマになったみたいですが、そちらは見てませんが、 なんかほのぼのしつつちょっとお涙?って感じかしら? 毒がなさ過ぎてちょっと物足りなかったというか。 いや、小姑やら姑やら、 主人公の女友達に対するいじめとか、 いろいろ毒はあるんだけどね。 それに対する主人公&その仲間&家族があまりにいい人というかね。。。 うん。やはり「お上手」ってことかなぁ。 お上手過ぎてハラハラドキドキできないのがちょっとだけ 物足りなかったです。 | ||||
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「あとがき」(下)を読めたので、☆4つです。(あとがきがなかったら星3つかもしれません) 短編っぽさもありますが、最後にはまとまり、時代物のの「ぼんくらシリーズ」を現代版のよう。 文庫になるまで手をださなかったので、読後は「ソロモンの偽証」と「ここはボツコニアン」を足して2で割ったような話だなぁ、、、と思いました。 (*台詞で、カギ括弧(「」)で締めたあとに一人突っ込みをするあたりが「ボツコニアン」っぽいと思った理由です。) 物語の感想は、読んだ後、兄弟に「元気?」と言いたくなります。 宮部さんもこういう本を書くのだなぁ、、、と。 読後に同じような印象を持ったのは東野さんの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」です。 | ||||
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いわくつきの小暮写眞館に引っ越してきた花菱家の物語です。 心霊写真をきっかけに、その人の人生が語られ、誰もが心の痛みを背負い、乗り越えて、出発していきます。 春にピッタリの一冊だと思いました。 | ||||
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上下巻購入しました。面白かった。私は好きです。これまでになかった(宮部みゆき)のタッチが好きです。 | ||||
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一気に読めました。 途中まで、続き物じゃないのかな?と思わせるあたりも宮部みゆきの作品らしさがでてると思いました。 | ||||
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長い小説ですし、前半はファンタジー的でもあり、宮部みゆきの独特な優等生少年ワールドの世界が延々続いて、途中で何度も読むのを止めようかと思いました。でも下の途中からは、宮部みゆきの実力がぐんぐん発揮されて、あるシーンで電車の中で読んでいたら涙が溢れ、困りました。最後のあたりの切なさ、清々しさは、宮部みゆきの作品の新しい方向性を感じさせるものでした。読み終わって文庫本の解説に書かれていた宮部みゆきのコメントを読んで、この小説が書いた気持ちが少し理解できて、納得できました。最後まで読んで、解説までしっかりと読んだほうが良いです。 | ||||
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