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ねじの回転
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【この小説が収録されている参考書籍】
ねじの回転の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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何年か前に読んだのを忘れてまた読んでしまうほど、全く心に刺さらない、記憶に残らない(タイトルだけ記憶に残る)、まるで30年もやってて全く売れていない漫才師みたいにつまらない本です。たぶん10名中7名は途中で読むのをやめてしまうでしょう。 | ||||
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幽霊実害ないのに主人公敵意出しすぎや。お前頭おかしなったから変な幻覚見えたとちゃうんか?婉曲表現や比喩表現がてんこ盛りでくどいんじゃあ。毎度おなじみ大学の授業で読まされております。今読み終わったのでとりあえず星1進呈。明日のテストでC評価及第で星5を進呈するかも。 | ||||
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表題作が有名なので、読んでみた。200ページ弱の中編で、驚くほど何も起こらない。 もっちゃりした展開は読むのがつらい。 心霊を信じたい人には傑作かもしれないが、そうでない人には退屈なだけだ。 ほかに短編が四篇収録されている。 『古衣装の物語』は古典的な怨霊譚で、悪くない。 日本にも「小袖の手」という妖怪がいるけど、衣装に執着する女の妄念は恐ろしい。 『幽霊貸家』ある老人は、幽霊から家賃をもらって生活している。 怪奇譚の裏には、恐ろしい過去の怨念が存在した。意外な逆転劇が洒落ている。 上記二本はまずまずだが、あとの二作は単調すぎる。 19世紀以前の小説は、もちろん面白いのもあるが、テンポが遅すぎて読むに堪えない作品が多い。 残念ながら本書もそのひとつだ | ||||
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訳し方のせいなのか、元々なのか分からないが、とにかく頭に入ってこない。 | ||||
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怪異譚の古典として有名と知り、期待して読んだ。主人公の若い女性家庭教師が幽霊に遭遇するあたりまでは快調で、おお、これは典型的な幽霊話だ、面白そうと読み進んだのだが・・・ あとは最悪だった。 真っ昼間から幽霊がくっきりと現れるのは構わないが(その場面はかなり怖い)、危機に瀕した主人公は、どういうわけかいつまでもイジイジ、ひとりで悩む。「ああでもない、こうでもない」優柔不断な心理が延々と描写される。付き合う読者はイライラする。 雇い主は彼女を雇うにあたって、子供に関しては何事も私に相談するなと釘をさす。これは巧妙な設定だが、ことは教え子の命に関わる、そんな約束は無視と考えるのが普通だろう。 そもそも悪霊と対決するなら、教会に依頼したりエクソシストを雇えば済むじゃないか。幽霊が家付きなら引っ越せばいい。対応策はいくらでもある。しかし彼女はなぜか行動せず、ひとり悩み続ける。 答えが目の前にぶら下がっているのになぜつかまないと、怒りを覚えるような展開で、それをもって「精緻な心理描写と暗示に富んだ文体で人間の恐怖を活写した“心理主義小説”」(解説)と言われても、とても納得できません。 もちろん、以上は素人の情緒的反応であって、批評・批判にならないのはわかっている。英文学史においてヘンリー・ジェイムズは巨匠であり、この作品は心理主義リアリズムの名作で、いったい幽霊は本当に出たのか、家庭教師が狂気にとりつかれていたのではないか等々、様々な解釈が可能であり・・・ とされているようだ。 しかし、すべてを曖昧なまま放り出し、読者を困惑の中に置き去りにするこの方法論を文学だ芸術だ、意識の流れだと言われても、ね。 C・マッカーシーや山田風太郎のように心理描写を徹底的に排するタイプが私の好みなのだと再確認した。心理主義小説を避けても読むものがなくなるわけじゃない、自分にそう言い聞かせて怒りをといた。 | ||||
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ヘンリー・ジェイムズは日本では正しく受容されず、これとか『デイジー・ミラー』とかが短いというので読まれてきたが、その本領は『鳩の翼』『使者たち』などの後記長編にある。 これはまあ、凡作であろう。幽霊物語のように見えるが、ガヴァネスの性的欲求不満が見せた幻想とする説もあり、特に定説はなく、別にジェイムズの代表作というわけではないので、これを読んでジェイムズを判断しないでほしい。 | ||||
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