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Kの日々
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Kの日々の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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確かに引き付けるものがあり、読者は推理に頭を巡らす。推理小説というものはそういうものなのだろう。しかし、ラストの軽快さが無い。なるほど、と思えるものの、主人公の生き様や変化していく人間像が無い。せっかく、主人公の過去も含めて触れているのだから、主人公の生き方の変化までを表現してもらいたかった。面白くないわけではない。500ページ弱の本にしては、浅く、軽い、という評価。 あと、記述の仕方が、誰が喋っているのかわからないことが多数。わかりにくい。ベテランの割りに会話の記述が下手だと感じた。 | ||||
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大沢さんの新宿鮫最新シリーズ「狼花」を読んだ後、作者名に引かれて買ってしまいました。 新宿鮫の濃厚さに比べるとやや軽めで、どちらかというと亡命者 ザ・ジョーカーのような 結構あっさりしたものでした。 ただ前半のゆったりした話の展開に対する最後の急展開は面白く あっという間に読めてしまいました。 | ||||
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週刊大衆連載の単行本化。 「狼華」執筆の一方で、こんなのも連載していたんですね。 主人公は木(もく)という呼び名の裏稼業探偵。 3年前にヤクザの組長を誘拐し身代金8000万を隠したまま死んだ中国人・李。 消えた金のありかを探るため、李の恋人だった女・Kの身辺調査を依頼された木。 依頼人は組長誘拐犯だった元組員の坂本と花口。 調査をすすめる段階でKと親しくなり惚れてしまった木。 Kと木のまわりには、誘拐された組長の息子の丸山が現れ、闇の死体処理会社の二代目・畑吹も顔を出す。 さらに悪徳刑事鬼塚も加わって、大人数での真相究明が始まる。 いわゆる「薮の中」のように、一人一人が知る事実が少しずつ、ジグソウパズルのピースのように提供されながら、物語は進んでいく。 全編、推測と推理のしずくめで、登場人物たちは疑心暗鬼のしっぱなし。 本当にヘンテコな小説だ。 まあ、最後の最後に種は明かされるんだけれど、ちょっと釈然としない結末だし。 連載媒体を軽く見て、最初からB級でいこう、と書いたのかもね、大沢先生。 笑っちゃうのが、西麻布で張り込みをする木にニューズウィーク日本版を持たせて、西麻布に「少年ジャンプならまだしも週刊大衆では絶対似合わない」などと書くあたり、確信犯だろうし。 とても暇という方と、超大沢ファンという方以外には、おすすめいたしません。 | ||||
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