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Kの日々



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Kの日々の評価: 2.87/5点 レビュー 23件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(3pt)

どうだろう?

確かに引き付けるものがあり、読者は推理に頭を巡らす。推理小説というものはそういうものなのだろう。しかし、ラストの軽快さが無い。なるほど、と思えるものの、主人公の生き様や変化していく人間像が無い。せっかく、主人公の過去も含めて触れているのだから、主人公の生き方の変化までを表現してもらいたかった。面白くないわけではない。500ページ弱の本にしては、浅く、軽い、という評価。
あと、記述の仕方が、誰が喋っているのかわからないことが多数。わかりにくい。ベテランの割りに会話の記述が下手だと感じた。
Kの日々 (FUTABA・NOVELS)Amazon書評・レビュー:Kの日々 (FUTABA・NOVELS)より
4575007730
No.2:
(4pt)

新宿鮫シリーズよりちょっと軽めでした

大沢さんの新宿鮫最新シリーズ「狼花」を読んだ後、作者名に引かれて買ってしまいました。
新宿鮫の濃厚さに比べるとやや軽めで、どちらかというと亡命者 ザ・ジョーカーのような
結構あっさりしたものでした。
ただ前半のゆったりした話の展開に対する最後の急展開は面白く あっという間に読めてしまいました。
Kの日々 (FUTABA・NOVELS)Amazon書評・レビュー:Kの日々 (FUTABA・NOVELS)より
4575007730
No.1:
(2pt)

不思議なタイトル。へんてこな構成。

週刊大衆連載の単行本化。
「狼華」執筆の一方で、こんなのも連載していたんですね。
主人公は木(もく)という呼び名の裏稼業探偵。
3年前にヤクザの組長を誘拐し身代金8000万を隠したまま死んだ中国人・李。
消えた金のありかを探るため、李の恋人だった女・Kの身辺調査を依頼された木。
依頼人は組長誘拐犯だった元組員の坂本と花口。
調査をすすめる段階でKと親しくなり惚れてしまった木。
Kと木のまわりには、誘拐された組長の息子の丸山が現れ、闇の死体処理会社の二代目・畑吹も顔を出す。
さらに悪徳刑事鬼塚も加わって、大人数での真相究明が始まる。
いわゆる「薮の中」のように、一人一人が知る事実が少しずつ、ジグソウパズルのピースのように提供されながら、物語は進んでいく。
全編、推測と推理のしずくめで、登場人物たちは疑心暗鬼のしっぱなし。
本当にヘンテコな小説だ。
まあ、最後の最後に種は明かされるんだけれど、ちょっと釈然としない結末だし。
連載媒体を軽く見て、最初からB級でいこう、と書いたのかもね、大沢先生。
笑っちゃうのが、西麻布で張り込みをする木にニューズウィーク日本版を持たせて、西麻布に「少年ジャンプならまだしも週刊大衆では絶対似合わない」などと書くあたり、確信犯だろうし。
とても暇という方と、超大沢ファンという方以外には、おすすめいたしません。
Kの日々 (FUTABA・NOVELS)Amazon書評・レビュー:Kの日々 (FUTABA・NOVELS)より
4575007730

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