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富豪刑事
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富豪刑事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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めちゃくちゃおもろかった! 読者に話しかけてくるところ含め! | ||||
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遠い昔になってしまいましたが、2005年のTVドラマ化はとても面白かったと記憶しています。以来、どんな原作なのだろうとずっと気になっていましたが、セールをしているのを見つけてついに読むに至りました。 ドラマは大幅に脚色されていると聞いてはいましたが、ところどころにドラマ版の面白さの片鱗のようなものを見つけることができました。 しかしながら、ドラマ版の面白さは脚色したスタッフの思い切りの良さによるところが大きかったのだと、本書を読んで改めて確信できたので、ドラマ版の面白さを本書に求めるのはやめた方がよいでしょう。 | ||||
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エンタメとして楽しめました。 大助刑事が真面目な性格なので好きでした。 | ||||
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やや時代を感じさせるところが良い | ||||
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その人その人の取り方なのですが、自分は、とても面白かった。一気読みしてしまいました。 | ||||
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先に、ドラマやアニメで見てしまったので、どれが本当の富豪刑事なのか、分かりませんが、最後まで読みたいと思います。 | ||||
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人によっては読みずらいかも。 | ||||
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久しぶりにドラマを見て、原作を読んでみたくなって購入。この作品が書かれて約40年という事に驚きます。 4編から成る短編集ですが、もっと読んでみたいです。原作とドラマでは設定が少し違うので、ドラマを見た人はその差も楽しめると思います。 | ||||
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ドラマを先に見ましたが、原作本読みたくなってKindle版でポチッと! 四本のエピソードで、ドラマとくらべ主人公が男性だったり、執事の女性が妙齢の美人の設定など、若干違いはありますが、ドラマはかなり原作に忠実だったんだなと驚きます。 いくらでも続編が書けそうな設定なのに原作は本作のみとは残念です。面白いので一気読みできました。 | ||||
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40年前の作品だが、富豪刑事という設定が斬新な傑作推理小説です。捜査の為に金を使う、その使い方やスケールが、一般人の想像を大きく超えており、主人公の推理も冴えています。 金持ちを持ち上げているかというと、そういうわけでもないのが好ましいと思います。 文学的手法では、最初の五億円強奪事件で、容疑者4人について捜査する場面転換がうますぎます。かなり昔から、相当の手腕があったのだと思い知りました。 また、くだくだしい描写もくだくだしいからという理由で省略されたりするなど、作者や登場人物が読者に語り掛けてくるのも楽しい作品です。 | ||||
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おとり捜査のために会社をひとつ建てて、結局そちらの方で金が儲かって出資元の富豪の家主が激怒する場面は、浮世離れしていて痛快です、 これ以上資産を増やしてどうするんだ!!!って荒らげて言ってみたいものです。 | ||||
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学生時代から大好きになった筒井康隆の作品です。 テレパスの七瀬の物語と並び、TVドラマに採用され有名になっています。 少し前になりますが、原作では男性だった富豪刑事が フカキョンにより、女性として2シリーズがドラマ化されており、 筒井康隆本人も、シリーズ1で出演していました。 いかにも中期の筒井作品らしい物語で、筒井中毒の入門にはピッタリではないでしょうか。 とうことで、私は子どもに買ってあげました。 | ||||
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40年前に書かれた本ですが、今でも面白いです。 飲酒運転や会議中の葉巻やタバコの描写が出てきたり、IT絡みなどの複雑怪奇なものもありませんが、そこは昭和を十分に堪能して欲しいところです。 所々、作者のボヤキ?が読者に寄り添うように書かれているのも面白いところ。肩の力を抜いて、「もしも大富豪が刑事になったら?」の世界を楽しんでみてください。 | ||||
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30年以上前の作品とは思えない! 今読んでも斬新な面白さ満載です。 | ||||
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最近、主人公が金持ちという設定の探偵キャラは多いが、きちんとその富豪という設定を活かしているのが本作。 筒井氏の変則ミステリー短編集だが、時代が古いということもあり、ミステリーとしてプロットやトリックは正直予想の範囲内なのだが、一種の探偵小説へのアンチテーゼ的な壮大に金を使って事件を解決に導くという着眼点は今なおやはり面白い。 章を変えずに、文章が繋がったまま次々と異なる主人公視線になるという斬新な試みが行われている。これを知らないといつの間にか文の主体が変わっているので戸惑ってしまうが、慣れれば大丈夫である。 | ||||
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短編小説。主人公が金持ちの刑事。父のお金を使い事件を解決していく。 ありえないお金の使いっぷりがたまらなく面白い。今の世の中ではありえない解決方法だから、さらにいい。 ただこの続きがないこと・・・残念。 40年前の小説ということを全く感じませんでした。 | ||||
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1978年に出た単行本の文庫化。 4編を収める短編集。 大富豪の刑事が金の力を使って事件を解決していくという推理小説である。そのアイデアはおもしろい。また、パターン化せずに、4編とも金の使い方が違っているところがいい。 ミステリ・ファンで、だいぶ読み込んでいるのはディテールから伝わってくる。 しかし、肝心のトリックや、ミステリとしての書き方がなっていない。また、金の使い方についても、もう少し工夫できなかったのか。かなり物足りなさを覚えた。 実験的な小説作法が取られている箇所もあるが、読みにくい。 | ||||
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あまりにも現実離れした「富豪」刑事と、彼による荒唐無稽な事件の解決方法の数々。容疑者全員を招待して自宅で豪華なパーティーを開いたり、密室殺人のトリックを解明するために会社を創立したり、追っ手を妨害するため五百枚の1万円札を駅でばらまいたり、最後は市内のホテルを全て貸し切り同然にしたり。ある意味胸のすくような感じがします。 「鬼才がミステリーに挑戦」などと銘打っていますが、この作品にあまり推理小説としての精緻さを求める読者があるとは思えません。荒唐無稽さと少々意外な結末を4回楽しむ短編集と捉えます。 | ||||
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中学生時代に読んだ経験があったが、最近ドラマ化によって再び書店に並んだので懐かしさから購入。 富豪刑事の活躍は娯楽本としてとても面白く一気に読んでしまった。やはり、こうした現実離れした金持ちネタの小説は面白いものだ。 ただ、推理小説の要素は殆どなく、あくまで富豪刑事の破天荒な(常識はずれした)捜査方法を楽しむのがよいだろう。 | ||||
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大資産家を父親に持つ御曹司刑事・神戸大助が、金を湯水のごとく使うことで難事件を解決していく連作中篇である。斬新な発想に溺れることなく、ちゃんとミステリしていて、ミステリの新境地(?)を切り開いたと言えるだろう。文体にもスピィーディな場面展開、複数人物のオーバーラップなど色々な実験が施されており、前衛作家・筒井康隆の面目躍如といったところか。ただ、ちゃんとしたミステリになってる分、筒井流ドタバタギャグは影を潜めており、筒井らしさが足りない。やはり『大いなる助走』みたいなのが筒井の真骨頂じゃないかなあと思う。 筒井は実験好きだが(特に『虚人たち』あたりからは「虚構内存在」や「虚構内虚構=メタ文学」あたりをやり始めた)、 最大にして最高の実験は、 従来の小説では考えられないような荒唐無稽でマンガチックなキャラクターとシチュエーションを小説に導入した点にあると思う。 | ||||
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