■スポンサードリンク


助手席のチェット(ぼくの名はチェット)



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

助手席のチェット(ぼくの名はチェット)の評価: 4.20/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

犬の視点、気持ちに引き込まれて読了。

どんな犬も実は色々考えていて、人間の傍でパートナーとして生涯を送るのだろうな、ハッピーエンドの微笑ましいストーリー。。
ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1)Amazon書評・レビュー:ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1)より
4488013279
No.2:
(3pt)

語りのうまさ

他の方もおっしゃるように、語り手が犬のチェット君で、犬ならこんな風に感じているのかもなーと思わせられる語りの上手さと、お話の絡み具合が上手いです。ミステリーの解決にもチェット君が関わってる、のかな。犬好きならはまるかも。ほのぼの読めます。
ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1)Amazon書評・レビュー:ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1)より
4488013279
No.1:
(3pt)

わおっ、なにかしたか?

チェット(犬)とバーニー(探偵)のかけあいが最高。
チェットの語りだけでも、一読の価値があると思います。

相棒として家族として友人として優秀なチェット、ですが、あとがきでも指摘されているように、わざとらしく擬人化されたキャラクターじゃなくて、ごく普通の、犬らしい犬。これが本書の最大の魅力です。
当然、思わずほえたり、そこらで拾い食いをしたり、注意されてばかりです。
『バスカヴィル家の犬』を観ると遠吠えします。
バーニー:「チェット、頼むからやめてくれ。おまえはいつもこのシーンに来るとそれだ」
チェット:わおっ、なにかしたか? 
こうしたかけあいが楽しいのです。

チェットはお調子者だけど、かなり賢い犬でもあります。バーニーの話すことは(ざっくりとですが)理解しているし、「チェット・ザ・ジェット」と呼ばれるほど運動神経も優れています。とにかく思考がハッピーなので、読んでいると気持ちが明るくなり、体も(気のせいか)軽くなります。
バーニーはバツ1の探偵、自然破壊に関して思うところのある、新しい恋の予感に浮かれつつ、ちょっと頑固、実にリアルな男性です。熱中し、考え込む性格ではありますが、行動派で、腕っ節も強いので、これまた読んでいて爽快です。

残念だったのが謎解き部分です。登場人物(犬)は魅力的なのに、謎には魅力が乏しい。帯に「ミステリ」とあるのが疑問なくらい、ファミリー向け映画のような展開は、もったいないとしか云いようがない。
また、軽い娯楽作とわりきるには、一カ所不穏な伏線(?)があって、ちょっといやな読後感に。しかもラストで回収されていない。ということは、このシリーズ、全四巻になる予定だそうですが、いずれどこかでお涙頂戴の展開になっていくってこと?? だったら続巻は読みたくない、ちがう、読みたい、でもこんなに面白い人物(犬)を、安っぽいお涙頂戴ストーリーに使っちゃ、もったいないと思うんです!
もどかしい! 私が遠吠えしそうです!!
わおっ、吼えてた? それは失礼。
ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1)Amazon書評・レビュー:ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1)より
4488013279

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!