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助手席のチェット(ぼくの名はチェット)
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助手席のチェット(ぼくの名はチェット)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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どんな犬も実は色々考えていて、人間の傍でパートナーとして生涯を送るのだろうな、ハッピーエンドの微笑ましいストーリー。。 | ||||
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単行本のタイトルと絵だったら、買わなかったと思います。作中のバーニーは、バイカーたちに一目で警官と間違われたり、車の事故や肉弾戦でもタフそのものですから、絵よりはだいぶいかつい感じです。チェットはイメージどおり。 犬の一人称ですから、犬同士とか他の動物との会話を通じて事件に絡んでいくのかと想像していたのですが、そんなことは一切無く、その意味ではリアリティありです。まるで人間であるかのような働きをする場面も多少はありますが、そうでもしないとお話が解決しないので、まあ許容範囲です。 熱烈なファンにはなれませんが、格別犬が好きでもない私でも、続編をあとひとつ読んでみようかと思う程度には面白かったです。 | ||||
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犬が好きな人がこの本を手に取ると、時にはハラハラし、こぶしを握って応援し、ある時は鼻の奥が痛くなって苦しくなると思います。作者はそんな読者を見捨てませんが、あくまで犬に対しての愛ゆえの行為です。読者に対しては相応の憎しみや恨みを持っているようです。国内では現在第3作まで刊行されていますが、第2作に手を出すあなたは、絶対に第3作目を一緒に買うべきです。もちろん三作ともに、とてもドキドキで愉快で痛快です。 | ||||
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物語を一通り読んだつもりなのですが、ストーリーは私には難しかったです。(個人的な意見です) ただ、今まで読んでいた推理小説とは違い、「人」ではなく「犬」目線で展開が繰り広げる小説は結構読んでて楽しいなと感じました。 | ||||
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犬好きにはたまらない本ですね、主人公の犬の目線で物語が書かれています。 我が家の犬もチェットみたいな賢い犬であればと思いますが、無理でしょうね。 | ||||
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犬が語り手なのですが、全然ユーモアが達者ではないし、女子高校生の失踪事件の初っ端からその女子高校生の部屋でマリファナが見つかったりするし、やたらと登場人物達が離婚してるし、やはりすっごい外国の物語なんだなあ…と引きました。インターネットで調べ物をしたりと、現代的な描写はグッドです。 ただ、私はTwitterとかでいつのまにか犬猫の動画が流れてくると、こっちは犬猫なんか全然興味ないよ!というか犬猫に罪はないけど、たまに犬猫を愛している人間が「犬猫を愛さない奴は人間じゃない!」みたいなことを匂わしてくるのがヤダよ!と感じていたので、この物語にもひたすら引きました。 作中で犬がシャーロック・ホームズの「バスカヴィル家の犬」のドラマを見ている描写が面白かったです。 | ||||
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語り手がチェット( 犬 )なので、今までの推理小説と趣きを異にしている。 バーニーとの絆の強さは犬好きには羨ましい。 ユーモアもあってクスッとさせられる。 | ||||
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私は猫派なのですが動物を扱った作品はどれも気になります。動物からの一人称で書かれたものは時に過度になり現実味を失うように思いますが この作品では犬らしく素直で飼い主の性格描写も面白かったです。その分探偵小説としてはどうでしょうか・・といいながら次作も予約してしまいました。 | ||||
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他の方もおっしゃるように、語り手が犬のチェット君で、犬ならこんな風に感じているのかもなーと思わせられる語りの上手さと、お話の絡み具合が上手いです。ミステリーの解決にもチェット君が関わってる、のかな。犬好きならはまるかも。ほのぼの読めます。 | ||||
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チェット(犬)とバーニー(探偵)のかけあいが最高。 チェットの語りだけでも、一読の価値があると思います。 相棒として家族として友人として優秀なチェット、ですが、あとがきでも指摘されているように、わざとらしく擬人化されたキャラクターじゃなくて、ごく普通の、犬らしい犬。これが本書の最大の魅力です。 当然、思わずほえたり、そこらで拾い食いをしたり、注意されてばかりです。 『バスカヴィル家の犬』を観ると遠吠えします。 バーニー:「チェット、頼むからやめてくれ。おまえはいつもこのシーンに来るとそれだ」 チェット:わおっ、なにかしたか? こうしたかけあいが楽しいのです。 チェットはお調子者だけど、かなり賢い犬でもあります。バーニーの話すことは(ざっくりとですが)理解しているし、「チェット・ザ・ジェット」と呼ばれるほど運動神経も優れています。とにかく思考がハッピーなので、読んでいると気持ちが明るくなり、体も(気のせいか)軽くなります。 バーニーはバツ1の探偵、自然破壊に関して思うところのある、新しい恋の予感に浮かれつつ、ちょっと頑固、実にリアルな男性です。熱中し、考え込む性格ではありますが、行動派で、腕っ節も強いので、これまた読んでいて爽快です。 残念だったのが謎解き部分です。登場人物(犬)は魅力的なのに、謎には魅力が乏しい。帯に「ミステリ」とあるのが疑問なくらい、ファミリー向け映画のような展開は、もったいないとしか云いようがない。 また、軽い娯楽作とわりきるには、一カ所不穏な伏線(?)があって、ちょっといやな読後感に。しかもラストで回収されていない。ということは、このシリーズ、全四巻になる予定だそうですが、いずれどこかでお涙頂戴の展開になっていくってこと?? だったら続巻は読みたくない、ちがう、読みたい、でもこんなに面白い人物(犬)を、安っぽいお涙頂戴ストーリーに使っちゃ、もったいないと思うんです! もどかしい! 私が遠吠えしそうです!! わおっ、吼えてた? それは失礼。 | ||||
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レビューを拝見して購入。普段コージーミステリーが好きで読みますが、そこに出てくる主役の犬って大体人間なんです。物知りで、何を話してるのか理解して…チェットは新鮮でした。何より可愛いし勇敢で、相棒のバーニー思いで。 走って吠えるチェットにつられて一気読みしてました(笑) 母に貸したら絶賛してたけど、仕事の休憩中に読む為、持運びが大変だから、文庫版が出ないかしらと言ってました。 | ||||
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なんとも楽しい作品でした。始め読んだときは筋がぜんぜん解りませんでした。というのはチェットの行動が楽しすぎてそちらばかりに気を取られているうちに事件が解決していた!!なんか解らないけど役に立って事件解決!というチェットと同じ目線になっていました。ふつうミステリーというと1回読めばもう読まないとおもいますがこれは何度よんでもたのしい。バーニーとのときに凸凹ぶり、しかしチェットへの愛情たっぷりのコンビがじつに楽しい。チェットが擬人化されていなくて犬らしいのがいいです。 | ||||
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発売と同時にAmazon.comに犬好きミステリ好きから数多くの絶賛レビューが寄せられ邦訳を待っていた。私立探偵バーニーと相棒犬チェットの華麗なるデビュー作だ。 犬が語り手となった本のなかでも本書はちょっと趣きが違う。犬を擬人化した本では、犬はまるで犬の着ぐるみを着た人間のように描かれることのほうが多い。しかし本書ではチェットはあくまでも犬のままだ。人間の複雑な会話は理解できないし、記憶も長続きしない。どこかに食べこぼしがあれば、それまで集中してやっていたことを吹っ飛とばして拾いに走る。犬友達と羽目をはずしてサボテンに突っ込むことも・・。特に面白いのが人間の比喩や隠喩がわからなくて頭をひねるさま。小娘の意味のピーチという言葉はチェットには「なんで彼女が桃?」だし、ワイルド・グーズ・チェイス(無駄足)という表現には本当にグースを追いかける楽しさを想像してにんまりしてしまうのだ。 だからと言ってチェットが単なる探偵の添え物というわけでは断じてない。数々の危機を乗り越えて事件を解決に導くためにバーニーを助け、リトル探偵事務所の警備担当の役割をしっかり果たしている。全編を通してあふれてくる彼の陽気さ、いまを生きる姿勢、前向きさ、躍動感が気持ちよいこと!それらにせきたてられるようにページをめくった。 チェットには猫がらみのアクシデントで警察犬の試験に落ちた過去があるらしい。どのようにしてバーニーと出会ったのかも含めて、続編で再び彼が語ってくれるのを大いに期待して待とうと思う。 | ||||
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語り手は警察犬学校を優秀な成績で卒業しそこねたぼく、チェット。“相棒”の私立探偵バーニーは離婚して息子を元妻に取られ、おまけにその養育費の支払いも滞りがちという慢性金欠状態。そんな一人と一匹のもとへある母親から仕事の依頼が舞い込む。帰宅しない女子高生の娘マディソンを探してほしいというのだ。捜査を進めて行くうち、ぼくは突如何者かに拉致されてしまう…。 名犬チェットと探偵バーニーのユーモアとスリルにあふれたハードボイルド・シリーズ第1弾。 CS放送局AXNミステリーの番組「BOOK倶楽部」で書評家の杉江松恋が実に面白そうに推奨していたので手にした次第です。 いや、確かに面白かった。ほぼノンストップで一気読了しました。 まずなんといってもチェットが実に健気で義侠心あふれる魅力的なワンコとして描かれています。犬ですから必ずしも人間のバーニーが語る一言一句を理解できるわけではありません。一切合財すべて(whole ball of wax)だとか無駄足(wild goose chase)だとか言う英語の意味を測りかねて、蝋のボール?ガチョウを追いかける?と首を傾げるチェットの姿は愛くるしいことこの上ないのです。 バーニーの愛車では常に助手席(shotgun)を独占。バーニーの恋のお相手スージーが登場しても決して譲りません。アメリカは助手席が特等席と見なされて争奪戦が繰り広げられる社会ですから、そんな人間臭さをチェットが見せるところもなかなか小粋です。 その一方、犯人を果敢に追いつめるにあたっては、俊足と図抜けた嗅覚、破壊力あふれる顎といった犬の野性を最大限発揮し、アクション・ヒーローさながらの鮮やかな活躍を見せます。 これまた実に爽快かつ痛快無比。 続編の翻訳刊行も既に予定があるとか。楽しみです。 とっても素敵なミステリー・シリーズに出会えたと、私の心は浮き立っています。 | ||||
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犬や猫等、動物が介入してくるミステリーは、たいてい擬人化されていて違和感がありますが、このチェットはまさに犬そのもの。 動物ですから、その辺にころがっているハンバーガーの乾いたかけらに飛びついて、考慮中あるいは思案中のなにかを簡単に忘れてしまいます。 しかし、ご主人のバーニー(陸軍士官学校卒の元警官)にたいする忠誠は非常に厚く、犬(警察犬学校をドロップしてしまった)としてのプライドも高く、悪人につかまり名前を勝手に変えられても強く退けていきます。 犬力全開でバーニーをサポートしている姿もけなげで、片耳だけ白いのがカワイイです。 離婚して金欠、子どもの授業料も元妻のボーイフレンドに借金してしまうバーニーなのですが、最後には事件もすっきり解決して私生活も充実します。 とにかく、ノンストップで読んでしまいました。 | ||||
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