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子どもの王様
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子どもの王様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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ヒーローものの番組が大好きで、いつも友達とサッカーなどをしている小学生・ショウタ。そんなショウタに、学校を休みが血で本ばかり読んでいる親友のトモヤは途方もない作り話ばかりする。今日も、残虐非道な「子どもの王様」という話をトモヤはしていた。だが、ある日、ショウタはトモヤの言った通りの「子どもの王様」を目撃し…。「かつて子どもだったあなたと少年少女のための"ミステリーランド"」の一作として刊行された作品。殊能将之作品っていうと、石動戯作シリーズの「アンチミステリ」とでも言うような作品が中心になっているんだけど、ジュベナイル向けの作品ということもあって、それとはまた違った印象。勿論、『ハサミ男』とも全く別物。私がこれを読んでいると「懐かしさ」みたいなものを感じる。学校で友達と、ヒーローものの最終回について喧喧諤諤と議論を交わす。下らないバラエティ番組を見て大笑い。嫌味なオバサンや、口うるさい自治会長。なんとなく、ノスタルジィを感じる人は多いと思う。そして、子どもなりの考えで、親友を助けようと奔走する。ま、本当に小学生の考え方がこうなのか? と言われれば微妙なところで、むしろ、大人向けなんじゃないか? とも思うんだけど。「大人向け?」という点で言えば、結末部分の後味の悪さも気になる。この辺りも、私は嫌いじゃないんだけど、これが子供向けなんだろうか? といわれれば、ちょっと疑問。子供向けの装いをしながら、それに懐かしさを感じるような世代をターゲットとした作品。そんな風に思えて仕方が無い。 | ||||
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~あとがきでは“子ども向けらしくない”と謙遜している作者ですが、 3冊読んだ中では最もジュブナイルらしかったです。 これは作者の器用さというか、文章テクニックを示すものでしょうか。謎の人物“子どもの王様”を、友達が恐れているのを聞き、 身辺に迫る子どもの王様から、自分達を守ろうと主人公が奮闘する、という内容。殺人事件ではなく~~、子どもの王様の意外な正体がメインの謎となる、 というあたりがジュブナイルらしいところ。ところが、大人が読んでも分からないのが、 主人公が気付いた子どもの王様の正体。 どうも知っている人物らしいのですが、どう読み返しても分かりませんでした…。敢えて書いていない範囲の知り合いにしたのか? それとも単に私がアホで分からなかった~~だけなのか…??~ | ||||
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~あとがきでは“子ども向けらしくない”と謙遜している作者ですが、3冊読んだ中では最もジュブナイルらしかったです。これは作者の器用さというか、文章テクニックを示すものでしょうか。謎の人物“子どもの王様”を、友達が恐れているのを聞き、身辺に迫る子どもの王様から、自分達を守ろうと主人公が奮闘する、という内容。殺人事件ではなく~~、子どもの王様の意外な正体がメインの謎となる、というあたりがジュブナイルらしいところ。ところが、大人が読んでも分からないのが、主人公が気付いた子どもの王様の正体。どうも知っている人物らしいのですが、どう読み返しても分かりませんでした…。敢えて書いていない範囲の知り合いにしたのか?それとも単に私がアホで分からなかった~~だけなのか…??~ | ||||
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団地という閉塞された空間で、暗い家庭環境がセット 小学生が主人公だが今時でない 読後、陰気な空気がうんざりする作品 | ||||
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団地という閉塞された空間で、暗い家庭環境がセット小学生が主人公だが今時でない読後、陰気な空気がうんざりする作品 | ||||
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第4回配本までのすべてを読んでいるというのに、なぜかこれだけ手に取らなかったんですよね。 でも食わず嫌いはいかんだろうと、今頃になって読んでみたんですが・・・。 話としては、大いに興味のある題材なんだけど、ヒーロー物の話とか、テレビ番組の話とか、そちらのウエイトが多すぎる感じがしました。それに共感できないのは、私がかつて少女だったからでしょうか?かつての少年たちならノスタルジックに楽しめるのかも知れないんですけど。 | ||||
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第4回配本までのすべてを読んでいるというのに、なぜかこれだけ手に取らなかったんですよね。でも食わず嫌いはいかんだろうと、今頃になって読んでみたんですが・・・。話としては、大いに興味のある題材なんだけど、ヒーロー物の話とか、テレビ番組の話とか、そちらのウエイトが多すぎる感じがしました。それに共感できないのは、私がかつて少女だったからでしょうか?かつての少年たちならノスタルジックに楽しめるのかも知れないんですけど。 | ||||
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ショウタの友だちで同じ団地に住んでいるトモヤは、登校拒否を続けていた。学校が終わってトモヤの家でいつも、トモヤは沢山の空想の話を作り、ショウタはそれを聞いているのだった。その作り話の中に「子どもの王様」の話があった。子どもを虐げるという「子どもの王様」の話も、いつものトモヤの作り話だとショウタは思っていたが、トモヤの語る外見通りの男が団地に現れ始めたのだ……。 物語は少年達の世界を題材にした作品で、これまでの殊能将之独特のミステリではないだけに、ファンにとっては大きく評価が分かれる作品だろうとは思います。ただ自分の子供の頃をフト思い出しましたし、子供の空想力の世界をうまく表現できている作品だと感じました。 | ||||
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ショウタの友だちで同じ団地に住んでいるトモヤは、登校拒否を続けていた。学校が終わってトモヤの家でいつも、トモヤは沢山の空想の話を作り、ショウタはそれを聞いているのだった。その作り話の中に「子どもの王様」の話があった。子どもを虐げるという「子どもの王様」の話も、いつものトモヤの作り話だとショウタは思っていたが、トモヤの語る外見通りの男が団地に現れ始めたのだ……。 物語は少年達の世界を題材にした作品で、これまでの殊能将之独特のミステリではないだけに、ファンにとっては大きく評価が分かれる作品だろうとは思います。ただ自分の子供の頃をフト思い出しましたし、子供の空想力の世界をうまく表現できている作品だと感じました。 | ||||
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まだ少年だった頃、ただ力が強いってだけでいばってたクラスメートがいた。 そいつは仲間とつるんで暴れまわって、先生もお手上げ状態のヤツだった。 不良のくせに毎日学校に来るのが不思議でしょうがなかった。 今思えば、単に不良気取ってただけなんだと思えるけど、当時は本当にいやだった。 この本を読んで、そんなことを思い出した。これはタイトルにあるとおり、少年時代を題材にした小説だ。 読者に挑戦状をたたきつけるのではなく、かるーく読ませる本で、殊能さんのいままでの本を読んでいる人は、かたすかしをくらうかもしれない。でも、おもしろい。そこそこは・・・。ゴレンジャーみたいなヒーローものを、夢中になって見てたあの頃を思い出せるから。主人公にかつての自分に重なるような気がしてにやにや笑いながら読めた。 だから、現役の少年ではなくかつての少年におすすめしたい。 | ||||
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まだ少年だった頃、ただ力が強いってだけでいばってたクラスメートがいた。そいつは仲間とつるんで暴れまわって、先生もお手上げ状態のヤツだった。不良のくせに毎日学校に来るのが不思議でしょうがなかった。今思えば、単に不良気取ってただけなんだと思えるけど、当時は本当にいやだった。この本を読んで、そんなことを思い出した。これはタイトルにあるとおり、少年時代を題材にした小説だ。読者に挑戦状をたたきつけるのではなく、かるーく読ませる本で、殊能さんのいままでの本を読んでいる人は、かたすかしをくらうかもしれない。でも、おもしろい。そこそこは・・・。ゴレンジャーみたいなヒーローものを、夢中になって見てたあの頃を思い出せるから。主人公にかつての自分に重なるような気がしてにやにや笑いながら読めた。だから、現役の少年ではなくかつての少年におすすめしたい。 | ||||
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