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藁の楯
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藁の楯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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きうちかずひろ(木内一裕)氏の初監督映画「カルロス」を観た時にはその本格的な出来栄えに驚いた記憶があります。当時は「BE-BOP-HIGHSCHOOL」の作者というイメージしかなかったので。 この「藁の楯」はそんな木内氏が2004年に出した処女小説。 確かに粗(あら)は目立ちますし漫画っぽさはありますが、ぶっ飛んだ人物の造形力と「爆走」という言葉が似合うストーリーの進行は、やはり当時から只者ではありません。 | ||||
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設定もキャラクターもぶっ跳んでいて、読んでいて頭の中で次々に映像が浮かんでくる。 文字を理解して読む人には物足りないかもしれないが、漫画や映像化して読んでいくととてもスリリング。 後半から、話の収拾に若干ふらふらするあたりや、ラストの強引さも含めて、それも楽しむことができてとてもよかった。 | ||||
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この展開がしっくりきてるのか そうじゃないのかわからないんだけれども まあ、現実もし起こっても 登場人物の心情含めて こうなっていくのだろうな、とどんどん引き込まれていきました。 とってもおもしろいお話でした。 | ||||
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最後までわくわくさせてくれるないようでとても面白いです!!! | ||||
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初めて読んだ感想は、疾走感のある小説だと思った。この話は、懸賞金がかかった指名手配犯をSPが護送するという話なので、この時点で私の身の上には、おきそうなことではないので、そういった意味でも楽しめる小説だと思います。 | ||||
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こんな事あり得るか! という視点で読んじゃうと駄目な作品。 古代ローマ人がタイムスリップし、日本の現代風呂文化に 驚くテルマエ・ロマエに対して、こんな事あり得るか!と 言っちゃったら楽しめないのと一緒。 とにかく、この作品の舞台はこうなんであって、この舞台で 繰り広げられる話を楽しんじゃえばいいかと。 当方は十分楽しめたので、星四つ。 満点にできなかったのは、余韻を残すわけじゃなく、 落ちがあるわけでもないラストが少々残念だったから。 | ||||
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映画館で観ることが出来ず、DVD発売後もまだ映像では 観ていないので、その前に是非読んでおきたいと思って いました。 やはり原作は面白い!! 先に読めて良かったと思いました。 | ||||
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いきなりですが、参りました。 とにかく有得ないものを描くなら、このくらい有得ない、 そのくらいのスケールで。 そんな心意気。 映画化されるくらいですから、しかも松嶋さんを起用する レベルの作品ですから。 このくらいのホラを吹いても良いのでは、というレベルです。 とにかく読ませようとする努力。読者が読まなきゃ意味が無い、 という文章、文体で、圧倒的な迫力で迫ります。 最初の大きなホラをくぐれば、基本的には米澤さんのインシテミル、 アガサ、今邑さんの作品でも使われるプロットで、描くテーマは 天使のナイフを更に大きくしてみました。 という本作。 圧倒的なスピードと、迫力あるシナリオと、主人公の心理描写に 魅せられて過ぎた濃厚すぎる一時間。 この一時間が570円は安い。 120点。 昨日読んだオーディンの鴉も久々の傑作ですが、この作品も規格外。 お勧めします。 ちなみに、本屋で探すと、木内さんの作品で最初に読むのは「キッド」 です、とおススメが書かれていますが、私はこちらがお勧めです。 | ||||
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10代の頃に読んだビーバップハイスクールの漫画家の処女作という事と、映画を先に観て面白かったので、購入しました。徹底して悪を悪く描く姿は他の作家さんとは違い好感が持てました。 | ||||
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面白く読み進めましたが、後味があまり良くなかった気がします。 | ||||
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とにかく言い尽くせない展開というか発想がすごいです。一寸だけグロイ場面もありますが、一気に読み進めました。この本と出会ったおけ下で、この作者を知りました(ビーバップハイスクールは全く読んでいないので)。そして今では彼の作品をすべて読み終わっているほど大ファンになってしまっています。 | ||||
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人間って、考えさせられますね。人間の弱さと身勝手さを感じました。 | ||||
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ビリヤード関係者の名前が多数でてくるので親近感が沸き面白かったです! | ||||
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映画原作本。 10億円の賞金が掛けられた連続幼女殺人犯清丸の殺害。 SPとして主人公銘苅は、自身の葛藤と闘いながら、清丸の護送を開始する。 いつ、誰が狙うのか分からない緊張感。 圧倒的にスピーディな展開は、読者を一時とて飽きさせることはない。 後半に一部消化不良のところも残るが、十分に楽しめる1冊。 読んでおいて損はない。 | ||||
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「BE‐BOP‐HIGHSCHOOL」で有名な人気漫画家の木内一裕の作品。 木内氏の作品ということは全く意識せずに読み始めたが、序盤でまずまず面白いと思った。 内容は、幼女を強姦・殺害した10億円の懸賞金のかかった犯人を九州から東京まで護衛移送するといった単純なもの。 しかし、人間は金が絡むと信条やプライドがいとも簡単に崩れてしまうといった人間の本質や幼女を強姦・殺人した犯人を税金を使って護る社会的な矛盾など、深読みすればするほど、考えさせられる作品である。 終盤の盛り上がりには今一つ物足りなさを感じるが、今後の作品が期待できるレベルであった。 映画化するには、九州から東京まで犯人を護衛する過程で多くの人間(野次馬など)を登場させる必要があり、苦労するであろうという印象。 是非、観てみたい。 | ||||
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一気に読みきってしまったので、面白かったと言って良い作品でしょう。 ただもう少し派手なバトルを、展開して欲しかった気持ちはあります。 拳銃や、刃物による襲撃描写だけでなく手榴弾や、ロケットランチャーで、護送車がぶっ飛ばされるような演出も欲しかったですね。 ま、全体的に特に退屈する所は無かったので良かったです。 4月公開の映画版が楽しみです。 | ||||
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タイトルにも書いたように、まず感じたのが映像化しやすそうな内容だということ。 著者がマンガ家(きうちかずひろ名義)であり映画監督であることも一因だろう。 文章はやや拙いが、場面がすぐにイメージできるあたりもコマ割りを彷彿とさせる。 反面、警察機構や銃器など興味をそそる薀蓄はうまくストーリーに馴染んでおり、 スリリングな描写とあいまって作品世界にすんなり入り込むことができた。 登場人物の言動に首を傾げたり、納得のいかない箇所もあったが満足度もまずまず。 本作がデビュー作ということなので、今後の期待を込めて評価は★四つ。 | ||||
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簡単に言うと結構面白かった。 ただ漫画を描いていた方だからか、言葉というか字面が軽いです。 内容は結構ハードボイルドで重く、良いテーマだと思います。 それだけに「〜かよー」みたいな感じがそぐわないシーンもあり 非常に勿体無いと感じました。 わかり易いといえばそうなのですが チラッと某姉妹についての文章があります。 そう言う時事ネタ的なのも出来れば排除して欲しかったです。 流行のものが入ってると当時は良いかもしれませんが 数年経つとその事を知らない世代も出てきます。 本当にテーマは良かったし話の内容も良いものなので 今だけではなくこれからも長く読み継がれるような文章に して行ってほしい。 初めての小説らしいですがこれからの作品にも期待できる内容でした。 | ||||
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久しぶりに「良かった」と思える本に出合えました。最後のストーリー展開は、息継ぎをする暇もない程、良かったです。 | ||||
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確かに脚本っぽいですね。ずっと頭の中に映像が見えるようでした。あっさりし過ぎとのコメントもありましたが、徹底して主人公の視点だけで描かれているところが斬新で、主人公に感情移入したまま一気に読める感じが好きでした。日頃から重めの本を読み込むのが好きな方よりは、あまり本を読まない方にお奨めな作品かも知れませんね。 | ||||
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