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藁の楯



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【この小説が収録されている参考書籍】
藁の楯
藁の楯 (講談社文庫)

藁の楯の評価: 2.89/5点 レビュー 54件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(3pt)

ワンアイデアで突っ走った小説

アイデア自体がそれほど斬新ではなかったので、最後に思いがけないどんでん返しが待っているのかと期待したが、それほど感心するラストではなかった。
 悪くはないのだけど、後日書かれた探偵ものを何冊か先に読んで、すごくおもしろかったので勝手にハードルを上げてしまったのかもしれない。
藁の楯Amazon書評・レビュー:藁の楯より
4062126400
No.13:
(3pt)

It is not enough.

This a novel, written by Kiuchi Kazuhiro. This is Japan TV’s 60th anniversary product, remade as movie categorized into horror and action, and published in Japan in 2013. This author is famous for fighting and action story, and most of his products are categorized in this genre. His representative work is [BE-BOP-HIGHSCHOOL]
I do not recommend this story to people who want to see someone’s growing up, or want to be moved by story. Conversely, I can recommend this story to people who don’t care about fruitless novel, and people who just want to be exciting.

(caution: I will talk about summary of this story, so if you don’t read this book yet, please be careful.)

Grand daughter of Ninagawa (the top of economic society) was killed by Kiyomaru Kunihide. Ninagawa published an unbelievable advertisement through every social media including advertisement in train. He intends to give billion yen on condition that two situation. First, person who were sentenced because of killing or injuring Kiyomaru. Second, someone who killed Kiyomaru under the national permission. Numerous riot police cooperated to save Kiyomaru while transporting him, but reward can make them be enemy of Mekari, and Shiraiwa. People even police try to kill Kiyomaru one after another in everywhere.

When I saw this book cover and introduction, I was interested in this story because police will save cruel killer in exchange for their life. I thought it would be certain that I can see police’s mental confusion and fighting with their own desire for wealth in presence. I guessed excitingly “how does he feel in that situation” and whether he will kill Kiyomaru or not. Actually there are main point of story.

This sentence was easy to read, because length of sentence is not so long, so I couldn’t stop reading. But there are too many short sentence in one paragraph, and each sentences are too easy. Most of sentence consist of subject and verb, so you may get tired of reading this, especially middle to the end.

I felt Mekari is calm and having justice in himself. He always tries to manage to save “killer” even if he lost his colleague, had desire for killing Kiyomaru and mental confusion. Kiyomaru will be about to be killed many times by people who saved him so reader might have sympathy for Kiyomaru. But it will vanish because it realized that his crazy mind beyonds our common sense, so reader will be disappointed and realized he is hopeless. In this story, many people are involved in this conflict, victim drags victim into swamp. I could understand that situation, but I couldn’t empathize in this story because mental description of each character were not enough. I think it would be key point There were some dark and sad past of main characters, but that background information didn’t work. Moreover, there was no enemy such as rightist and violence group in spite of story inclined that will happen. What is worse, Ninagawa withdrew his declaration. Where did main points go?? And nobody ended happily. I was disappointed. I couldn’t sleep.

What I want to say is there is no such feelings as joy, happy, pleasant and archievement while we're reading. One hate, struggling, confusion collide to each other, until the end. I like happy end or some fruitful story, so it was disgusting for me. But after reading this, I couldn't help thinking and asking yourself about your criterion to live.
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4062126400
No.12:
(3pt)

話題の作品

映画化もされた話題の作品です。
一行一行が短いので、小説や活字が苦手という人でも
読みやすいと思いました!
内容はうーんという感じ。
司法制度への挑戦、ということなのでしょうか・・・?
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No.11:
(3pt)

普通

金の力は偉大だ、と思わせる作品。
大金を前にした時人はどう変わるのか、きっと過去にもそのような作品はあったと思う。
比較的身近な視点から読めるという点では高評価。
ノワールとも違う暗さがあり、パワフルで濃い話でした。
でも期待していたほどではなかったので残念。
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No.10:
(3pt)

BE BOP

先日映画を観に行ったので、原作も読んでみたくて。
登場人物が死んじゃう順番以外はほぼ忠実に映画化されてたんやね。
前半の盛り上がり感も、終盤への尻すぼみ感も全て含めて映画で感じた感想と大体同じです。

それにしても。
10億って言われたら…ねぇ。
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No.9:
(3pt)

思ったほどではなかったです

映画を観て原作を見ました。
大抵原作のほうが上回ると思いますが今回は映画のほうが良かったかも。
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No.8:
(3pt)

受け入れられるかが分かれる文章

この作品に対する感想の最大の分かれ目は文章力、でしょうね。
まぁ、文章の書き方が下手、肉付けが上手くない、そう言うことに起因して
こういった作風になるのでしょう。

ただ、個人的にはこういう書き口に抵抗はありません。
端々から人物像も浮かびました。

また、シナリオ的には少し無理がある設定ではありますが、
それを肯定的に受け入れれば、楽しめる内容だと思います。

警察官のウチ1%に不届きものが・・・
まぁ、10億積まれてもこんな事に荷担する警察官が1%居るとはとうてい思えませんが
たまたまそう言う人物が居たとするならば、そう言う状況になれば
おのおのの人物(主に警護する側の警察官)の考え方、感じ方がそれぞれの方向を感じさせ
(人物描写に疎い書き口ではありますが)、各人の人となりを思わせるので悪くありません。

ただ、
襲いかかってくるのはみな単独犯で、組織的なものが皆無であったり、
(暴力団、左翼系、作中犯行を謳っているにもかかわらず登場しないのが不満)
当初想定の範囲であった大型の武器も登場せず、いささか盛り上げ不足でもありました。

それでも、個人的には最終局面まで楽しく読めましたが、ラスト付近が頂けませんでした。
主人公の心理状態を推し量るに、タクシードライバーの女性が(犯人の母の遺書に)
心動かされて泣き、だから、自分が運転を代わり、後部座席に犯人と2人にする、

・・・コレはさすがに酷い、
捜査員としてこんな事は絶対ありません、

また、懸賞金を取り下げてしまうくだりも、本作の出来を押し下げてしまうものに感じました。

このへんさえなければ個人的に☆4つはつけましたね。
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No.7:
(3pt)

review

映画が4月に公開されたということもあり、大沢たかおの表紙も追加されていてとてもよかったです。
ただ、文章が改行されているので普通の小説を読んでいると読みにくいです。映画とストーリーが少し違ったのですが私個人としては楽しめました。
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No.6:
(3pt)

うーん

うーん、何だろう

消化不良感が残った作品

読みやすいし
守りながら逃げる周りは敵だらけという状況の
緊迫感もあるのだけど

説明不足というか何で(ネタバレになるので書きませんが)
登場人物はそのような行動をとったのか?
という動機描写が薄いせいで説得力がなく
決着をつけにいく終盤では

打ち切りのマンガをみているようでした
とりあえず決着つけました
もっと書きたかったですが打ち切りなので
すいません
全10話のうち8話しかなくてという感じ。

序盤がいいだけに勿体ないので

補筆しての完全版を期待しています
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4062126400
No.5:
(3pt)

映画に分配あり

映画を見てから原作を読みました。残念ながら映画の方に原作を補足してもらった感があります。
しかし、最初から映像が浮かぶ小説が書けたのは、作者がもともとマンガ家であったことが功を奏している
のではないでしょうか。私は本もそれなりに楽しめました。
しかし、映画は配役が良く、人物設定にプラスアルファされていて、★5つものでした。特に犯人役の藤原達也さんは凄かった。
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No.4:
(3pt)

胃が痛くなりました

映画を観る前に原作を読んでみたくなり、購入しました。
深い苦しみと悲しみを抱きながら生きている銘苅に、
ハッピーエンドが訪れないものかと願いましたが、
生きていくことはハッピーエンドばかりではないのだと改めて思い知らされました。
読み終わった感想は、胃が痛くなった本。だったということ。
数日間、引きずってしまい、本の世界から抜け出せずに、しんどかったです。
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No.3:
(3pt)

「この男を殺してください。御礼として十億円お支払いします」

1980年代に漫画・映画の大ヒットによりメディアを席巻した不良漫画の金字塔『ビー・バップ・ハイスクール』!
 本書は、その著者であるきうちかずひろ氏(本書では木内一裕名義)の処女小説である。

 きうち氏といえば、漫画家としての活躍の一方で映画監督としての顔もあり、『カルロス』『JOKER』『鉄と鉛』『共犯者』といった木内氏の作家性がよく表れたハードボイルド作品を発表されている(近年の作家による凡作の映画監督作品とは違い、きうち氏の監督作品はまぎれもなく良作・佳作といった一定水準を満たした作品となっているので是非ともDVD化希望!)興味のある方は是非とも観られたし!)。

 今回の『藁の楯』も元々は自分で監督するうえで温めていた原案であったが、あまりにも大規模な作品であるためにとりあえず小説の形式で発表した事がきっかけであった(20年続いていた連載漫画『ビーバップ』の終了した翌2004年に発表)。
 この度、映画化決定〈2013・4・26公開、監督:三池崇史、主演:大沢たかお〉の運びとなった事から本書を手にした次第である。

 大富豪・蜷川隆興の孫娘・智香(7歳)が惨殺された事によりその犯人殺害に10億円もの懸賞金を懸けて、大々的に宣伝した事から日本中から注目を浴びると同時に命を狙われる事となった容疑者・清丸国秀を護送(護衛)する事となったSP・銘苅一基(めかりかずき)が道中、様々な危機が押し寄せながらも(時には葛藤を描きながらも)警察官としての職務を全うするために任務を遂行する物語だ。

 他の方が指摘されているように『S.W.A.T.』〈2003〉や『3時10分、決断のとき』〈2007〉と同様の設定に近い作品となっており(私的には刑事が命を狙われる容疑者を護送する点ではクリントイーストウッドの『ガントレット』も思い出した)、この手の展開は嫌いではないのだが、プロットの問題なのか読んでいて何かしら設定にムリがある(もしくは齟齬が生じている)ような気がしてならなかった。

 仮に犯人殺害の懸賞金を大々的に世間一般に公表するにしても潜伏している容疑者を炙り出すという意味ではよいかもしれないが、その後に犯人が自首した時点で懸賞金を取り下げて、(作中でメディアや政治家を動かせるあれほどの力があるならば)あらゆる形で合法的もしくは非合法的に容疑者の命を狙いに行く展開でないと物語に整合性もしくは真実味を感じさせないし、物語も進むにつれて段々と尻すぼみになっていき(サライヤなる謎の男も説明がないので物語にあまり活かされていない)、何となくしっくりこないのが読後感に思った印象である。文章もお世辞にも決して上手いとはいえないが、映像化を意識して描いているせいか読みやすかった。

 映画の方も期待してはいるが、原作自体が完成された作品とはいえないのでその点をどう解消して描いていくかが本作の最も気になるところである(ちなみに映画では同僚の白岩役を松嶋奈々子に配役しているので物語にどう活かされているのかが見所のひとつだ)。
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No.2:
(3pt)

映画「3時10分、決断のとき」と「SWAT」に似ている。

まだ映画は観ていませんが、ストーリーが洋画の「3時10分、決断のとき」と、同じく洋画の「S.W.A.T.」に酷似しています。オリジナリティーは全くないと思いますけど、上記二つの映画を観ていない方は楽しめるのでは無いでしょうか。
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No.1:
(3pt)

良くも悪くも漫画的

孫娘を暴行された上に殺された大富豪が、その犯人に懸賞金を懸ける。「殺してくれた人には、御礼として10億」。どういった展開になるのか、非常に興味をそそられるつかみではある。しかし冒頭、いきなり新聞の3大紙に懸賞金つき殺人依頼の見開き全面広告が出たという時点で頭の中に疑問符が浮かぶ。いくらなんでもそれは無理でしょう。小説内では、謎の男「サライヤ」がこのマンハントの告知や根回しに関する全ての段取りをつけたということになっているようだが、その具体的な方法の詳細は一切語られない。そこを描写するのが小説のリアリティなのでは?と私的には思うが、作者はそういった部分にはあまり興味が無かったようである。休む暇なくやってくる襲撃者と犯人を護衛する者とのやりあいは面白く読ませるが、似たような描写が多いのはやはりマイナスか。全般的に、良くも悪くも漫画的だ。一文一文が短くすいすい読めるし、ラストがどうなるか知りたくなるのは間違いないので、途中で投げ出すことはまず無いと思う。軽い気持ちで読み出せば、それなりに楽しめるのではないだろうか。
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4062126400

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