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藁の楯
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藁の楯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 21~40 2/3ページ
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主人公の思考に全く感情移入できない上に、結末まで意味不明。 時間の無駄でした。 映画化されたのも、人気があるのも謎。 誰にもおすすめできません。 | ||||
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10代の頃に読んだビーバップハイスクールの漫画家の処女作という事と、映画を先に観て面白かったので、購入しました。徹底して悪を悪く描く姿は他の作家さんとは違い好感が持てました。 | ||||
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面白く読み進めましたが、後味があまり良くなかった気がします。 | ||||
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とにかく言い尽くせない展開というか発想がすごいです。一寸だけグロイ場面もありますが、一気に読み進めました。この本と出会ったおけ下で、この作者を知りました(ビーバップハイスクールは全く読んでいないので)。そして今では彼の作品をすべて読み終わっているほど大ファンになってしまっています。 | ||||
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人間って、考えさせられますね。人間の弱さと身勝手さを感じました。 | ||||
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ストーリー設定はなかなか面白いのですが、起こる出来事が単調で、最後はかなり物足りなかったです。 | ||||
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以前、映画の宣伝を見て気になっていたのですが、最近になって、手に取る機会があって読んでみました。 文章が非常に読み易い。 また、この先どんな展開になるのかが気になり、止められない力がある。 あっという間に読み進み、2時間程で読了しました。 ・・・が。 最後の最後で、あまりにもカタルシスが無くて、力が抜けてしまいました。 自分の中では、もう少し犠牲者が少なくて済み、なおかつ、主人公が何かを得られるような、例え任務が全う出来なかったとしても、何かしらのカタルシスが感じられる結末を期待していたのだと思います。 けれど、あの人やあの人まで被害に合わなくても・・・と思わされた挙句の、この結末。 こんな結末を見る為に、読み進んできたのではないのにと思ってしまいました。 着想が面白く、読ませる力がある・・・という点では、エンターティメントとして充分成り立っていると思いますが。 たった2時間でも、読んだ時間がもったいなかったと虚しく感じられたことは、非常に残念です。 誰かが成長したり、何かを得たり、悲惨な展開でもどこか、心を動かされる本を求めている人には向きません。 読み易く、ハラハラさせて、読んでいる瞬間だけ楽しめて、読み終わった後に何も残らず、一読したらもう読み返すことは無いという本でも良い人なら良いでしょう。 映画では、藤原竜也さんが演じた犯人像は見てみたいと思いましたが。 あの白岩を何故か女性にしたというのが、本をを読んだ後だと解せません。 男ばかりで華やかさに掛けるからということで、有名女優さんを持ってきたのかもしれませんが・・・。 白岩は、男の後輩だからこそ成り立っているキャラだと思うので。 そんなわけで。 本の結末にはガッカリ。 本を読んだ後には映画も見てみようかなという思いも失せました。 | ||||
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ビリヤード関係者の名前が多数でてくるので親近感が沸き面白かったです! | ||||
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あとがきを読んでBEBOPの作者だと初めて気づきました。既視感はあるものの設定の素材そのものは面白く、料理と盛り付け次第でかなり美味しく出来る内容だと思います。しかし、残念ながらその料理の部分が粗く拙すぎて非常に残念な内容になっているように感じました。 まず、ストーリーとしてのポイントは「遺族から「犯人の殺害(またはそれにかかわる行為)をした者全てに遺族が10億円の報酬を支払う」という宣言が為され、警官すら信用できないという極限状況の中、その憎むべき犯人を護送する警官はその身命を賭して犯人の命を守るべきか?」という点があり、そこに愛する家族を理不尽に奪われた遺族の哀しみや、数年前に愛する妻を失い生きる意味をなくした主人公SPの葛藤などが絡んでいくという構想だと思うのですが、その全てが恐ろしいほど上滑りしており、非常に読みづらい作品になっています。 まず最大の失敗は憎むべき少女暴行殺人犯の凶悪性や救いようの無さが全く描けておらず、安っぽいチンピラのような存在の為、「こいつは今ここで殺すしかないんだ」という作中の登場人物の思いにシンクロ出来ない点が挙げられます。そのため、最大のテーマである「本当に救いようのない悪の権化のような存在でも、職務の為には守らなければならないのか?」という主題が空回りしています。更に主人公銘苅の妻を亡くしてからの死に場所を求める部分や愛する家族を理不尽に奪われた遺族の怒りと悲しみ、その捜査に携わった警察担当者の怒りなどの描き方も甚だ不十分で、読者との距離感だけがどんどん広がっていきように感じました。 また、その設定上、賞金目当ての襲撃者との戦いがアクション的な目玉になるのですが、これがまた哀しいほどに臨場感がなく、まるで音を消してアクション映画を見ているような状態です。おそらく、作者の頭の中には絵的にしっかりと完成され効果音も迫力ある書体で描かれているのでしょうが、それをきちんと文字に落としてくれないと読者の頭の中ではその絵が再生されません。この作品を原作に力のある漫画家が絵を描いたらかなりいい感じになると思いますが、小説とは文字だけで世界を構築する媒体なのでそういう点でも描き方を間違っているように感じました。 憎むべき犯人はその悪逆さがいまいちピンと来ず、その悲しみに感情移入すべき遺族はほとんど作中で描かれず、「守るべきか殺すべきか」というハムレット的な葛藤を抱えたSPは、その亡き妻への想いや哀しみ共々十分に描かれておらず、この賞金騒動を仕組んだ男の正体が結局さっぱり分からない(というか作者に都合良すぎ)なところとか、「期待して食べたら生焼け料理だった…」みたいな読後感でした。 という訳で、もう少し小説というものをしっかり勉強してから書いてほしいというのが率直な感想です。 | ||||
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映画原作本。 10億円の賞金が掛けられた連続幼女殺人犯清丸の殺害。 SPとして主人公銘苅は、自身の葛藤と闘いながら、清丸の護送を開始する。 いつ、誰が狙うのか分からない緊張感。 圧倒的にスピーディな展開は、読者を一時とて飽きさせることはない。 後半に一部消化不良のところも残るが、十分に楽しめる1冊。 読んでおいて損はない。 | ||||
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現実的に起きえなそうなことをテーマにしてますが、 現実に起きてもおかしくないという辻褄合わせに、 必死な釈明的な文章が多く全然感情移入できません。 それぞれのセンテンスも極端に短く、 こんなに下手な文章を読んだのは初めてです。 | ||||
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この作品に対する感想の最大の分かれ目は文章力、でしょうね。 まぁ、文章の書き方が下手、肉付けが上手くない、そう言うことに起因して こういった作風になるのでしょう。 ただ、個人的にはこういう書き口に抵抗はありません。 端々から人物像も浮かびました。 また、シナリオ的には少し無理がある設定ではありますが、 それを肯定的に受け入れれば、楽しめる内容だと思います。 警察官のウチ1%に不届きものが・・・ まぁ、10億積まれてもこんな事に荷担する警察官が1%居るとはとうてい思えませんが たまたまそう言う人物が居たとするならば、そう言う状況になれば おのおのの人物(主に警護する側の警察官)の考え方、感じ方がそれぞれの方向を感じさせ (人物描写に疎い書き口ではありますが)、各人の人となりを思わせるので悪くありません。 ただ、 襲いかかってくるのはみな単独犯で、組織的なものが皆無であったり、 (暴力団、左翼系、作中犯行を謳っているにもかかわらず登場しないのが不満) 当初想定の範囲であった大型の武器も登場せず、いささか盛り上げ不足でもありました。 それでも、個人的には最終局面まで楽しく読めましたが、ラスト付近が頂けませんでした。 主人公の心理状態を推し量るに、タクシードライバーの女性が(犯人の母の遺書に) 心動かされて泣き、だから、自分が運転を代わり、後部座席に犯人と2人にする、 ・・・コレはさすがに酷い、 捜査員としてこんな事は絶対ありません、 また、懸賞金を取り下げてしまうくだりも、本作の出来を押し下げてしまうものに感じました。 このへんさえなければ個人的に☆4つはつけましたね。 | ||||
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映画が4月に公開されたということもあり、大沢たかおの表紙も追加されていてとてもよかったです。 ただ、文章が改行されているので普通の小説を読んでいると読みにくいです。映画とストーリーが少し違ったのですが私個人としては楽しめました。 | ||||
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うーん、何だろう 消化不良感が残った作品 読みやすいし 守りながら逃げる周りは敵だらけという状況の 緊迫感もあるのだけど 説明不足というか何で(ネタバレになるので書きませんが) 登場人物はそのような行動をとったのか? という動機描写が薄いせいで説得力がなく 決着をつけにいく終盤では 打ち切りのマンガをみているようでした とりあえず決着つけました もっと書きたかったですが打ち切りなので すいません 全10話のうち8話しかなくてという感じ。 序盤がいいだけに勿体ないので 補筆しての完全版を期待しています | ||||
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映画を見てから原作を読みました。残念ながら映画の方に原作を補足してもらった感があります。 しかし、最初から映像が浮かぶ小説が書けたのは、作者がもともとマンガ家であったことが功を奏している のではないでしょうか。私は本もそれなりに楽しめました。 しかし、映画は配役が良く、人物設定にプラスアルファされていて、★5つものでした。特に犯人役の藤原達也さんは凄かった。 | ||||
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筋は面白い。 ただ肝心の文才がない。 金を払って読ませるレベルに達していない。 きっと誰かに小説に書き直して貰う為の下書きなのだろう。 このまま出版してしまうなんて信じられない。 ↑ずっとこのような短いセンテンスで書き連ねてあるので感情移入できず飛ばし読みしたくなる文章でした。 とても早く読めるのですが箇条書きの文章を突きつけられているようで、 自分で文章を想像して付け加えながら読む。というような努力が必要です。 | ||||
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映画を観る前に原作を読んでみたくなり、購入しました。 深い苦しみと悲しみを抱きながら生きている銘苅に、 ハッピーエンドが訪れないものかと願いましたが、 生きていくことはハッピーエンドばかりではないのだと改めて思い知らされました。 読み終わった感想は、胃が痛くなった本。だったということ。 数日間、引きずってしまい、本の世界から抜け出せずに、しんどかったです。 | ||||
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シナリオの背景設定や人物せ設定は明確で印象的だったけど、ストーリー細部に手抜き感というかやっつけ仕事感が強い。 例えば、先立たれた妻との描写は丁寧なのにストーリーの流れからすると安っぽいところがある。念入りに人物描写されたタクシー運転手も盛り上げといて呆気ない終わりだし、蜷川老人の心変わりの至るプロセスが幼稚にみえて、今更何言ってるの?と呆気に取られてしまいます。 勢い良く話が始まったけど、途中ネタ切れになって無理矢理閉めた連載マンガっぽいです。 | ||||
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1980年代に漫画・映画の大ヒットによりメディアを席巻した不良漫画の金字塔『ビー・バップ・ハイスクール』! 本書は、その著者であるきうちかずひろ氏(本書では木内一裕名義)の処女小説である。 きうち氏といえば、漫画家としての活躍の一方で映画監督としての顔もあり、『カルロス』『JOKER』『鉄と鉛』『共犯者』といった木内氏の作家性がよく表れたハードボイルド作品を発表されている(近年の作家による凡作の映画監督作品とは違い、きうち氏の監督作品はまぎれもなく良作・佳作といった一定水準を満たした作品となっているので是非ともDVD化希望!)興味のある方は是非とも観られたし!)。 今回の『藁の楯』も元々は自分で監督するうえで温めていた原案であったが、あまりにも大規模な作品であるためにとりあえず小説の形式で発表した事がきっかけであった(20年続いていた連載漫画『ビーバップ』の終了した翌2004年に発表)。 この度、映画化決定〈2013・4・26公開、監督:三池崇史、主演:大沢たかお〉の運びとなった事から本書を手にした次第である。 大富豪・蜷川隆興の孫娘・智香(7歳)が惨殺された事によりその犯人殺害に10億円もの懸賞金を懸けて、大々的に宣伝した事から日本中から注目を浴びると同時に命を狙われる事となった容疑者・清丸国秀を護送(護衛)する事となったSP・銘苅一基(めかりかずき)が道中、様々な危機が押し寄せながらも(時には葛藤を描きながらも)警察官としての職務を全うするために任務を遂行する物語だ。 他の方が指摘されているように『S.W.A.T.』〈2003〉や『3時10分、決断のとき』〈2007〉と同様の設定に近い作品となっており(私的には刑事が命を狙われる容疑者を護送する点ではクリントイーストウッドの『ガントレット』も思い出した)、この手の展開は嫌いではないのだが、プロットの問題なのか読んでいて何かしら設定にムリがある(もしくは齟齬が生じている)ような気がしてならなかった。 仮に犯人殺害の懸賞金を大々的に世間一般に公表するにしても潜伏している容疑者を炙り出すという意味ではよいかもしれないが、その後に犯人が自首した時点で懸賞金を取り下げて、(作中でメディアや政治家を動かせるあれほどの力があるならば)あらゆる形で合法的もしくは非合法的に容疑者の命を狙いに行く展開でないと物語に整合性もしくは真実味を感じさせないし、物語も進むにつれて段々と尻すぼみになっていき(サライヤなる謎の男も説明がないので物語にあまり活かされていない)、何となくしっくりこないのが読後感に思った印象である。文章もお世辞にも決して上手いとはいえないが、映像化を意識して描いているせいか読みやすかった。 映画の方も期待してはいるが、原作自体が完成された作品とはいえないのでその点をどう解消して描いていくかが本作の最も気になるところである(ちなみに映画では同僚の白岩役を松嶋奈々子に配役しているので物語にどう活かされているのかが見所のひとつだ)。 | ||||
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映画の宣伝を見て、ついつい購入。設定からストーリーまで非現実的、かつ展開が面白くない。もったいないので最後まで読んだが、大変後味の悪い作品だった。映画が面白いことを願う。 | ||||
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