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オレたち花のバブル組
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オレたち花のバブル組の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全333件 21~40 2/17ページ
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ドラマ番の方が大和田のねちっこさが強い。香川さんの演技力が高いからあのドラマのストーリーになったんだな感じた。 原作は反半沢達側の心模様が描かれているのが良かった。田宮、大和田のように敵に対して常に横柄な態度を取ってきた人間も実は弱く虚栄心のなかで自分を大きく見せていたんだなー。 | ||||
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一作目はそれなりに結末があったが、この二作目は次につながるところで終わっている。次を読まざるを得ないところで! | ||||
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池井戸潤さんの本です。 つい手にとったのですが、シリーズ物らしくて「オレたちバブル入行組」から読み始めたほうがいいですね。「オレたちバブル入行組」のほうは、機会があったら読んでみます。 とりあえず、シリーズ物にありがちな「もうわかってんだろ」感が強くて、いまいち物語に入り込めなかったですね。 読んでて、「半沢直樹」とかでてくるので、「あれ、これ、ドラマになってたよな」と途中で気付いたのですが、ドラマは見てないんですよねぇ。 「倍返しだ!」って堺雅人のやつですよね。 この小説の中でも、 「オレは、基本は性善説だ。だが、やられたら、倍返し――」(294㌻) とでてくるのですが、ただ、この「倍返し」って、なんか違和感あるんですよね。 「倍返し」って、ご祝儀とかで使う言葉で、「やられたら、やり返す」とか、そういう意味じゃないような気がするんですね。 ですから「倍返し」って言葉が出てくるたびに「ご祝儀?」とか考えちゃうんです。 物語としては、近藤というやる気がない出向社員の話がベースになってます。 タミヤ電機という、会社に出向している銀行員が近藤なんですが、最初はやる気ないけど、裏帳簿とかを見つけてしまって…という話と、 半沢が伊勢島ホテルグループを立て直そうとするけど、金融庁の検査が入って、オカマっぽい黒﨑との丁々発止の話、というのがあって、 そこから、だんだんと悪徳上司の大和田の悪事を露見させる、そして、最後に直接対決、という流れです。 話としては、おもしろいし、 銀行マンというのは、世間一般になじみがないですから、「へえ、こうやってんだ」というトリビア的なおもしろさがあります。 また、要するに派閥抗争ですから、そういう隠微な争いネタが好きな人としてはたまりません。 この本は、おそらく池井戸さんがバブル世代なんじゃないか、と思うんですよね。 そういう、バブル世代の不平不満といいますか、上の団塊の世代に対する不満が、次のように語られています。 渡真利のセリフに熱がこもる。「だけどそれはオレたちのせいじゃない。バブル時代、見境のないイケイケドンドンの経営戦略で銀行を迷走させた奴ら――いわゆる“団塊の世代”の奴らにそもそも原因がある。学生時代は、全共闘だ革命だとほざきながら、結局資本主義に屈して会社に入った途端、考えることはやめちまった腰抜けどもよ。奴らのアホな戦略のせいで銀行は不況の長いトンネルにすっぽりと入っちまったっていうのに、ろくに責任もとらないどころか、ぬけぬけと巨額の退職金なんかもらってやがる。オレたちはポストも出世も奪われていまだ汲々としたままだっていうのにな」(231~232㌻) バブル世代からの、団塊の世代への不満爆発ですね。 団塊の世代は、池井戸さんの考えに、きちんと反論すべきですね。 沈黙は同意とみなしますから、反論なかったら、団塊の世代は、尖閣諸島守備隊として、対中国工作に励むように。 まあ、団塊の世代は、世間の皆様に迷惑かけまくって、害しかもたらさなかったんだ、ということが、この小説を読むと、よくわかります。 ただ、池井戸さんの小説って、勧善懲悪ですっきりするし、近藤が日和る姿も描いているけど、組織の非情さというのが、いまいち描き切れてないようにも思えなくはないです。 そこいらへんが、バブル世代のツメの甘さなんですよね。 でも、そういう甘さがあるから、小説としては、おもしろいのでしょう。 ただ、シリーズ物であっても、半沢の説明だとか、奥さんの説明だとかは、ちゃんとしてほしかったです。 | ||||
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話題作 | ||||
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さて、TVでの、第2シリーズの放送が始まった半沢直樹物の2作目で、第1シリーズの原作となったものです 昔から、銀行が1番怖いのは、金融庁検査 そして、今のメガバンクが苦労しているのは、合併行間の融和 自らも、都市銀行出身の作者は、これらをミックスして、面白い一冊にしています 本店次長に出世した、元T行出身の半沢ですが、元S行支店の取引先を担当させられますが、ここが、乗り込んできた金融庁のターゲットになります 調べていくうちに、次々と出てくる怪しげな取引 半沢は、鼻持ちならない金融庁検査官、元S行の歴代支店長の狭間で、悪戦苦闘させられます 不良債権に分類されたら、銀行収益にも大きな影響を及ぼす金融庁検査を乗り切ることは出きるのか 手に汗握る一冊です | ||||
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ドラマが始まるので読みましたが面白かったです | ||||
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前作もドラマも読んで(見て)いないのですが、銀行という一見固い題材でありながら、ドラマみたいにコミカルで、それぞれのキャラも立っていてスイスイ読み進められました。(自分が経理業務についていて、事業会社の様子に多少馴染みがあるかな?) サブストーリーとなっている、近藤さんの出向先のタミヤ電機の話も楽しめました。ここで半沢サイドの話に繋がっているとは、、という展開でした。 金融庁検査(金融庁が大赤字を出した会社を探して銀行に引当金を支払うべきか否かの検査、監査)や、「疎開」など、銀行業界の「闇」の部分やいわゆる暗黙の了解とされていることも学べました。 限りなくグレーに近い部分も、半沢の手にかかれば「何とか成功してみせる!!」という執念によって見事やり遂げるサマは、読んでいて爽快な気分になりました!悪を裁き、政治に翻弄されず、近藤という同期もちゃんと大事にする人間味のある半沢、カッコいい!! | ||||
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テレビドラマで大ブレークした原作本です。 テレビドラマを見なければ経済小説はおそらく手にしなかったでしょう。 本編を読んでいるとテレビドラマで出演していた役者さんの顔がすぐに思い出されます。 主人公の半沢直樹(東京本部営業第二部次長)は同じ東京中央銀行のバブル入社組の同期の近藤直弼(タミヤ電機出向経理部長)と渡真利忍(東京本部融資部調査役)の3人が絶妙なタイミングで助け合って、銀行の不正を正していく話です。 登場人物で私が一番好きなのは、お姉言葉を使うがとても頭の切れる金融庁検査局主任検査官の黒崎 駿一です。 この黒崎と半沢の言葉のバトルがとても見ものです。 なんといっても半沢直樹語録でしょう。 一番有名なのは”倍返しだ”ですが、テレビドラマほど原作は発言してなかったですね。 そして最後にドラマで有名な大和田常務の土下座シーンは、原作にはありませんでした。 | ||||
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あの『倍返し』の半沢が還ってきた。 最後まで息を継がせないストーリー展開、殊に銀行の与信業務と、それに対応する企業の資金繰りスキームは、どちらかに身を置いた者でなければ、リアリティが分からないだろう(私は、後者を体験した。 本書でも重要なサブキャラクターで銀行に根深い恨みを持つ中堅企業の社長が登場するが、実際、私の経験則でも「天気のいいときに傘をさしかけるのが銀行」は、本当だった・・・)。 最後に、主人公の同輩の小さな裏切りが本書の画竜点睛を欠くように思ったが、これは賛否両論。 まあ、結果オーライかも知れない。 以下、自分のサラリーマン体験(現在はOB)に基づく、サバイバルの私見である。 お互い、しがないサラリーマンを長年やっていると、クライアントや同じ職場の役席から無理無体や暴言を吐かれ、頭に血が上って、殴りつけて辞めてやろうかと思うことも何度かはある筈だ(私は通算40年ほどのサラリーマン生活で3、4回ではきかないくらいあった)。 しかし、大抵のサラリーマンは、力関係と守るもの(家族の生活)を考えて我慢してしまう。 ぶち切れて暴れた者は、たいていそこでthe end(懲戒解雇か、よくて精神科入院)となる。 勤め人は、萎縮せず暴れずの匙加減が難しい。 半沢直樹の痛快な「倍返し」は、小説だから成り立つ。 現実の職場では、劣後する地位の者から上席者への反逆、殊に倍返しは殆ど不可能だ(セクハラ告発だけは別だが)。 しかし、万年平社員のオッサンと雖も、そうそういつも舐められてばかりはいられない。 倍返しは非現実的でも、「等倍返し」(引き分け)や、最大「1.5倍返し」(優勢)までなら、自分の矜持・誇りを懸けて周到に準備し戦えば、勝機はある。 ポイントは、本書の主人公・半沢のように、上司・先輩・同輩・後輩、クライアント、取引先に常に味方を養っておくことである。 それには自分に人間力(人としての魅力)があり、日頃から仲間や取引先のお世話をしていなければ、いざというとき誰も力になってはくれない。 いざ上司とコトを構えたら、たとえ上司に非があるとしても、味方になってくれる同僚は少ないと思っていたほうが無難だ。 社内・業界内の情報戦で、普段から「危ない奴」「手強い奴」と思わせておくのは、とてもよい手である。 中間管理職としては、部員の面前でヒラ社員からやりこめられたり、監督庁に駆け込まれたり(内部告発)されたくはないからだ。 勿論、時には本気で首をかけてでも危ない橋を渡らなくては、手強い奴との評判は維持できない。 いざとなれば相手を道連れにしてやる本気度は必要だ。 それができなければ、小さくなって定年まで暮らすしかない。 性格が悪くて間抜け上司(つまり無能管理職)との闘いなら、パワハラを武器にしてひと暴れしてやればかなり効果がある。 偽善ポリティカルコレクトネスを、戦いの武器として逆用するのだ。 相手の周りに自分の味方(相手からすればスパイ)を普段から養成し、悪事の証拠を探り出せれば、悪くても引き分け(喧嘩両成敗)に持ち込める公算が高い。 人事部は「パワハラ」でなく「個人的な争い」で幕を引きたい。 そうすれば、会社に傷がつかないからだ。 本当は違法・不法なパワハラでも個人的な争いにしてしまうと、どうなるか? 自分の肉を切らせて、敵の骨を断つことになる。 喧嘩両成敗だと、ヒラより役席のほうが傷は圧倒的に大きい。 自分より上の職階の者を、拠点(支店)処払いにしてやれば、事実上、こちらが勝ったことになる。 パワハラ告発者も冷や飯を食わされ管理職に出世できない(係長か課長補佐止まり)が、敵(阿呆上司)もパワハラ騒動の責任を取らされ、キャリアはそこで終わる。 どう見ても敵(上席者)のほうが傷が深い。 「等倍返し」でいい所以である。 【余談】 池井戸潤さんの小説はすべて買って読んだつもりだったが、本書を図書館で手にとってみると未読だったので、そのまま借りてきたものである。 | ||||
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人物造形がわかりにくい。 どの人がどうなのかが殆ど掴めず、文字を見ているだけの時間だった。 近藤さんの部分のみは面白かったけど…… 一作目は楽しめたけど、このシリーズはもう満腹。 映像で観るなら目で見て分かるけど、投稿者の読解力では到底人の見分けが出来ない。 | ||||
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内容が本当かどうかは別として、ありそうな人間模様や ちょっとこれは無いんじゃないと言うところもあるが 余暇に読む本としては凄く面白い。 | ||||
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「基本は性善説、しかし、やられたら倍返し」の名セリフに乗せられてあれよあれよと言う間に息もつかせず一気読みさせてしまう強烈な魅力の半沢直樹シリーズの2冊目。冷静に考えるとあまりに神がかっていてうまく行き過ぎとは思いますが、でも理屈抜きで悪どい奴らがギャフンと言わされてコテンパンに成敗されるのを読むのは最高に気持ちが良くてモヤモヤした気分やストレスが思いっ切り吹っ飛んで行く爽快な心地よさなのですね。驕る金融庁のオネエ野郎・黒崎をよくぞ負かしてくれて心からありがとう!泣くな近藤、君も負けずに良くがんばったよ! | ||||
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銀行と金融に興味がある人は読んだほうが良いです。 銀行内での派閥争い。 融資をめぐっての、銀行側と企業側との駆け引き。 不良債権を抱えた老舗ホテルをどう再生させるのかといったところや、金融庁の意地悪な検査をどう切り抜けるかといった起承転結のしっかりした小説です。 サイドストーリーとして出て来る主人公の同僚の話が面白かった。 病気で休職し、その後銀行から取引先の電機会社に出向になる。 そこで社長や部下からよそ者ということで虐められるが、ある粉飾の秘密を見つけてからの人が変わったかのような活躍ぶりが良かったですね。 人間、自信をもって勇気をもって仕事すれば周りも説得できるかなあと。 ま、これはお話何でここまで上手く行くか分からないけど。 小説としては主人公のメインの話と、このサブストーリーが最後の方で繋がります。 良く繋げたなという感じでした。 ただ、登場人物が多い。 あと、視点が変わるのと主人公の登場が少なめなので、人物への感情移入がし辛かったかな。 唐突に出てくる情報屋とか、やたらスペアキーが簡単に作れて人の机から証拠が簡単に取れちゃうのも、ちょっとあっさりしてた。 物語の展開を早くするために、視点が切り替わるところもちょっと多すぎたかな。 | ||||
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テレビで気に入りましたけど面白いです。 | ||||
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ドラマを見てからの原作でしたが、とても面白かったです。 | ||||
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池井戸ドラマがブームの時に買ったけど読んでない… | ||||
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評判通りの物語でした。 ドラマを見た人も見ていない人も楽しめます。 | ||||
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出向先の会社で扱われ方に精神的に苦しんでイエスマンだった近藤が、会社のため能動的に変わっていく。出向先を近藤が離れるときの意地悪な社長の本音が垣間見えたところは印象に残る。 そして銀行の大問題となる秘密を握った近藤に最後、悪魔の囁きが。あれは特に家庭のある人は、理想と現実の間で葛藤するかと思う。人間だもの。 | ||||
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テレビドラマでブレイクする前に読んだが、面白さ抜群のエンターテイメント。ドラマはほぼ着実にストーリーを追っているが、詳細、背景は小説の納得度が高い。登場人物は自分の気持ちに忠実であり、誰もに共感できる繰り返し読める小説となっている。 | ||||
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久々に読みました。今思うと、若干ドラマと異なる部分もあり、面白かったです。 | ||||
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