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オレたち花のバブル組
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オレたち花のバブル組の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全333件 301~320 16/17ページ
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今回の軸は「半沢vs金融庁黒崎」「近藤vsタミヤ電機社長」という二つの構図で展開されます。 前作以上にパワーアップした外敵及び内敵に悪戦苦闘しつつ「売られた喧嘩には倍返し」の精神 で次々にそれらをぶち壊していく姿は、ドキドキわくわくしながら読み進めます。 銀行内の派閥争いに知らず知らずに巻き込まれ、気が付けばど真ん中の半沢。 「タミヤ電機」の粉飾や帳簿の改ざんに気が付き、バンカーとしてのプライドを取り戻す近藤。 池井戸作品は、人間の「こころ」の描写がとてもに巧いと思う。 お陰で感情移入しやすいのです。 半沢はある意味、サラリーマンなら誰もが理想とする行動力・信念を持ったヒーローなのです。 ただ、今回のラストは「ロスジェネの逆襲」につながりますが、驚きの結末を迎えます。 世の中そう甘くないのだ!!と。バンカーとしての最大の転機をどう乗り切るのか。 楽しみです。(って、既に読んでいますが。) | ||||
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今回の軸は「半沢vs金融庁黒崎」「近藤vsタミヤ電機社長」という二つの構図で展開されます。 前作以上にパワーアップした外敵及び内敵に悪戦苦闘しつつ「売られた喧嘩には倍返し」の精神 で次々にそれらをぶち壊していく姿は、ドキドキわくわくしながら読み進めます。 銀行内の派閥争いに知らず知らずに巻き込まれ、気が付けばど真ん中の半沢。 「タミヤ電機」の粉飾や帳簿の改ざんに気が付き、バンカーとしてのプライドを取り戻す近藤。 池井戸作品は、人間の「こころ」の描写がとてもに巧いと思う。 お陰で感情移入しやすいのです。 半沢はある意味、サラリーマンなら誰もが理想とする行動力・信念を持ったヒーローなのです。 ただ、今回のラストは「ロスジェネの逆襲」につながりますが、驚きの結末を迎えます。 世の中そう甘くないのだ!!と。バンカーとしての最大の転機をどう乗り切るのか。 楽しみです。(って、既に読んでいますが。) | ||||
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池井戸作品は前から気になっていましたが、やっぱり面白いです。 他のも読みたくなりました。 | ||||
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老舗ホテルへの融資を巡り大物二人と対決する平沢。一人は金融庁の黒田、もう一人は意外な人物。黒田は相当に狡猾なだけに平沢が勝てるか最後までハラハラ。一方では同期の近藤が出向先メーカーで財務絡みの事件に遭遇。平沢と近藤の二つの謎解きと対決が同時進行し、やがて二本の線が交差する。この構成の妙に乗せられてページを繰る手が止まらない。敵は何れも二人の頭の上で政治的に決着を着けようとするのに対して、平沢や近藤、サポーターの渡真利は地上戦で応戦。空中戦対地上戦。果たして彼等は勝利の美酒に酔えるのか? それとも… 前作バブル入行組に続き安定した面白さ。 | ||||
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私はめったに小説は読みませんが、この話は読みやすいは、内容が面白いはで、 あっという間に読み終えてしましました。 ちょうどドラマでも始まりましたし、世の中にモヤモヤしている人は絶対お勧めです。 スカッとしますよ! | ||||
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15時に窓口が閉まる銀行って、何やってるんだろうと今まで思ってました。金融業界のことは全く分かりませんが、業界を全く知らない私でも非常に分かりやすく、あっという間に読み終えました。 | ||||
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なかなか面白く読ませてもらいました。われわれの知らない社会の裏側というかカラクリが見事です。 | ||||
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銀行を舞台としたお仕事小説。銀行を騙してでも融資を受けたい企業と、不良債権を持ちたくない銀行、銀行のアラを探して虐めたい官庁、三者の駆け引きが白熱し、一気読みさせる面白さがある。この物語がどこまで現実に近いのか分からないが、金目的の犯罪が巷に溢れている事を考えると、モロに金そのものを扱う金融業界に、悪人がゴロゴロいても不思議はないな、と感じた。 | ||||
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私はコンプライアンスが拡大解釈をされ一人歩きをし始めてから、企業の成長にブレーキをかけ、企業人が外より内を見はじめてきたのではないかと思っている。その歪んで、保身的で、もろい考えを払拭する半沢の生き方に勇気をもらった。 ありがとうございました。明日も会社に行きます。 | ||||
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巨大損失を出した老舗の伊勢島ホテル。その再建の仕事が、突然東京銀行の半沢に回ってきた。 本来は法人部の管轄であるはずの仕事なのだが、頭取の命令によるものだった。失敗は許されない。 はたして、解決策はあるのだろうか・・・? エリートコースを歩いてきた半沢にとって、伊勢島ホテル再建の仕事の是非は、今後の銀行生活を 左右するくらい重大だった。金融庁の検査という超難題もあり、まさに絶体絶命の状況だ。解決策は あるのか?その鍵を握るのは、半沢の同期で病気により出世コースを外れた近藤だった。近藤は、 銀行員としてのプライドや半沢たち同期の友情を心の支えとして、出向先で孤軍奮闘の日々を送って いた。そして、近藤の奮闘が半沢の仕事にも深く関わってくる。同期のピンチを同期が救う。巨大な 組織の中でひとりひとりの存在は小さいかもしれない。けれど、仲間が集まれば、不可能を可能に 変えていくこともできるのだ!ラストは、現実の厳しさの中にもほっとするものがあり、とても よかった。金融庁と銀行の対決も読み応えがあり、楽しめる作品だと思う。 | ||||
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非常に臨場感溢れるストーリー。楽しませていただきました。 半沢の「やられたら倍返し」の勢いが魅力的です。 先にロスジェネを読んでいたので、気になっていた半沢の 過去の事件がわかったのにもすっきりしました。 | ||||
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「オレたちバブル入行組」に登場する半沢直樹らが活躍する続編です。「基本は性善説、売られたケンカは倍返し」を標榜する半沢が、社内の不正に巻き込まれ、ピンチに陥りながらも気っ風のいいキャラでスカっとさせる、勧善懲悪、痛快な企業小説です。 2作目として、もはや半沢の強さは確立された感があるのですが、1作目から読んだ方が、主人公の葛藤や来し方を踏まえた強さに、共感が憧れが感じやすいかと思います。 それにしても、銀行内部って、こんな風に人を陥れようとする人がいたり、政治力と人脈が優先されたりするのかしら。銀行につとめる友人に聞いてみたくなってしまいます。さらなる続編となる「ロスジェネの逆襲」を読むのが楽しみです。 | ||||
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一作目がおもしろくて本作も手に取りました。 話の展開はほぼ同じなのに、まったくそれを気にせずに読めました。 銀行と金融庁、合併後の銀行行内の派閥争いなど、銀行勤務したことある人 ならではの着想は相変わらずおもしろいです。 | ||||
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銀行という舞台設定にこそ特色はあるが、マンガでいえば「島耕作」の世界。色気はないけどね。 おネエ言葉の悪役キャラや、時代劇でいえば『越後屋』みたいな大会社の専務とか『悪代官』役の上役とか、とにかくわかりやすい。 決して馬鹿正直な正義感ではなく、仲間と罠を張り返して『やられたら倍返し』。 半沢の反骨心が小気味いい。 でも『基本性善説』で、誠実な相手には誠実に対応する。いいですねえ。読んでいて気持ちがいいです。 しかも、前作で負け組の代表だった近藤が、奇跡の復活。近藤は今作の隠れ主人公。 そしてラスト、半沢にふりかかる理不尽な会社力学。このままでは終われないぞ。 次作は文庫化されるまで待ちきれないかも。 | ||||
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『おれたちバブル入行組』の続編である本作。 やはり主人公の半沢がかっこいい。 そして頼りになる。 基本は性善説、やられたら倍返し。 この信念をしっかりと貫き通せる確固たる芯、そして最後の近藤の自分を裏切ることになった決断に対しても一切責めない仲間への思い、さらに熱い思いを持ちながらも常に冷静に状況を判断する頭脳。 バンカー以前に人としての能力の高さに憧れを抱いてしまう。 話の内容としては前作に比べ、今作はとても複雑性が増しており最後まで予想が覆されることがある点で、とても読み応えがあった。 本格派ミステリーには及ばないが、経済小説としてはとても面白く読むことができ、また半沢だけでなく今作は近藤が準主役として活躍しており、前作以上に熱中できる内容になっている。 最後は予想以上に歯切れが悪く終わっており、次作が出るものと勝手に考えている。 そしてこのシリーズがオリンピックイヤーに出版されていることから、今年あたり出版されるんじゃないかと勝手に予想している。 最後に、もし今回このシリーズの続編が出たら、島耕作シリーズのように頭取になるまで続くのでは?と妄想してしまった。 | ||||
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オレたちバブル入行組の続編、主人公半沢直樹、東京中央銀行営業第二部次長、前作同様 敵の反撃に遭い窮地に追い込まれながらも銀行員であることを貫こうとする勇気と反骨に は胸が熱くなる。そして半沢と同期の近藤、心の病で休職し復職後、中小企業のタミヤ電 機に出向させられる。そんな近藤が裏帳簿の存在に気づき、忘れていた闘争心に灯がつき 入行時持っていたプライドを取り戻し、社長との対決も辞さない男へと変化していく姿は 感動的である。前作同様楽しめる一冊である。 | ||||
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「オレたちバブル入行組」の続編。 前著を読まなくても楽しめるが、読んでおいた方がより楽しめる。 氏らしいグイグイ読ませる展開とテンポはいいと思うが、 仕掛けやハラハラドキドキ感は前著の方が上。 また、スッキリしない結末も、少し欲求不満が残る。 何となく続編が期待できる終わり方。 続編に期待。 | ||||
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よく似たタイトルの「オレたちバブル入行組」の続編だ。 「基本は性善説、やられたら倍返し」を信条とする営業第二部次長の半沢が引き継いだ大手ホテルチェーンの120億円の損失、同期入社で中小企業に出向した近藤が掴んだ転貸し、金融庁の検査官の執拗な半沢攻撃、これらの裏に不正があり、さらに繋がっていることをを突き止めて、当事者を糾弾していくという話だ。 身にかかる火の粉を払う正当な行為だが、組織の中ではなかなかできないことでもある。それを見事にやってくれるところが痛快なのだ。 | ||||
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この本を読む以前は、銀行員の人の粉飾に対する思いを勘違いしていたような気がします。 というのは、一昔前は、銀行員の人は、決算の前に「少しでもいいから黒字でお願いします」と言われました。 中小企業の経営者の立場からすると、「粉飾してでも、黒字にしないと、融資できないよ」と脅されているような雰囲気があり、ある程度の粉飾は推奨しているように感じていました。 プロパーなのか、保証協会付きなのか、融資実行後すぐ焦げ付くのか、数年経過してから危険な状態なのかによって、粉飾に対する銀行員味方も異なるにせよ・・・ 確かに、融資実行後、まもなく、倒産されては、確かに融資の担当者の立場もないですね。 そして、池井戸先生の著書らしく、読んだ後の爽快感がよかったです。 元銀行員が書く、銀行員の思いは、説得力があります。 | ||||
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「オレたちバブル入行組」の続編。 前回は支店で痛快に、ぎりぎりで乗り切った半沢や、 外部出向した近藤の物語が描かれています。 前回もそうでしたが、銀行内部についてとても詳しく書かれており、 銀行員でないと分からないのでは??という描写もありますが、 重くならず、さらっと読めてしまう痛快な物語です。 今回も半沢がやってくれます。 今度は前回の事件により、栄転した本店営業部での出来事ですので、 相手も役員等大物になってきます。 また金融庁検査に絡んでの物語である為、金融検査官も出てきます。 実際にU○J銀行で検査にあたった検査官の名前の文字をもじる等、 分かっている方には、また更に深い楽しみ方も出来ます。 最後も、次を期待させる終わり方であり、次作が出る事を とっても期待しています。 | ||||
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