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八日目の蝉
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八日目の蝉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全325件 161~180 9/17ページ
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映画を見てから原作を読みました。やはり映画は心情描写が無いので、出来事のみ先行する。 しかし心揺さぶられラストは泣かせますが、「えっここで終わり!?」・・・納得いかず早速、原作を買いに行きました。 私のように、お決まり再会ラストを望み納得したい方と、で無い方に分かれると思いますが、 このラストだから余計にいつまでも余韻が残るのでしょうね。だから何回も読みなおしてしまう。 連載小説だけに一章は活字稼ぎの間延び感がありましたが、しかし切ないですね。 天使のような薫の愛くるしさ。 いつ失うかも知れない。だから余計、愛おしく毎日を刻むように大切に守りたい。 引き離された薫に心情移入しました。母を(母と思っていた)探してチョコをたたきつけて泣く薫。涙がこぼれました。 早くラストが知りたくて二日で読み終えましたが、ラストはなるほど、ここで終わるのかって感じで やはり泣かせます。 恵理菜が薫であった時の愛された日々を思い出す事により全てを許せるようになり、 おなかのわが子を本当に愛し育てる事が出来る人間になったと。私の解釈です。 愛された記憶の大切さがわかる作品です。 ほんとうに皆さんの心に余韻を残す一冊です。 心に残るものでは星五つです。 しかしその余韻が全ての方に心地よいものかは分かりません。 | ||||
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前半は犯人目線。 後半は連れ去りに遭った子(成長して大学生)の目線で描かれています。 <以下ネタバレ有り> とても読みやすい作品でした。 映画で小池栄子さん演じる千草に一番好感が持てました。 実の母は醜さが描かれ、犯人が美化されてるようで、こんな物語でいいのか?と思いつつ。 全部読み終えた後で、純粋に愛を与えていたのは犯人、 そして、幼い頃を犯人に育てられた子でした。 後半の主人公も犯人と同様に身勝手で女性を翻弄する男の子を身籠ります。 「女」が「母性」を持って「母」になり 「女」が「女」であるが故、醜くもなり 「女」を利用する「女」が現れる とにかく「女」の形がいっぱい詰まった作品でした。 | ||||
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胸がぎゅうと締め付けられる思いがした。抱き締めたくなるほどに好きな小説だ。 この作品は、2つの章からなる。 第1章では、野々宮希和子という女性が、かつての不倫相手の赤ん坊を拐う。希和子は赤ん坊を「薫」と名付け、3年間、逃亡を繰り返しながら、自分の娘として、命懸けの愛情を注ぐ。小豆島から更なる逃亡を図るところを逮捕されるまで。 第2章では、希和子が「薫」と名付けられたところの幼女―すなわち秋山恵里菜―が、大学生になり、4歳から大学に入るまでの、秋山家での窒息しそうな体験を回想する。恵里菜は、情緒不安定な母と無力な父の中にあって、完全には元の家族には溶け込めない。それでも同時に、彼女は今の家族は「どうしようもなく」自分にとっては家族なのだと肯定するようになる。同時に、忘却させられてきた、希和子に育てられた日々の記憶を緩やかに回復させ、受容し、あたかも希和子の叶えることのなかった運命と夢を辿るように小豆島へと向かう。 人は誰しも、自らが選んだわけではない過去や運命に規定され、程度の差はあっても、その過去に囚われて生きている。この小説は、この事実を追究し、その残酷さを希望にまで昇華している。希和子は、不倫相手との間にできた子を堕胎するよう迫られ、後にその相手と結婚できるのならばと言われる通りにする。それなのに、不倫相手は、妻との間に恵里菜(薫)を儲け、希和子は捨てられる。そして、恵里菜は、4歳までの育ての親である希和子の運命を辿るように生きる。無責任な男を愛し、不倫をし、子を儲ける。相手は離婚をするほどの覚悟はないようだ。恵里菜は、きっぱりとその男を捨てる。恵里菜は、「美しい緑を、海を、花を見せてやるため」その赤ん坊を一人で産み、育てることを決意する。恵里菜は、希和子の運命を辿るように生き、しかし、その悲惨な囚われを独りで断ち切り、緑が眩しく、海が輝く小豆島へと渡る。クライマックスの、互いに気づくことのない希和子と恵里菜(薫)との邂逅のシーンでは、目に泪が溢れた。 蝉は成虫になってから7日しか生きないという。そうであれば、それはどうにもならない運命だ。仮に、ある蝉に8日目の生が与えられたら、その蝉は、他の皆が死んだ中で孤独だろうか。そうかもしれない。しかし、彼女は、余分な生がたとえ1日だけであっても、どうにもならなかったはずの運命の外側にはいる。彼女は、讃歌のような太陽を浴びて、映える緑を見渡すことができる。それは、かけがえのない、奇蹟のような恩寵なのだ。 | ||||
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子供を育てるということが、いかに他のことに代えがたいものであるかを再認識させてくれる一冊です。 誘拐犯の女性は、無条件に可愛い年頃の子供を育てるという幸せを得られたことを感謝します。しかし、この女性が失ったものは取り返しようがありません。 自分の子を失い他人の子を育てる喜びをえます。 子供と一緒にいる時間が短い長いでは、幸せの度合いは測れないものである、たとえ短い間でも掛け替えのないものが子供との時間だと思いました。 今現在、幼い我が子と暮らしている方にも、子供を持つなんてと思っている多くの方にも読んでいただきたいと思います。八日目の蝉 | ||||
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「幸せって理屈で作られるものではないんだなぁ」と考えさせられました。 ただこの本を読んだ後、「前向きに生きよう」って気持ちになりました。 | ||||
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不謹慎な言い方かもしれませんが私は薫は誘拐されて良かったと思っています。もちろん誘拐は犯罪です。しかし、薫は誘拐されたからこそ本当の愛を知ったのです。薫が不倫の子供を産もうと決心したのは、悪人だと封印していた誘拐犯からの無償の愛の記憶を思い出したからです。血のつながった両親の希薄な愛と、犯罪者の無償の愛と、そのどちらが人間を幸せにするのでしょうか。人間の本当の罪ってなんなんでしょう・・。そのような事を考えさせられました。 | ||||
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いいな……。 特に映画(レンタルDVD)とセットで観ると効果倍増。 こういうことって珍しい。 ストーリーは文庫本買う時の表のコピーから、想像できた範囲だったけど、前半が結婚をいったん約束した妻子持ちの男に堕胎させられ、子供を産めない体になった希和子が語り部。衝動的に男の生まれたばかりの子供を誘拐し、逃避行する。逃避行するうちに、この子を自分の子としてずっと一緒に過ごす覚悟を決める。 日本の法制度からして、読者には結果が見えているんで、判官贔屓も相まって希和子にめいっぱい感情移入。 逃避行の果てに行き着いた小豆島での日々は、心が洗われるような活き活きした情景が目に見えるような描写。 ただし、これが突然司直の手により終わることも見えてるわけで、幻想のような平和な日々に終わりが来る。 そこから突然、語り手が希和子に誘拐(?)された薫(実の親がつけた名前は恵理菜)にチェンジ。 誘拐した希和子と過ごした間に恵理菜に植え付けられた記憶(?)ゆえ、実父母、妹の家族の輪に恵理菜はスムーズに入り込めなかった。 物語の中では実父母は、夫婦で不倫するとか、希和子に同情が行くような設定にしてあり、そういう面でも家族との軋轢があり、女子大生になって恵理菜はアパートで一人住まいの生活を。 その恵理菜がこともあろうに、希和子と同じように不倫相手の子供を宿す。 その時期に、ちょうど希和子の逃避行の際に一時滞在したエンゼルホームで幼い時期に一緒だった千草という女性が登場。 恵理菜と千草が、希和子の足跡をたどって小豆島まで行き、それまで否定せざるを得なかった希和子を受容する気持ちになり、感動の幕切れ(?)という流れです。 DVDを観ると、希和子と薫(恵理菜)の小豆島の思い出が本当に活き活きと描かれ、マジ、涙ボロボロです。 この部分は小説で描ききれなかった部分を捕捉して余りある出来で見事!。 小説読了の翌日に観たら効果絶大なので是非、文庫本とセットでDVDを観ましょう。 | ||||
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題名、話の展開、伏線、ひとつひとつの言葉、そしてラスト。 すべて円熟した作家の手によるプロの技だなぁ、と思います。 少し上手すぎるのが惜しいところ。 何もかも計算しつくされているようなところがあります。 とくに薫と引き離される際、希和子が叫ぶ言葉。 そのセリフも、恵理菜が思い出す場面も、うますぎだよなぁと思いつつ、泣けてしまいました。 プロの小説家というのは恐ろしいものです。 | ||||
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「もしもやさしいお母さんが誘拐犯だったら?」 という一見ありえない事象に丁寧に肉付けし、さまざまなことを読み手に気づかせてくれる小説だったと思います。 読み手によって感じ方は違うと思います。それこそ小説の力だと思います。 私自身は、これは犯罪被害者や災害などの被災者、その他さまざまな自分ではどうにもならなかった「苦しみからの解放」を謳った小説だと思いました。 自分の力ではどうしようもないようなつらい目にあったとき、きっと私はこのタイトルを思い出すでしょう。 そして、この小説を読んで、8歳と5歳の息子が数倍いとおしくなったのも事実です。 角田さん、すばらしい小説をありがとうございました。 | ||||
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自分の母性を確認するためなのか、奮い起こすためなのか、読み返してまた涙する、そして我が子をいとおしく思う… 今日、3度目読み返し終わりました。 最初から最後まで切ない。いつ捕まるかもしれないと切迫した日々の中、逃亡を重ね誘拐した子を心から愛し育てた希和子。 心から安らぐ時はあったのだろうか… 希和子に育てられた薫も本当の母親との距離を縮みられずに大人になる。 事件がなかったら、何か違っていたのだろうか。 薫が誘拐されなかったら、父と母はもっと薫に愛情を注ぐ事が出来たのだろうか。 希和子にずっと育てられた方が薫は幸せになれたんじゃないか。 母親とは産むだけではなくて、育ててこそ母親なのですよね。 自分は我が子にとって立派な母親であるのだろうか… | ||||
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素晴らしくて一気に読んでしまいました。名作だと思います。女性の心情を繊細に描いた作品だと思います。誘拐した女性も、自分の子を誘拐された母親も、誘拐犯に育てられた子も、それぞれがそれぞれの思いを持っており、それぞれが必死に生きている、女性として生きることの意味を考えさせられました。是非20代30代の女性に読んでいただきたい作品です。 | ||||
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「八日目の蝉」は映画を観るまで知りませんでしたが、その後テレビドラマ版もレンタルで視聴。次に原作に興味があり読みました。映像との違いを確かめるように原作を読みました。ふつうは逆かも知れませんが。 活字と映像では多少の付け足しや省略があったりして、相互に比較出来たのは、このドラマを深く考えることが出来た点で良かったです。 とくに女性の出産から子育てまでの過程がいかに大切なものか、また女性がそれをいかに強く望んでいるかが理解できました。 限られた中での時間、子が同性である近しさ、離島での俗世から隔たった空間など、母性を美しく見せる条件を敢えて整えているので、設定がベタと言えばベタですが、それでもそうした中での母性愛の輝き、女性の強さを改めて感じさせられて、小豆島の部分はとくに印象に残りました。 そうした母娘の親密な関係は、男の立場から眺めているだけでも美しいし、男女関係なくホッとした安らぎを与えてくれるでしょう、おそらく・・・。私はその経験がないので、将来そうした家庭を持ってみたいです。(余談) 角田さんの小説は難しい修飾もなく、とても読みやすい文体の作家だと思いますが、本作は希和子と恵理菜のそれぞれの立場で、『私』の一人称で書かれているせいか、独白手記の生々しさが感じられ、その点も惹き付けられる魅力でしょう。女性でなければ書けない真実味や切実さを感じました。 最後まで読み終えると、やはりなんだか希和子が可哀想に思えてきました。思い出を糧に、また次のステップ、結婚して連れ子や養子を育てるなど、良い人生を過ごして欲しいものです。 | ||||
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どんどん先が気になって、すぐ読んでしまいました。 映画はどういう風に描かれているのだろうと興味がわいてきて 今度見ようと思っています。 最後が最初は物足りない!と思ったのですが 一日経って、ふと思い出すと・・・・ うん。あの終わりで良かった!と思えます。 おすすめします! | ||||
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角田作品は、キレよりもコクがあります。 印象に残る場面や台詞、思わずメモしたくなる心理描写、 情景描写というのは少なめです。 感情移入もさほど出来ないのであるが、登場人物の 行動や心理には妙に納得してしまう。 ともかく、一気に最後まで読ませる独特の力がある。 テクニックというものは念頭にないだろう。 一言でいえば、角田光代はイタコだ。 ただただ、人間の情念を、活字に表したい、その想いだけで 書き上げているように感じる。文学を、小説を、愛し抜いて いる人に与えられた力を持っているようだ。 小説の最後、自分を誘拐した女に育てられた主人公の薫が、 憎しみの人生から放たれる。 ここで、ようやく読者の気持ちを浮上させてくれる。 救われる瞬間がやって来る。待ってましたぁ、という感じだ。 蝉は七日で死ぬという。「八日目に生き残った蝉の のほうがかなしい」と思ってきた主人公に、友人の 千草がこう言う。 「八日目の蝉は、ほかの蝉には見られなかったものを 見られるんだから。見たくないって思うかもしれないけど、 でも、ぎゅっと目を閉じてなくちゃいけないほどにひどい ものばかりでもないと、私は思うよ」(321ページ) そして、ふと気付く。 我々もまた、八日目の先を生きているのだ、と。 | ||||
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私は男ですが子を持つ親として、登場人物それぞれの気持ちが分かり、考えさせられました。ただ、薫に妹ができていたのは理解が難しい。全ての原因は夫の不倫なのに、その夫の子をまた作ろうと思うだろうか?違和感は残りましたが、傑作である事は間違いないと思います。 | ||||
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読み進めながら誘拐犯である主人公に肩入れしてしまう自分がいた。 二人逃げ延びて、薫がランドセルを背負って小学校へ行けますように! と、祈る自分がいた。たぶんそれは、 全てを投げ捨ててでも子供を守るというピュアな母性に心打たれたからだと思う。 ただ後半、あまりにも本当の母親のダメぶりを、 これでもかこれでもかと書き重ねられウンザリした。 なんかステレオタイプなダメ母過ぎて。 母性とは産む事よりも育てる事で育まれるものだと、経験上実感するし、 3歳まで引き離されて暮らした娘を愛せない母の苦しい気持ちを もっと切実に書いてもらえれば、 全ての登場人物のポジションが明確になったんじゃないかと惜しまれる。 前半星5つ、後半星3つ、というつもりで評価しました。 | ||||
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思ったよりも起伏が緩く、カタルシスを感じる場面はなかったですね。 愛憎ドロドロの展開を期待してると肩透かしをくらうかも。 そんななかで登場人物や、八日目の蝉というタイトルのプロットは見事だと思います。 最後がベタな展開ではないのもいい。 印象に残ったのは、やはりタイトル。 七日で死ぬ蝉が、自分だけ八日目に生きていたら 疎外感を感じるだろうか。 主人公が成長とともに八日目を生きる蝉に対しての心情が変化していくのが素敵だと思います。 | ||||
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八日目の蝉(小説)やめられない← でもそろそろ晩御飯作らなくちゃ!! 約2時間前 ?返信・詳細 角田光代「八日目の蝉」を読む。 映画化された370ページの小説を、昨夜朝方から読み初めたが、 後はほんの40ページ。 ぐさり、ぐさりと心に刺さる。 約3時間前 ?返信・詳細 DVDで八日目の蝉を見てる。やっぱりいろいろ端折られてるなぁ 約4時間前 映画「八日目の蝉」を家で見た。号泣(; ;) 約6時間前 八日目の蝉観てるけど、暗いなぁ。原作よりも相当暗いなぁ。 約6時間前 先日見た「八日目の蝉」の小池栄子がよかったと書いていたら、キネマ旬報の助演女優賞を獲ったらしいです。演技力すばらしいですもんね。当初は全く興味のない方だったんですが、どんどん興味深くなっていると思います。 約7時間前 きのう八日目の蝉はじまって5分で寝ちゃった。からもう一回挑戦します。 約9時間前 おんなじことを、ほかのひとが言ったとしても、好きにならなかったかもしれない。 /角田光代【八日目の蝉】 約10時間前 八日目の蝉(小説)やめられない← でもそろそろ晩御飯作らなくちゃ!! 約2時間前 ?返信・詳細 角田光代「八日目の蝉」を読む。 映画化された370ページの小説を、昨夜朝方から読み初めたが、 後はほんの40ページ。 ぐさり、ぐさりと心に刺さる。 約3時間前 ?返信・詳細 DVDで八日目の蝉を見てる。やっぱりいろいろ端折られてるなぁ 約4時間前 …いいみたいね。 ブックオフに買いにいきま | ||||
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後半、ページが少なくなっていくのが気にかかった。 読み終わりたくないのである。 それほど、面白く、巧妙な話で、感動せずにはいられなかった。 多分この物語は、現代社会と理想との対決の話ではなかったのかと思った。 不倫でドロドロしている実母、実父のほうが現代社会。 そこから誘拐したキワコが理想社会。 どこにどんな反応をするのかで、自分がどんな人間なのか解ってしまう恐ろしくも神々しい作品だと思った。 | ||||
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会社の同僚に勧められ手に取りました。 本当に面白かった。 映画、ドラマも観ましたが、やはり原作が1番。 | ||||
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