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むかしのはなし
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むかしのはなしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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隕石が地球に衝突するとしたら…という設定が気になって(他の惑星に避難するより隕石を打ち落とすほうが簡単なのでは? とか)、物語に入り込めませんでした。 | ||||
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三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか。今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集。 | ||||
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三浦しをんが書く昔話のための現代の話。 昔話のかぐや姫や、桃太郎が、現代の話にアレンジ?!されて、その上、どこかで絡み合っているつくり。 伊坂幸太郎さんとかが得意そうな分野?! もう少し物語自体に伝説になりそうな逸話ほしかったか。 伝説めくといえば、やっぱりやくざさんがらみなのかなあ。 | ||||
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初めての会話で突然「里美八犬伝」を語り始める犬山、ああ〜オタクだ、、、、、、。 自分にも心当たりがある行動で胸が痛む。初対面でオタ話をしちゃダメですよね。気をつけます。 短編連作で、一個一個は面白いんだけど、無理に「誰かに自分を語る」形式にしなくても良かったと思う。それぞれに話し相手がいる事を示唆する行が入るんだけど、独白形式としてなら気にならなかったかもしれない細部が、念を押されることにより目立ってしまい気になった。 | ||||
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確かに文章力はすごい!ドラマティックなストーリーや、常人ではなかなか考え付かない背景設定なんかには舌を巻いた。 でも、どうにも上滑りの物語で、結局深い部分で何を伝えたいのかわからなかった。 文章の妙を伝えるだけなら、一過性のエンターテイメントで通り過ぎてしまうと思う。 話の流れがまあまあ気になるから、読む手はなんとか止まらなかったけど、短編集だと思って半分くらいで辞めそうになった自分がいた。最後まで読むと、ああ、繋がっているな、と思う部分があるのでできれば最後まで読んだほうがいい。 設定や展開があれほどおもしろくできるのだから、もう少し、何か人間的に共感できる部分や心酔できる部分があればいいのにと思う。 | ||||
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すべてを読んでいるわけではないが、他の三浦しをん作品とは一味違う作品であった。 連作短編はえもすれば、ただ単に登場人物がそれぞれの話で主役になったり、脇役になったりするだけのものが多いが、これはそうではない。こんな連作短編もあるのかとちょっと驚きをもって、読み終えた。 これが「連作」であるのに気づくのはこの本のタイトルの意味を理解するのと同じタイミングとなる。それぞれの章の冒頭に昔話が書かれているが、もちろんそれだけがこのタイトルの意味ではない。 一応レビューとして書いているのでネタばらしをしないで書くのは難しい作品である。 他の三浦作品を読んで気に入っている方々には「ダーク三浦しをん」を読む覚悟がある場合にのみ読んでほしいと思う。 | ||||
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すべてを読んでいるわけではないが、他の三浦しをん作品とは一味違う作品であった。 連作短編はえもすれば、ただ単に登場人物がそれぞれの話で主役になったり、脇役になったりするだけのものが多いが、これはそうではない。こんな連作短編もあるのかとちょっと驚きをもって、読み終えた。 これが「連作」であるのに気づくのはこの本のタイトルの意味を理解するのと同じタイミングとなる。それぞれの章の冒頭に昔話が書かれているが、もちろんそれだけがこのタイトルの意味ではない。 一応レビューとして書いているのでネタばらしをしないで書くのは難しい作品である。 他の三浦作品を読んで気に入っている方々には「ダーク三浦しをん」を読む覚悟がある場合にのみ読んでほしいと思う。 | ||||
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初めて三浦さんの一人称を読みました。初期作品三人称にあるような、 長い風景描写やわかりにくい比喩が減って、すらりと頭の中にはいってきます。しかしその為に、 最終話を除くほかの短編が、以前どこかで読んだ無気力系のステレオタイプの話に思えて残念でした。 それぞれお話は微妙に関係していますが、それもついで、のように思えて、 話が螺旋に絡まり合っている印象はありませんでした。 最終話は引き込まれて読んだのですが、最後が些か軽い感じがしました。 ひかれた部分が「人間」を感じさせる部分だったのに、オチへもっていく主人公の心情が 浅いのです。深くない絶望も、おとぎ話故でしょうか? これはおとぎ話だ!と何度も自分に言い聞かせて読みました。そうしないと、やっぱりどうも 地球滅亡にリアリティを求めて、頭の中が混乱しそうでした。 | ||||
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舞台は現代。 後三ヶ月で隕石がぶつかり、地球は滅亡するかもしれない。 その状況で、人はどうするのか。 日本昔話を元に、6篇の物語として綴られています。 助かるのはロケットのチケットを手に入れた人だけです。 そしてそのチケットは、選ばれた人にしか届きません。 ある人は淡々といつも通りの日常を送ろうとし、ある人はチケットを盗もうとする。 短篇はそれぞれに少しずつ同じ登場人物が出てきて、同じ時間を進んでいることがわかります。 全体的に、なんだかもやもやした空気感があり、それがまた『後三ヶ月で地球滅亡って言われてもなぁ…』っていう、実感があるようなないような登場人物の胸中を表しています。 私だったら、たぶん、未読本を黙々と読みふけりますw | ||||
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しをんさんの文章は端正です。この物語の語り口も整っています。ということは読みやすく解かりやすいです。ストーリー展開は日本の昔話をしおんさんがイメージを膨らませて地球の果てに絡めていくという日常から宇宙へとスケールが大きく動いていく面白い着想です。設定は現代だけど、近未来のようでとファジー。そして冒頭で書いたように難しくない。ところが、読後感がなんとも悪い。気持ちがざらつくのです。不幸な人達の話だから・・・・・?というより、しをんさんには人間に対する、愛情の書きこみがうすいような気がします。人を好きな人の文章はどういう結果でも読後によい余韻が残るものです。残念です。 | ||||
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~「私が語りはじめた彼は」続き、二冊目の三浦しをんさんを読みました。今回も一人称からの語り口。日本の昔話をベースに7つの話を紡いでいます。今回もそれぞれの話は独立しながらも、リンクを持たせつつという構成。エンターテイメント系の小説です。元の昔話をどういじってるか、どう壊しているか、それを探りながら、自然と読んでいきます。~~心にジーンとくる小説ではありませんが、読んでいる時間自身を楽しめる小説です。~ | ||||
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ここに収められている7つの作品のもとになっている話は、かぐや姫、花咲か爺、浦島太郎、桃太郎など、誰もが知っている話ばかりだ。昔話は単なる子供の話ではないという。その中には教訓や、警告、暗示などさまざまなものが秘められているそうだ。作者はそれらを引っぱり出し、独自の解釈で現代の昔話を作り上げた。この作品が時を経て真の昔話になった時、それを読む人たちはいったいどう感じるのだろう。今私たちが住んでいるこの時代を・・・。 | ||||
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