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異人たちの館
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異人たちの館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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なぜこんなに高評価なのかわからない。 確かに真犯人は意外だったし、「こういうラストかー」ともなるが、似たような作品はいくらでもありそうだけどな。個人的にはそこまで面白いとは感じなかった。 私がバカなだけだと思うけど、誰目線で話しているのか後半になればなるほどわかりにくかった。 | ||||
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600ページを超えるボリュームのある本で20年以上前の作品ですが文体は読みやすく、結末が気になって1日で読破してしまいました。 気になったのはヒロイン的存在のユキです。性格や言動などの描写が中途半端でただ男にだらしのない作者にとって都合のいい女になっている気がします。それならばピュアな女性か悪女に描くかにすれば個性が出たのに。そもそも男なら誰もが虜になるほどの美人なのに、文章を書くのがちょっと上手いのだけが取り柄の島崎を好きになるのも理解出来ません。 犯人やトリックはわかりやすい伏線が張ってあるので意外性はあまりありませんでしたが グイグイと読者を惹きつける文章力は素晴らしいですし、ツッコミ所はあるものの、一度読み始めれば時間を忘れて楽しめるミステリーではないでしょうか。 | ||||
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倒錯のロンドを読んだ時も思いましたが… 叙述トリックの名手と言われてるわりには私のツボにハマらないのかイマイチなんだよなぁ。。。 やたら長いわりにはそこまで驚くような結末じゃないし、長すぎて色々忘れてしまう…。 そういった意味では最後の方にあった年譜は助かった。 | ||||
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二冊読んで分かったことは、 この人の作品を楽しむには「慣れ」が必要だということ。 自分の期待しているものは得られないが、 中身を楽しむというよりもただ展開を楽しむための作品なのだ。 最初に読んだ「冤罪者」よりもこちらのほうが より緻密でまとまりもよく、色んな意味で読みやすかったが、 やはり人物像が薄っぺらすぎる。 不気味な雰囲気で最後まで引っ張るわりにはたいしたことないラストで、 「え?これだけ?」という感じ。 異常な人物を描くだけ描いてその背景やそのようになった経緯は明かさないのだから、 どうやったって気持ちがついていかない。 ゆえに、肩透かしをくらった感じがして仕方がないのだ。 ということで冒頭に書いたことに戻るのだが、 これは叙述ミステリーを楽しむための作品であり、それ以上でも以下でもない。 登場人物に感情移入したり、 異常な人間を形成した背景に恐怖をおぼえたり、 どうしてそうなったのかを考えさせられたり、 そういうことが皆無なのだ。 なので、それを全く期待せずに適度な諦めを持ち、 トリックと展開だけを楽しんで読めば良いのだと思う。 それでも最後は釈然としないものは残るのだが、 「それ以上は描かない作家さん」と分かればもう割り切るしかない。 もう一冊読んでみるかどうかは迷うところだ。 | ||||
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解説などでも折原の代表作!とか絶賛されてるけど、どうだろう?そんなにすごい大ドンデンってほどでもないかな・・・。正直、分厚いわりには、呆気ないなぁって感想です。 たしかに、あいまあいまで挿入されるモノローグの真相は良かった。これは騙されたけど、淳のオトンに関しては、名前からなんか予想できてしまって、まんま予想通りだったのでショボです。あと、っまあそこまで感じないけど、やはり進行が若干もたついてるような。これも分量がやたら多いせいだろう。200ページほど圧縮すれば、ちょうど良い長さになってたのではないかな・・。あと、謎の尾行者の正体も、なんか強引な感じがしました。やはり「倒錯のロンド」が一番でしょう。実事件をモチーフにしてたのは良かったですね。幼女連続殺人の今田勇子名義(ユッコ)とか、その辺のレトリックは上手かったです | ||||
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