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異人たちの館
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異人たちの館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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まさかここまで裏切られる事があるとは思いませんでした。ある人物の人生をなぞり、本という形にしていく過程で見つかる事件と、散りばめられた少しの違和感、物語の後半では読み手の想像の何段も上をいく事実に圧倒されました。何回か読まないと消化も昇華もしきれない大作でした。とても面白かったです。 | ||||
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期待した展開ではなかったが、読みやすいと思う | ||||
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1ページ目から気合いを入れて読んで、ずっと「怪しい」とは思っていたのですが・・・ 確信には至らないままラストまで連れて行かれて、「やっぱりそうだよなあ」と思いつつも見事に騙されました 面白かったです。 | ||||
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人生でこんなにゾクゾクする本に出会ったのは久しぶりです。 初めは不気味なお話ですが、どんどんスピードアップしていき、読む手が止まりませんでした。 期待を裏切らないストーリーでした。 この本を読めてよかった。ミステリー好きで読んでない人がいたら絶対勧めたい本です。 | ||||
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作者も最も気に入っている自信作だというが、うなずける。一人の男の半生を記録からトレースしていくうちにどす黒い事実が次々にあふれ出てきて主人公も読者も呑み込んでいく展開は、まさしくページをめくる手が止まらない(読んだのはkindleだが)。叙述トリックの名手という称号に自縄自縛されていた筆者が、サスペンスというほんとうの武器を見つけ出すに至ったメルクマールである。 | ||||
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キレイな状態で届きました。 | ||||
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謎が謎を呼ぶ展開で、職人芸の叙述も巧み。 八割五分くらいまではぐいぐい引き込まれて読みました。でも、後の種明かし的なところが…。 うーん、あそこまで話が広がると、こういう形で話を収めるしかないのかなぁ。 | ||||
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たまたま本屋さんで見かけて購入。600ページの厚い本ですが、2日で、ほぼイッキに読みました。私はとても面白いと思いました。一度は読んで損はないかなと。ただ、鬼平や剣客商売みたいに何度も読むかというとそうではない。 また、廃盤になるかと折原さんが心配されていたので、少しでも応援になればと思いました。 | ||||
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読みたかったけれど、書店にないので諦めていた一冊 o(・x・)/ 倒錯シリーズを高校時代に読んだ際の印象が強かったけれど、 叙述トリック有りきではなくて、 物語構成を活かす文体面に活用されていて サスペンス性が高まっていく様な一冊でした (*'-`) 手に入らないと思っていたら、此れは三次文庫になるんですねぇ。。 《あとがき》より 個人的には折原一の代表作と思っている作品だが、三次文庫であるがゆえ、小部数、絶版必至。書店から消えてしまう前にぜひ読んでいただきたいと願っている。 | ||||
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中古でしか手に入らなかったので、ほかの出版社からでも、出てうれしい。 | ||||
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名作と名高い本作、やっと読むことができました。最初から叙述トリック系作品だと聞いていたので、ラストのオチはそれほど衝撃的ということはなかったが、最初でと最後で同じ記述でも焙りだされる事実は全く異なる仕掛けはよく出来ています。 あまり叙述トリック云々に拘って読むより、主人公が調査する自殺した青年の年代記が歳を重ねるにつれ異様になっていくのが興味を引き付けます。 折原氏の代表作なのでこの著者を初めて読む人にはお勧めの作品。 | ||||
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折原一の作品の中で、3指に入るといわれているもの。折原自身も、叙述ミステリーとして自分の到達点みたいなこと言っています。確かに、分厚いけど、どんどん読める。半日で一気に読ませる折原ワールドは魅力ですね。出てくる人物のユッコも魅力的。こんな女と付き合ってみたい。ただ、ミステリーとしての切れ味はどうか。意外性といえば、いろいろあるが、連続幼児殺しの犯人については、想定の範囲内というか、意外性なし。主要人物の生死という点でも、一人称の樹海の中のモノローグが最初から出てくるので、予想しやすい。あと、なぞの、もう一人の取材者は、ちょっとつけたしっぽい。そういうわけで、あまり驚愕のラストとはいえない。むしろ、この作品の優れているのは、女経営者が、異様な息子の自伝を書いてくれとたのむ設定と、この異様な館の不気味さにある。そして、その「天才少年」が年を重ねるにしたがって、今生きている人たちの秘密もわかってきて、ゴーストライターも実は、その物語にかかわっているということ!(これが意外な真相か!)だまし絵をこれだけ、いっぱい重ねるとどれが真相か、どれが驚愕の真実かということが、わからなくなってしまう。その意味で、これは折原叙述ミステリーの到達点だが、飽和点でもあると思う。初期の作品や、中町信くらいの、複雑さのほうが、最後のカタリシスがあるんではないかな。 | ||||
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折原氏の表芸の叙述トリック物の代表作。プロローグで富士の樹海で死んでいく男が、薄れいく意識の中で母の呼ぶ声を聞くシーンが描かれる。 話は一転、売れない作家島崎にゴーストライターの仕事が舞い込む。宝石商の小松原という女が、一年前に富士の樹海で遭難死した息子の淳の半生記を書いて欲しいというのだ。金のため、島崎はイヤイヤながら仕事を引き受けるのだが、小松原家の様々な謎に魅入ってしまい、否応なしに事件の渦中に巻き込まれる...。 作家志望だったとは言え、夥しいまでに残された淳の資料。女の子として育てられたらしい淳の幼年期。淳の義父の謎の失踪。時折挿入される童謡「赤い靴」。淳の義妹が狙われた幼女誘拐殺人事件。謎、謎、謎。これらが、作者得意の文体の書き分けで、1人称、3人称、新聞記事、作中作、誰とも分からぬモノローグ等で構成されるのだ。読者は錯綜した謎の迷宮に入り込む。 最後に明かされる真相は意外なもので、作者の構想に驚かされると共に、歪んだ母子関係に慄然とさせられる。エピローグで描かれるシーンはプロローグと見事に対応していて、作者の手腕を改めて感じさせてくれる。叙述トリック物でありながら、構成の整然性が見事な傑作。 | ||||
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叙述トリックといえば折原一。 今回も騙されないように身構えながら読んでいきましたが。。。 筆者の作品を何冊か読んでいますが、その中でも上位に入るほどのサプライズがありました。折原作品を読んでみたい方、叙述トリック好きの方は是非一読を! | ||||
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文庫で600ページ以上もある長い作品ですが飽きることなく楽しく読めました。主人公の島崎は売れない作家で、生計を立てる為にゴーストライターをやっています。ある日、彼のもとに裕福な中年女性からの依頼が舞い込みます。富士の樹海で失踪し、おそらくは死んだと思われる息子の伝記を書いて欲しいというのです。仕事を始めた島崎は、息子の部屋に残された膨大な資料を読み進めながら彼の生涯を追っていくのですが・・・。基本的には三人称の文章なのですが、随所に一人称の断片的な文章が挿入されています。それを書いているのが誰なのかという点にトリックがあるのだろうと誰もが疑うでしょうが、私は疑いを持ちながらもまんまと騙されてしまいました。伏線であるという匂いをプンプンさせておいて、それでも読者を騙し切る手腕はたいしたものです。 | ||||
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文庫で600ページ以上もある長い作品ですが飽きることなく楽しく読めました。主人公の島崎は売れない作家で、生計を立てる為にゴーストライターをやっています。ある日、彼のもとに裕福な中年女性からの依頼が舞い込みます。富士の樹海で失踪し、おそらくは死んだと思われる息子の伝記を書いて欲しいというのです。仕事を始めた島崎は、息子の部屋に残された膨大な資料を読み進めながら彼の生涯を追っていくのですが・・・。 基本的には三人称の文章なのですが、随所に一人称の断片的な文章が挿入されています。それを書いているのが誰なのかという点にトリックがあるのだろうと誰もが疑うでしょうが、私は疑いを持ちながらもまんまと騙されてしまいました。伏線であるという匂いをプンプンさせておいて、それでも読者を騙し切る手腕はたいしたものです。 | ||||
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驚愕の結末!ミステリーの宣伝では良く使われる言葉ですが、この作品に関してはまさにその通り!。作者お得意の叙述ミステリーの最高傑作だと思います。折原一作品のなかでもベストの作品でしょう。ページ数の多さを感じず、先が気になって一気に読んでしまうこと請け合いです。初めての折原 一の著書でしたが、しばらくこの著者のミステリーばかり読んでました。超お勧めです。 | ||||
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買ってよかった。買って得した。あまりのおもしろさにすっかり折原作品のファンになってしまった、そんな一冊。長編だが長さなど全く気になりません。折原スタイルというのがあればこれが一つの完成形でしょう。他の作品を読んでいる人なら「あれ、この人?」というような別の作品の登場人物の名前もでてきます。もし、このレヴューを読んだならすぐに注文してください。絶対、後悔しません!! | ||||
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ミステリーというジャンルでは推し量れない面白さ。[沈黙の教室]あたりからのファンにもお勧めです。いくつかの異なった文体がクロスオーバーし、驚愕のラストに向かっていくスタイルは折原氏の真骨頂!!没頭できる!!読後の余韻をも楽しめる傑作。自分の頭の中では、本を読んだというより、一本の映画を観たような感慨を憶える作品でした。 | ||||
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