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安達ヶ原の鬼密室
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安達ヶ原の鬼密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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最初に関係なさそうな話が入ってきて「・・・・?」と思ったのですが、最後に明かされるトリックを読むとなるほどと思いました。にしてもひらがなばかりの文章って読むのに根気がいる・・・ | ||||
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ページをめくると絵本のような大きな挿絵とひらがなばかりの文章が・・・あれ、買う本間違えたかな? と思い、表紙をみると「安達ケ原の鬼密室」と正しく、目次をみると、3作品あり、なぁんだ、オムニバスなのかと納得しますが、最初の2作品は結論が出る前に、次の話へ移行してしまう。変な本だなと思い、メインの話を読んでいくと、それはそれは奇想天外な事件。こんなの夢落ちか?などと不安にかられて読みましたが、最後はそれなりに筋の通ったオチとなっています。ただ、あまりに非現実的なトリックといえなくもありません。最初の2作品のオチが最後にあり、3作品が実は関連があったことに気づきますが、してやられたかと感じました。 | ||||
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ページをめくると絵本のような大きな挿絵とひらがなばかりの文章が・・・ あれ、買う本間違えたかな? と思い、表紙をみると「安達ケ原の鬼密室」と 正しく、目次をみると、3作品あり、なぁんだ、オムニバスなのかと納得しますが、 最初の2作品は結論が出る前に、次の話へ移行してしまう。変な本だなと思い、 メインの話を読んでいくと、それはそれは奇想天外な事件。こんなの夢落ちか? などと不安にかられて読みましたが、最後はそれなりに筋の通ったオチとなっています。 ただ、あまりに非現実的なトリックといえなくもありません。最初の2作品のオチが最後 にあり、3作品が実は関連があったことに気づきますが、してやられたかと感じました。 | ||||
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いわゆる「本格」の行き詰まりの象徴のような 短・中・長の三篇が収録された作品。 もはや奇怪なお館も珍奇なトリックも出尽くした感があるのは 何も今に始まったことじゃあない。 「本格」派の方々は,既存のトリックに自分なりのアレンジを加える。 そのアレンジは,普通の人なら(=おそらくそおトリックをしかけた犯人も含めて) 誰も知らないような微細な,もしくは最新の自然科学上の知識か, 文章構成上の工夫という形になることが多い。 それらの工夫がなおさら「本格」の行き詰まりを 象徴してしまっているような気がするのだが。 以後の作品で,歌野氏はすぐれたトリックを考案し, 作品として発表しているので「本格」もまだまだ捨てたものではないのかもしれない。 しかしながらやはり,過去の推理小説の大家が言ったように 「推理小説なんて,人生のうちで何本も書けるものではない」のかもしれない。 いくつかの凡作の上に,後世に残るような作品は書かれるのだろう。 | ||||
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いわゆる「本格」の行き詰まりの象徴のような 短・中・長の三篇が収録された作品。 もはや奇怪なお館も珍奇なトリックも出尽くした感があるのは 何も今に始まったことじゃあない。 「本格」派の方々は,既存のトリックに自分なりのアレンジを加える。 そのアレンジは,普通の人なら(=おそらくそおトリックをしかけた犯人も含めて) 誰も知らないような微細な,もしくは最新の自然科学上の知識か, 文章構成上の工夫という形になることが多い。 それらの工夫がなおさら「本格」の行き詰まりを 象徴してしまっているような気がするのだが。 以後の作品で,歌野氏はすぐれたトリックを考案し, 作品として発表しているので「本格」もまだまだ捨てたものではないのかもしれない。 しかしながらやはり,過去の推理小説の大家が言ったように 「推理小説なんて,人生のうちで何本も書けるものではない」のかもしれない。 いくつかの凡作の上に,後世に残るような作品は書かれるのだろう。 | ||||
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