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十一月は天使が舞い降りた見立て殺人
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十一月は天使が舞い降りた見立て殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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『私立霧舎学園ミステリ白書シリーズ』の8作目になります. 各章が短く,視点をこまめに切り替えて進む流れはテンポがあってよいと思うのですが, 間違い推理や過去作ありきの会話が多いせいか,却って物語の焦点が掴みづらく感じます. 最後も呆気ないというよりはブツ切りで,エピローグも無い為に置き去りにされたようで, 『おまけ』までも取り込んだ作品,仕掛けにはいつもながらに楽しませてもらえるのですが, 仮説や人,不自然な状況や言動が残されたままでなんともスッキリできない読後感が残ります. 『今月の事件』である『見立て』にしても,少し無理めというかマイナーなチョイスが多く, 後半での「○○は××の見立てで」という説明にもピンと来ず,驚きや感心などは今ひとつ…. 文化祭を舞台としながらその場面がないのも,ボリュームを考えれば仕方ないのですが残念です. また,シリーズものであとがきには「この作品からでも問題ありません」とありましたが, 過去作の出来事に触れる事が多く,フォローもほとんどないので実際には厳しいと思います. | ||||
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