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ダウン・ツ・ヘヴン
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【この小説が収録されている参考書籍】
ダウン・ツ・ヘヴンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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読了:2016年034冊(4月11冊)★3.2 2006/11 森 博嗣 (著) ───この戦闘機という名の飛行機には、二人は乗れない。二人いる必要がない。もう一人がいても、なんの役にも立たない。誰かと手をつないで生きるなんてことは、絶対にない。それは、もう生きているとは別の状態といってもいいだろう。そうだ、死んだら、みんなのところへ行ける。地面に埋められて、周囲と同化して。天国だって、みんなと一緒だろう。手をつなぎ合って。わからないけれど、天国でも一人ということは、ないと思う。そんな気がする。(p.68) 飛行機乗りの「スカイ・クロラ」シリーズ3巻目。まるで詩のような作品(特に戦闘シーン)です。草薙のパイロット中期時代が語られている。 レビューの中には、村上春樹的と書いている人もいて何となくわかるような。時代背景や設定の説明はありませんが、それでも尚読み進められる不思議なテンポをもっています。次回にその謎が腫れると祈りつつ…。 | ||||
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スカイクロラシリーズ3作目。 ここまできても明らかにされない詳細な世界観。 主人公「僕」の辿る空と地上の物語。 十八番の専門用語で綴られるスピード感は一段と増している。 | ||||
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森博嗣の作品は四季シリーズとスカイ・クロラシリーズを好んで読んでいます。この「ダウン・ツー・ヘヴン」は草薙水素(登場人物の名前は、なぜかみんな凝ったお水の源氏名風です)を主人公とする戦闘パイロットシリーズの第3弾となります。 いつの時代の何のための戦争?(ジェット機ではなくプロペラ機に乗っている)大人にならない不老不死の子供=キルドレって一体何?具体的説明が一切なく唐突に展開されるストーリーは森作品の特徴ですね。 だから話の成立自体がすでにミステリーとなっている気がします。 人間の生死に関する重たい内容でもあるのですが、ポエムのような短い文章の羅列(行数稼ぎ?)やまどろっこしい説明が無いおかげで、3時間ほどでサラッと読めてしまいます。 まるでマンガを読んでいるような後に何も残らない軽い読後感が森作品の魅力だと思います。 | ||||
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