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贖罪
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贖罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 41~60 3/4ページ
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「告白」の延長線上にある作品だと思いました。 それも「告白」の延長線の先ではなく、後ろにある作品。 前作、「告白」を読んで、おもしろかった方は、ぜひ、こちらも時間を置いた後、読んで欲しいと思います。続けて読むと、どうしても「告白」のイメージが強いです。 個人的には終章はいらなかった。 パツンッと終わった方が作品としての深みが増したと思います。 ただ、終章は作者の方の「ドロドロでゴメンね」という声が聞こえてきそうな「作者の優しさ」を感じたのも事実。これは好みですね。 | ||||
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この人の本はいつもそうなんですが。割と最初の方から「これはすごく面白いかもしれない・・・!面白いことになってきたかも・・・・・・!!」と必要以上にわくわくさせておいて、結局そんなでもなかった、って感じがします。 告白もそうでしたし。読みやすいのでさらさらと読めていいのですが、いつも読み終わったあとに「もうちょっと面白いと思ったんだけどな」と感じてしまいます。 読者を引き付けるのは上手いと思いますが。 | ||||
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湊かなえは読者を引き付けるのがうまい。続きが知りたくてたまらなくなり、一気読みさせてしまう文章。ただ、「告白」「少女」「贖罪」と読んで気づいたこと。いずれも非常に狭い世界で物語を完結させている。筆者はそれをトリックとして扱っているのかもしれないが、私は閉塞感に息苦しくなる。シチュエイションは似ているものの、「告白」に比べて「贖罪」は無理やり感が減って、途中まではとてもよくまとまっていると思う。残念なことに、ラストがいまいちだった。世界の広がりとラストのきれいなまとめ方を次作に期待。 | ||||
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湊かなえは読者を引き付けるのがうまい。 続きが知りたくてたまらなくなり、一気読みさせてしまう文章。 ただ、「告白」「少女」「贖罪」と読んで気づいたこと。 いずれも非常に狭い世界で物語を完結させている。 筆者はそれをトリックとして扱っているのかもしれないが、 私は閉塞感に息苦しくなる。 シチュエイションは似ているものの、 「告白」に比べて「贖罪」は無理やり感が減って、 途中まではとてもよくまとまっていると思う。 残念なことに、ラストがいまいちだった。 世界の広がりとラストのきれいなまとめ方を次作に期待。 | ||||
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桐野夏生さんの東京島を読んですぐ後に手に取った本だったのですが、 東京島が読み進めるのが苦痛だったのに比べ、こちらは一気に読めました。 告白の映画を観た後だったこともあり、 「PTA臨時総会」のところでは、先生役を松たかこさんにイメージしながら…、 この章が一番迫力と緊迫感があり、とてもよかったです。 「くまの兄弟」は、嫌〜〜な、なんとも嫌な気分になり、寝る前に読む本じゃないな…などと思ったものです。 ネタバレになるので詳しく書けませんが、 私は麻子が言う、とりかえしのつかないひどい事、 というのは、そこまでの事には思えませんでした。 ある事件が起きてしまったとはいえ、麻子のみが責められることだったでしょうか。 ずっと何も知らされないままでいた麻子に哀れみを感じたのは私だけでしょうか。 そして、どなたかもおっしゃっていたように、それが酷い少女惨殺事件に繋がることにもクエスチョンマークです。 | ||||
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桐野夏生さんの東京島を読んですぐ後に手に取った本だったのですが、 東京島が読み進めるのが苦痛だったのに比べ、こちらは一気に読めました。 告白の映画を観た後だったこともあり、 「PTA臨時総会」のところでは、先生役を松たかこさんにイメージしながら…、 この章が一番迫力と緊迫感があり、とてもよかったです。 「くまの兄弟」は、嫌〜〜な、なんとも嫌な気分になり、寝る前に読む本じゃないな…などと思ったものです。 ネタバレになるので詳しく書けませんが、 私は麻子が言う、とりかえしのつかないひどい事、 というのは、そこまでの事には思えませんでした。 ある事件が起きてしまったとはいえ、麻子のみが責められることだったでしょうか。 ずっと何も知らされないままでいた麻子に哀れみを感じたのは私だけでしょうか。 そして、どなたかもおっしゃっていたように、それが酷い少女惨殺事件に繋がることにもクエスチョンマークです。 | ||||
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湊 かなえさんの作品は、「告白」「少女」「Nのために」を読んでいるが、どれも、期待に裏切られつつ、有名なので読み続けていた。贖罪は初めて面白いと思った作品だ。ミステリーとしての仕立ても悪くなかった。ただ、無理があると思うのは、犯人の殺害方法。憎しみのあまり殺す、という行動までは理解できるとしても、もともと嗜好の無い人が、幼い少女を犯すだろうか・・・それは、あり得ないと思う。 | ||||
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湊 かなえさんの作品は、「告白」「少女」「Nのために」を読んでいるが、どれも、期待に裏切られつつ、有名なので読み続けていた。贖罪は初めて面白いと思った作品だ。ミステリーとしての仕立ても悪くなかった。ただ、無理があると思うのは、犯人の殺害方法。憎しみのあまり殺す、という行動までは理解できるとしても、もともと嗜好の無い人が、幼い少女を犯すだろうか・・・それは、あり得ないと思う。 | ||||
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「告白」をそっくりそのままひっくり返したプロットなので目新しさは無い。 (1)大オチが無い (2)伏線の回収が早過ぎる の2点で「告白」より数段落ちるしプロットにおけるテクニカル面での不安定さを露呈してしまいましたが、いやいや充分面白いですよ。 かといってマンネリ化している感は否めないし、それは作者も充分自覚していたんでしょう。 しかし、この後に続く「Nのために」を読む限り、本作で著者が独白形式の限界を感じてしまったんだとしたら勿体ないなぁと。 あと2,3作は粘らないと! | ||||
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「告白」をそっくりそのままひっくり返したプロットなので目新しさは無い。 '(1)大オチが無い '(2)伏線の回収が早過ぎる の2点で「告白」より数段落ちるしプロットにおけるテクニカル面での不安定さを露呈してしまいましたが、いやいや充分面白いですよ。 かといってマンネリ化している感は否めないし、それは作者も充分自覚していたんでしょう。 しかし、この後に続く「Nのために」を読む限り、本作で著者が独白形式の限界を感じてしまったんだとしたら勿体ないなぁと。 あと2,3作は粘らないと! | ||||
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はじめ、買ったことを後悔しかけました。事件内容が少女への性的犯行も含まれていた為、女性としてはどこか気持ち悪さを感じたからです。単なる殺傷事件であってほしかった…という反面、それではこの作品が成り立たないんですよね。 「告白」は、秘密を追い求めるような探求心で読み進めたが、「贖罪」は胸につかえたドロドロを早く消したいような感覚で読み進めました。 結果、読み終えてみると気持ち悪さは緩和。どこかで読んだような事件ながらも、書き方次第で3割増、嫌悪感を抱いてしまったようです。w それでも家族(特に父w)へ読み終わったからどうぞ。と手渡すのは、気が引けます。 個人的に苦手な内容というだけで、十分楽しめると思います。 | ||||
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はじめ、買ったことを後悔しかけました。事件内容が少女への性的犯行も含まれていた為、女性としてはどこか気持ち悪さを感じたからです。単なる殺傷事件であってほしかった…という反面、それではこの作品が成り立たないんですよね。 「告白」は、秘密を追い求めるような探求心で読み進めたが、「贖罪」は胸につかえたドロドロを早く消したいような感覚で読み進めました。 結果、読み終えてみると気持ち悪さは緩和。どこかで読んだような事件ながらも、書き方次第で3割増、嫌悪感を抱いてしまったようです。w それでも家族(特に父w)へ読み終わったからどうぞ。と手渡すのは、気が引けます。 個人的に苦手な内容というだけで、十分楽しめると思います。 | ||||
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美少女殺害事件に関わった少女たちが、とある人物より投げつけられるキツイ言葉により、その後の運命を大きく変えられる話です。 そして話が進むにつれ、事件の詳細が明らかになります。 キツイ言葉を投げつける人物の激情が非常に生々しく描かれています。 そして少女達1人1人の「その後の人生」は、事件がいかに彼女たちの中に巣食っているかが鮮明に描かれていると思いました。 また、文体自体は非常に読みやすいですし、話の流れもつかみやすいと思います。 ただ、最後の章の締まりが悪いように思いました。 そしてミステリーとしては、ラスト近くで思いもよらない謎が明らかになるのはいいのですが、その大分前に事件のあらましは見えてくるため、サプライズはやや減ったように思います。 | ||||
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美少女殺害事件に関わった少女たちが、とある人物より投げつけられるキツイ言葉により、その後の運命を大きく変えられる話です。 そして話が進むにつれ、事件の詳細が明らかになります。 キツイ言葉を投げつける人物の激情が非常に生々しく描かれています。 そして少女達1人1人の「その後の人生」は、事件がいかに彼女たちの中に巣食っているかが鮮明に描かれていると思いました。 また、文体自体は非常に読みやすいですし、話の流れもつかみやすいと思います。 ただ、最後の章の締まりが悪いように思いました。 そしてミステリーとしては、ラスト近くで思いもよらない謎が明らかになるのはいいのですが、その大分前に事件のあらましは見えてくるため、サプライズはやや減ったように思います。 | ||||
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「告白」「少女」に続く著者の最新作は、前2作と同様の手法、独白の連続で一つの物語を構成していくというスタイルです。湊かなえスタイルと呼んでもいいこの形、3冊連続となると飽きが来そうなものですが、しっかりと最後まで謎を抱えたままエンディングにもっていく筆力はさすが。細かな説明もきちんと独白の中に違和感なく入れ込み構成しているプロット力に驚きます。 とはいえ、小出しにしていたキーが揃ってくると当然予測が産まれます。そしてその予測の範囲内でのエンドで終わってしまったのが残念。もう少しひねりが欲しかった。また、ちょっとフェアじゃない要素もあったのも残念。 ちなみに装丁はとっても素敵な画です。 | ||||
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「告白」「少女」に続く著者の最新作は、前2作と同様の手法、独白の連続で一つの物語を構成していくというスタイルです。湊かなえスタイルと呼んでもいいこの形、3冊連続となると飽きが来そうなものですが、しっかりと最後まで謎を抱えたままエンディングにもっていく筆力はさすが。細かな説明もきちんと独白の中に違和感なく入れ込み構成しているプロット力に驚きます。 とはいえ、小出しにしていたキーが揃ってくると当然予測が産まれます。そしてその予測の範囲内でのエンドで終わってしまったのが残念。もう少しひねりが欲しかった。また、ちょっとフェアじゃない要素もあったのも残念。 ちなみに装丁はとっても素敵な画です。 | ||||
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前作が酷く、この作家の質はどうなのだろうと懐疑的だったが、『贖罪』は最後まで読ませる引力を持っていたし、ある種の爽快感を伴う力強い一人称、台詞は面白い。意思、情念のようなものがたっぷりと塗り込められた文が魅力。 その点においては5人目の章がまったくもってクオリティが低く、残念。蛇足とは思わないが、魅力が一気に削がれた。 ミステリとしてもいただけない。 | ||||
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前作が酷く、この作家の質はどうなのだろうと懐疑的だったが、『贖罪』は最後まで読ませる引力を持っていたし、ある種の爽快感を伴う力強い一人称、台詞は面白い。意思、情念のようなものがたっぷりと塗り込められた文が魅力。 その点においては5人目の章がまったくもってクオリティが低く、残念。蛇足とは思わないが、魅力が一気に削がれた。 ミステリとしてもいただけない。 | ||||
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上手くかけてるんだろうけど、 個人的に、これが面白いとは思えなかった。 一日で読めてしまうほどの筆力はさすが。 でも、ラストは「うそっそんだけ!?」というがっかり感。 「大胆な展開」は皆無です。 それにしても、読後感は(いい意味でも悪い意味でもなく)最悪でしたわ。 あと、「PTA臨時総会」の語りは 迫力たっぷりでそこだけは★5かな | ||||
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紗英,真紀,由佳,晶子らが住む日本一空気がきれいな町に精密機械を製作する足立製作所の工場が出来た。町と都会の暮らしのギャップに様々な軋轢が隠れる中,4人と足立製作所に働く家の子どもエミリが遊ぶ中,声をかけてきた男にエミリが殺害される事件が起こった・・・ 上記の事件に対する数年後の話がそれぞれの主人公による観点の短編になっている。確かに読める・面白い・引き込まれる・・・が,自分にとって同作家の『告白』とほぼ変わらないパターンの話に思えてならなかった。面白い物語を書く作者だけに残念である・・・ | ||||
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