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聖域
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聖域の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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え、これって新品では?と思うほど綺麗な商品でした。 | ||||
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面白く読みました。9割方。最後の1割で真相が解明されますが、あまりにも突然、しかも主人公の想像で解決していってしまいます。かなり早急な感が否めませんでした。じっくりと解決させていって欲しかった。 | ||||
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満足しています | ||||
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2008年に出た単行本の文庫化。 山岳ミステリである。著者自身が学生時代に山登りにのめりこんでいたとあって、迫真の文章とリアルなディテールがいい。山への熱い思い入れも伝わってきて、ぐいぐい読まされる。 真相へと迫っていく過程が素晴らしい。しかし、真相はこれはどうなんだろう。最後のどんでん返しには驚かされたが。 | ||||
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著者の『白戸修』シリーズは、まあまあ気にいっている。 それに比べると、落ちるとは思う。 ただ、単純にユーモアが良くて、シリアスが駄目ということではない。 全体に読みやすいし、主人公が追う、親友やその彼女が巻き込まれた遭難に関する部分も、それなりに面白い。 ただ、謎解きに向かう終盤部分に、バタツキを感じた。せっかくの長編なのだから、もう少し余裕のある展開はできなかったのか、と思ってしまう。また、主人公の仕事場の同僚が、あまりにもステレオタイプであることも気にかかる。 30年近く前のマンガに「円満な人間ならロックなんかやらないだろうね」という台詞がある。本作を含め、山岳関係の小説やノンフィクションを読むたびに、山に魅入られた人たちに、同じものを感じてきた。どこか、いびつで、哀しいのだ。ロックとも山とも無縁な私だが、それでも、山と決別できず、同僚との折り合いがつかない主人公の心情は理解できるし、共感を抱くこともできた。 | ||||
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著者のミステリとしては、珍しいストレートな本格を意図したものである。 それが成功だったかどうかは・・・? 私には失敗に思える。 著者は、落語ミステリや白戸シリーズなど、どちらかといえばユーモアよりの趣向で、とてもよい味を出していた。 本書のようなものも、いずれはと思っていたのだろうが、意外性、捻り、伏線の張り方等々、私には不満である。 短編のあの意外性、ラストでそれまでが全くひっくり返る爽快感は、全くない。 著者の短編ミステリには、泡坂ミステリを思わせるキレと雰囲気があったのだが、残念ながら、それもない。 著者が本書でやりたかったことは、よく分かる。 かなり文学性を意識したところなどは、泡坂長編にも似ているところもある。 私は個人的に、著者は泡坂ミステリの後継者たる資質を持った作家だと思っている。 もっと、そのような作品、キレと意外性と論理のアクロバットに満ちた作品を読みたいと願っている。 | ||||
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自分自身山に登るため「山岳ミステリ」として期待して読みました。 しかし、主人公をはじめ登場人物の多くがアルパインをするようなキャラクラーとして描かれていると思えず、どうしても感情移入することができませんでした。 作者自身あとがきに「大学時代、私は山岳系の同好会に所属していた。勉強などほとんどせず、山にばかり登っていた。山に行きすぎて、卒業するまで五年かかった。」と書いており、また作品を書くに当たって現役ヤマヤの意見も聞いているといいます。ですので全く山を知らずに書いたとは思えないのですが・・・ 冒頭の描写、2月頃と思われる冬山でのテントシーンから始まりますが、まず2〜3人用の狭いテントの中で真っ先にシュラフを広げるって普通しますか?尻の下に敷いてても邪魔です。水作りやら飯やらでバタバタするテントの中では荷物はコンパクトにまとめるのが鉄則では(ウチの会ではそう教えます)。しかもたかたが1泊2日の山行で80Lザック?テントとザイルとギア類を持ってもそんな大きなザックは使わないでしょう。またヤッケのポケットからウィスキーのスキットルを出してきますが、行動中にウィスキーを飲むわけじゃあるまいしザックの奥底にしまっておいて下さい(ヤッケのポケットは地図や簡単な行動食程度でしょう)。 と冒頭のつまずきから「ヤマ屋ってこんなふうに考えるかな?」と作品に没頭できないまま読み進めました。 ラストのどんでん返しには驚かされましたが、やはり「こんな行動するかな」といまいち釈然とできないままです。 山を知らない人にも読めるように作者も十分に配慮して書かれていると思いますし、文章もこなれており一気に読み進めることが出来ました。 「山岳ミステリを書くのは、私の目標でもあり願いでもあった。」という作者の志には敬意をはらいますが、しかし自分にとっては☆2つです。 | ||||
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自分自身山に登るため「山岳ミステリ」として期待して読みました。 しかし、主人公をはじめ登場人物の多くがアルパインをするようなキャラクラーとして描かれていると思えず、どうしても感情移入することができませんでした。 作者自身あとがきに「大学時代、私は山岳系の同好会に所属していた。勉強などほとんどせず、山にばかり登っていた。山に行きすぎて、卒業するまで五年かかった。」と書いており、また作品を書くに当たって現役ヤマヤの意見も聞いているといいます。ですので全く山を知らずに書いたとは思えないのですが・・・ 冒頭の描写、2月頃と思われる冬山でのテントシーンから始まりますが、まず2〜3人用の狭いテントの中で真っ先にシュラフを広げるって普通しますか?尻の下に敷いてても邪魔です。水作りやら飯やらでバタバタするテントの中では荷物はコンパクトにまとめるのが鉄則では(ウチの会ではそう教えます)。しかもたかたが1泊2日の山行で80Lザック?テントとザイルとギア類を持ってもそんな大きなザックは使わないでしょう。またヤッケのポケットからウィスキーのスキットルを出してきますが、行動中にウィスキーを飲むわけじゃあるまいしザックの奥底にしまっておいて下さい(ヤッケのポケットは地図や簡単な行動食程度でしょう)。 と冒頭のつまずきから「ヤマ屋ってこんなふうに考えるかな?」と作品に没頭できないまま読み進めました。 ラストのどんでん返しには驚かされましたが、やはり「こんな行動するかな」といまいち釈然とできないままです。 山を知らない人にも読めるように作者も十分に配慮して書かれていると思いますし、文章もこなれており一気に読み進めることが出来ました。 「山岳ミステリを書くのは、私の目標でもあり願いでもあった。」という作者の志には敬意をはらいますが、しかし自分にとっては☆2つです。 | ||||
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最初から雰囲気が良い出足で始まるが、途中から息切れし、ラストは何となくわかってしまった。まずまずだと思う。 | ||||
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最初から雰囲気が良い出足で始まるが、途中から息切れし、ラストは何となくわかってしまった。まずまずだと思う。 | ||||
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親友が、冬山で不可解な遭難死を遂げたことの謎解きと いう縦糸と、リーダーを務めたパーティーの一員が事故死 したために、山から遠ざかっている主人公の再生という横 糸とがガッチリかみ合って、読み応えのある山岳ミステリ ーになりました。その主人公が亡くなった親友に代わって、 未踏峰に挑む結末も、とても爽やかです。 それにしても、本書がいうように、現在の大学山岳部の 活動は低調なのでしょうか。随分前に朝日連峰に行った とき、キャンプ地で多数の山岳部員の姿を見ましたが、そ ういえば、最近はどこでもあまり見かけなくなりました。 そういうわたしも、この頃出かけるときは専らツアー、本 書で<アルプス>という喫茶店のオーナーが嘆く、山の 観光地化に貢献しているのですけどね。 | ||||
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親友が、冬山で不可解な遭難死を遂げたことの謎解きと いう縦糸と、リーダーを務めたパーティーの一員が事故死 したために、山から遠ざかっている主人公の再生という横 糸とがガッチリかみ合って、読み応えのある山岳ミステリ ーになりました。その主人公が亡くなった親友に代わって、 未踏峰に挑む結末も、とても爽やかです。 それにしても、本書がいうように、現在の大学山岳部の 活動は低調なのでしょうか。随分前に朝日連峰に行った とき、キャンプ地で多数の山岳部員の姿を見ましたが、そ ういえば、最近はどこでもあまり見かけなくなりました。 そういうわたしも、この頃出かけるときは専らツアー、本 書で<アルプス>という喫茶店のオーナーが嘆く、山の 観光地化に貢献しているのですけどね。 | ||||
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3年前のある事件から山に背を叛けて行きて来た草庭(くさば)。そんな彼が、学生時代からのコンビであり親友であった安西を山で失う。山に慣れ、そして技術的にも遭難したとは思えず…。草庭は、安西が滑落した真実を探しに再び山に向かう…!?★登山ミステリーです。しかし、登山の知識がない私でもすんなりと受け入れられてラストまでドキドキしながら読む事が出来ました。★単なるミステリーに終わっていない所もポイントアップです。草庭を取り巻く人間関係。そして、自らの居場所が掴めずにいる草庭が、自分の本当の場所を見付けて行くまでの過程がとても良かったです。★ミステリーに関しては、「まさか…!?」と言った部分があってすっかり騙されてしまいました。★山という自然の領域、そしてそれの立ち向かう姿もすっきりと描かれていて清々しいものを感じました | ||||
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3年前のある事件から山に背を叛けて行きて来た草庭(くさば)。そんな彼が、学生時代からのコンビであり親友であった安西を山で失う。山に慣れ、そして技術的にも遭難したとは思えず…。草庭は、安西が滑落した真実を探しに再び山に向かう…!?★登山ミステリーです。しかし、登山の知識がない私でもすんなりと受け入れられてラストまでドキドキしながら読む事が出来ました。★単なるミステリーに終わっていない所もポイントアップです。草庭を取り巻く人間関係。そして、自らの居場所が掴めずにいる草庭が、自分の本当の場所を見付けて行くまでの過程がとても良かったです。★ミステリーに関しては、「まさか…!?」と言った部分があってすっかり騙されてしまいました。★山という自然の領域、そしてそれの立ち向かう姿もすっきりと描かれていて清々しいものを感じました | ||||
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