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欲しい



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【この小説が収録されている参考書籍】
欲しい
欲しい (集英社文庫)

欲しいの評価: 3.87/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(4pt)

エンターテイメント

動機は今一つだし、奥深くもないけどエンターテイメント性は抜群にあります。
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No.11:
(5pt)

久しぶりに面白かったです

作者を知らなかったのですがなんとなく購入。
娘なんかは最初に「こんなことだろう」と感じたらしいので、さほど高評価ではなかったですが
わたしは気づかなかった分だけ読み応えがありました。
ヒトは何を価値観に置いているのか?ってことでしょうか。
再度読みたくなる本でした。
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No.10:
(4pt)

なんかなあ?

永井するみさんが、若くして亡くなったいた事は、存じ上げませんでした。
経歴から、判断しますと面白いお話を期待したのですが、少し消化不良気味でした。
しかし、流石だと感心する展開。
なかなかです。
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No.9:
(5pt)

満たされない思いの正体

まだ読書の途中ですが、中間投稿。主人公と同年代の私は、社会的に成功を収めて、世間一般には勝ち組だと思われている女性の深層心理・飢餓感を分析したくて購入しました。「会えば会うほど飢えてゆく」というキャッチコピーはまさに自分の心理そのものをズバリ言い当てていたから。不惑を迎えても「足る」を知らず、もっともっと、求めてゆく。満たされない思いがこの作品では派遣ホストへの代償行為に向かうのですが、私の周りには、アイドルに入れあげて家庭を顧みず何日も家を空ける若作り主婦(相当痛いです)などが実際にいます。決して昇華しないフラストレーション、それどころか、欲を満たそうとすればするほど、深みにはまって苦しんで。消耗するのは、金銭のみならず、時間も精神もなのにやめられない。派遣ホストにただ会って抱きしめてほしいと欲する小学生の子を持つ専業主婦ジュンに共感してしまった自分の心の空洞はどこから来るのか。しあわせなはずなのに。なぜ夫ではない人に慰撫してもらって涙を流さなければならないのか。主人公の心の闇がまだ見えてこないので、最後まで読み終えてからまた投稿しますね。
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No.8:
(4pt)

皆何かを欲しがってるんだなあとしみじみ

美少年やらダンディなおじさまがでてきて、女性が喜びそうなストーリーだったけど、男でも全然楽しめました。この登場人物たちが欲しい物には共感できませんでしたけど...
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No.7:
(4pt)

Library Books

永井するみ「欲しい」を読了。ミステリーですね。良い作品です。女性視点のミステリーで読ませます。でも完璧すぎるきらいがあります。もう少し懐の余裕が欲しいところです。きちきちに理詰めで構成されていると逆につまらなくなってしまいます。そして奥行きがなくなり、完璧なだけに薄い印象を与えてしまします。でもこれはほめ言葉であって、さらなる期待を込めた感想です。作品自体は面白く、一気読みでした。完成度が高いからこそ、「もっともっと」って思ってしまう、勝手な読者の感想です。
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No.6:
(5pt)

2度読みたくなる!

永井するみさんという方は存じ上げなかったんですが
裏表紙の書評を見て買いました。

この本は面白い!!
思ってもみなかった展開。
そう来たか!って感じです。
あまり書くとネタバレになってしまうので控えますが
読みやすいので、普段本を読まない方でもスラスラ読めちゃいますよ。
ただ「普段本を読まない友達にプレゼント」向きでは決してありませんw

みなさんが面白いと言っている永井さんの他の本も読んでみようと思います。
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No.5:
(4pt)

なるほど・・・このタイトル

おもしろい。グングン引き込まれて一気に読んでしまいました。マリーゴールドを読んでから、永井するみさんの愛読者になりました。女性の視点からの切り口に引き付けられます。

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No.4:
(4pt)

面白かったです!

永井するみほど女性心理の描写がうまい作家は数少ないと思う。
人材派遣会社を経営する由希子、42歳が軸となって話が展開して行くが、ラストに近づくにつれどんでんがえしの面白さがある。
そこかしこに人間のずるさ、要領のよさが現れ、何とも言えない気持ちになるが真実が明らかになった時は胸を撫で下ろした。
願わくばラストまで悪事がばれなかったテルにいつか天罰を与えて欲しい。
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No.3:
(4pt)

心理描写が細やか!

人材派遣会社を経営する由希子は、42歳の独身。恋人とは不倫。帰っていく恋人を見送り、出張ホストのテルで寂しさを埋める。彼女の会社に登録し、恋人の会社に派遣している、ある子持ちの離婚女性のトラブルが徐々に波紋を広げていき...
社会的には成功を収めているものの、寂しい女性である由紀子と、離婚し、子供を抱えながらも前夫のせいで定職に着くこともままならない、ありさ。成功者であるはずの由紀子は、ありさに羨望を覚えたり、かといって、恋人に対して自分の気持ちをぶつけることもできない。プライベートな部分で非常に不器用な由紀子を通して、女性の気持ちが非常に細やかに表現されており、するりと読むことができる。ラストも現代社会の暗部を見るようで鮮やか。この後どうなるんだろう、と想像させてしまうぐらい、物語にひきこまれてしまう。他の作品も読んでみたいと思わせる作品でした。
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No.2:
(4pt)

ミステリーとして完璧

「ダブル」を読んでから、こっちを読みました。両方とも良かったです。女性の心理ってこうなんだ、とよくわかりました。ホストにはまる女性って、偏見があったんですが、こんなふうに相手をしてもらえれば、女性は幾らでもお金をだすだろうなあ、と納得できました。
 ミステリーとしても良くできています。普通ミステリーって最後の所で、がっかりさせられるものが多いですが、「欲しい」では、ジグソーパズルの最後の1駒がぴったり収まって、完結という感じで、すっきりしました。
 ただあまりに、完璧過ぎて、軽いという感じは否めません。もっと深く心理に迫る物を期待しています。女性のドロドロとした心理も描いて欲しいですね。ポスト宮部みゆきナンバーワンです。
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No.1:
(5pt)

各人の思惑が交錯する

 派遣会社を経営する美貌の女性社長と、一流企業の取締役の不倫。よくある都会小説の設定だ。しかし出張ホストのテルがからんで、トレンディーな面白さが出てくる。更に面白半分のネカマに翻弄される出会い系サイトが、勘違いからのストーキングを引き起こす。
 この辺の心理劇がぐんぐん面白い。事件をはさんで、後始末のようなエピソードで、徐々に小説が収束するかに見えた。終盤の種明かしは意外な方向に進んで更に面白い。現代の格差(意識)社会をうまく使って、そんなこともあるかもしれないと思わせる。
 ラストで小さな真実が闇に葬られていくさまは、物語に深みを与えている。サスペンスあり、トリックあり、たくみな心理描写ありのエンタテイメントだ。
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