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零崎双識の人間試験



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零崎双識の人間試験の評価: 4.29/5点 レビュー 48件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

若い人向けの本?

5年以上前に一度西尾維新にはまったことがあって、戯言とか物語を読んでいました。

それで、久しぶりに西尾維新を読んでみようと思って、いろいろレビューを漁っていたところ
この本の評価が高くてこれは期待できるっ!と思ったので購入しました。

結論から言うと、確かに物語展開は面白く主要登場人物が悉く人外なところに興奮したりしたのですが、
西尾維新独特の文章表現(言葉遊び、冗長なセリフ、類語の多重使用etc)が気になってなかなか物語
に集中できませんでした。(これらは非日常を演出するためのひとつのテクニックなのかしれませんが。)

以前西尾維新作品を読んでいた時はそういうところも含めて好きだったので私が
少し年をとりすぎてしまったということかもしれません。。
零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)より
4061823590
No.4:
(3pt)

久しぶりの西尾維新でした。

コミカライズされたので、約一〇年ぶりに読み返しました。
リアルタイムに読んでいた学生時代の勢いを思い出します。
西尾維新流の言葉あそびが面白かったですね。
今は、字面を楽しんでナナメ読みのページが多く。
それはそれで、読むよりか眺めて楽しい一面。

ノベルスの2段組から1段の文庫に替わると、
どこか間が抜けた感じもありました。
特に奇怪な叫び声とか。
2段組だと文字だらけで目の前にそれらがぶわっと浮き出る感じが、
文庫だと余白ができて迫力が感じられない。
ノベルスならではの、文章量や文字数により雰囲気は軽減されますね。

イラストの竹さん好みなんですが、
西尾デビュー時あたりの絵柄がいちばんです。
零崎双識の人間試験 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社文庫)より
4062771217
No.3:
(3pt)

クドい文章と強烈なキャラの対決。

シリーズ第1弾。
無意識にクラスメイトを殺してしまった女子高生・無桐伊織。そんな彼女のもとへ殺人鬼・零崎一賊の零崎双識が現れこう言った、「私の妹にならないか?」

新シリーズの文庫化にとても嬉しく、待ってたよ!
戯言シリーズは面白かったので当然こっちも楽しみにしていました。タイトルにもある零崎双識の紳士的な(時には変態的な)振る舞いをしながらも、淡々と敵を倒していく様は零崎一賊の格を見せつけられたし、今回の敵対者である早蕨三兄弟のキャラクターや能力の内容を聞くだけでどう戦うんだろうとワクワクさせてくれました。
 ですが1つ難点が。それは文章全体が圧倒的にクドい所です。双識も早蕨も自問自答や自己の観念を滔々と並べ立てていて「お前等考えすぎだろう!」「さっさと殺っちまえよ!」「もういいから・・」と何度も思いました。だからピンチの時に颯爽と登場した人識にもどうも盛り上がりに欠けた。「引き延ばしてるな・・」と読者に思わせちゃやっぱり面白さは半減。そこだけが残念。ただメインキャラの一人をあっさり物語から退場させるのは作者らしくて良かったです。

一番印象に残ったのは時宮時計。
というかこの人が今作のMVP。この人の行動におおっと驚かされました。早蕨兄弟はすでに一人死亡しているのもイタかった。彼女がいればその分戦闘の描写が増えてこんな無駄に紙数を費やすこともなかっただろう。私も早蕨弓矢の活躍を見たかったんです・・。設定やキャラクターが良いのにそれを薄めて広げてしまった印象の『人間試験』ですがめげずに次作も期待。だってもっとヤバい奴らを見たいですから。

☆コメントを参考にレビュー訂正しました。
零崎双識の人間試験 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社文庫)より
4062771217
No.2:
(3pt)

戯れ言なしの戯れ言シリーズ外伝

戯れ言シリーズに登場する殺人鬼集団「零崎一族」を主人公にした物語。本作は長男双識ははさみのような刃物を操る「自殺志願」マインドレンデル。西尾維新らしいネーミングです。零崎一族のなりたちを語り、ストーリーを補完する作品。まず戯れ言シリーズを読まれてから手を出すのが筋でしょう。
零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)より
4061823590
No.1:
(3pt)

両極端

西尾維新の作品はどれも総じて「言葉遊び」と「そのままの死の描写」というのが軸になっている。この作品は言葉遊びよりも死の描写の比重が多く、目立つがそれを考えるという点では良いかもしれない。ただ、これを昨今の低年齢化する文芸興味に照らし合わせるとなると、義務教育を終えていない年頃の方にオススメするのを悩むところだ。作品を愛し、登場人物を愛する側として言うならば零崎一賊が主体となるこの作品はシリーズの中でもお気に入り。ただ番外編ということで、本編である戯言使い主人公の話題も多く、本編を知らない方が読むと分からない単語や人物も多い。多少の不可解も大丈夫。という人ならサックリ読めると思われる。言葉遊びやその間を読み解きたい人にお勧めしたい。
零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)より
4061823590

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