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無制限



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【この小説が収録されている参考書籍】
無制限
無制限 (講談社文庫)

無制限の評価: 3.00/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

読む価値なし

乱歩賞受賞作「左手に告げるなかれ」も、今ひとつだと感じたのだが……。
これが乱歩賞受賞者の作品なのかとあきれる。何が良くないって、まず、疾走した夫の
動機が良くない。最後にパチンコ業界に対する要求が書かれているが、そんなことで
行動を起こす人など世界中見渡してもいるはずがない。
その他、楽しませてくれる要素は多少あるものの、その動機の一点のみで、すべてを
台無しにしている。その後、この作者は鳴かず飛ばずになっているようだが、その理由
が分かるような気がする。
無制限Amazon書評・レビュー:無制限より
4062087138
No.1:
(1pt)

力作には違いないのだが・・・

 現代社会に巣食う裏社会と、平凡な日常を横臥している者との出会い。近隣に潜むあまねく罠が原因で墓穴を掘り、そして耐えがたい試練の連続に至る。 著者の真骨頂である、人間の弱さを大変な筆力で書ききっているのだが、小生には最後まで、どうしても馴染めなかった。それはこの高慢ちきな女主人公のせいだろう。勿論、どこにでもいそうな頑張っちゃう女性なのだが、ふたをあけてみれば欲しいものは全て手に入れてきた我儘な女でしかなく、それがとっても嫌だった。 なるほど、この嫌悪感を与えられたと言うことでは、本書は成功だろう。しかし、ダラダラと進む物語の展開力のなさや、緊迫感の希薄さをとってみると、『左手に告げるなかれ』や『流さるる石のごとく』の完成度には及ばない。 もちろん力作には違いない。緻密な取材をこうも上手く描ける作家も少ないと思う。ただ小生には馴染めなかっただけなのだ。同様の主題が多い松本清張の文体に慣れてしまっているせいもある。ただ一読はすべし!!力作だ。
無制限Amazon書評・レビュー:無制限より
4062087138

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