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午前三時のルースター
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午前三時のルースターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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周りに敷かれたレールに従って、生きるのではなく自分のやりたいことをやっていこうと改めて感じた。ただ、慎一郎が最後涙を流しながらも現実を受け止めて一歩踏み出したシーンは良かった。客観的に見た上で結果としてレールの上を歩くのも、素晴らしい選択だと感じる。 | ||||
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うん、面白いです! | ||||
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面白かったです | ||||
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VIETNAM旅行中に読みました 時代の変化を感じました | ||||
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主人公は長瀬。旅行代理店の営業をしているが、得意先の中西社長の孫、慎一郎をベトナムのサイゴン(今のホー・チ・ミン)に連れて行ってくれないかと頼まれる。慎一郎の父で中西社長の娘婿が仕事でサイゴンに行き、行方不明になったのだ。 中西に招かれて自宅に行き、市に散ろうと直接出会った。慎一郎は長瀬のことを気に入ったようだ。そして慎一郎は父親のバイク、ヤマハのXS1100、ミッドナイトスペシャルを長瀬に見せた。父親がいなくなった後も、メンテナンスはずっとしているのだという。 その後、慎一郎はベトナムのビデオを見せ、そこに写っているのが死んだと思われている父だと主張する。父はなぜか、ベンタン市場の屋台で魚をさばいていた。 長瀬はそのビデオを旧友の源内に見せてビデオテープを撮った人間を捜し出してほしいと頼む。 長瀬たちは、そのテープを撮ったテレビ局の人間と会うが、そこでそのテープを巡ってクルーが死にかけたという話を聞く。どうもこの旅行、無事には済みそうにない。 サイゴンに着いて、ビエンという車キチガイのタクシー運転手を雇う。さらに、現地のガイドとしてメイという娼婦を見つける。 父親がいたはずのベンタン市場に行くと、同じ屋台で魚をさばいているベトナム人を見つけたが、話を聞くと明らかに嘘をついていた。さらに、長瀬たちは車で尾行されていた。 カーチェイス、格闘シーンなども出てきて、処女作としては十分なエンターテインメントに仕上がっている。ラストのどんでん返しも気が利いている。賞を取るのにふさわしい作品だ。 | ||||
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この度は御敏速に御丁寧に御対応して下さいまして、有り難う御座いました。 とても、気持ち良いお取引きが出来ました。 又、御機会の際には宜しく御願い致します。 | ||||
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楽しみました。 面白かったです。 いい話だと思いました。 少年の成長と 大人達のファンタジーを感じました。 特に、最後の川の場面がいいと思いました。 少し納得出来ない部分はありました。 本当に、この理由で、この行動採るの? この状況でこの結果になるの? しかし、そのような不満を超越する良さがありました。 ありがとうございました。 | ||||
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垣根涼介さんの本です。デビュー作ですね。 旅行代理店に勤める長瀬が、得意先の社長から、孫の慎一郎のベトナム行きに同行することに。長瀬の友だちの源内も同行する。 慎一郎の目的は、実の父がベトナムで失踪したので、それを探すこと。 長瀬たちの行く手に、妨害が…はたして、慎一郎の父は、なぜ社長の座が約束されているのに、失踪したのか? 長瀬を案内する、現地の女メイやビエン(運転手)らが脇役です。 ただ、メイをめぐって、慎一郎と長瀬の恋心とか、そういうのもあります。 とりあえず、ベトナムの描写がよく描かれていますね。 飽きさせることなく話を展開させて、おもしろいです。 ただ、キャラとして源内とビエンがうまく機能してないような、とか、それなりに不満はありますが、まあ許容範囲内でしょう。 | ||||
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男らしく大人になるという事 | ||||
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純粋におもしろかったです。 ミステリーとしての流れもわかりやすく丁寧でした。 登場人物ひとりひとりの心情や表情も、とても繊細に描かれていて、ストーリーと共に気持ち良くリンクしました。 それだけ心地よく読み終えただけに、 肝心なこの小説のタイトルだけが、なんだかしっくりこなくて残念です。 この内容にふさわしいタイトルではないような気がして。 最後の最後に、タイトルにこじつけた感がしたのは私だけでしょうか? あと、ルー大柴のようなカタカナ英語の表現が多くて私は違和感を覚えました。 外人と外国語とのやりとりの表現なのは伝わるんですが、私はいちいち気になってしまいました(笑) | ||||
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最初の宝石商の社長と主人公の旅行代理店の男が、やり取りする場面は読みやすく面白かったです。 社長の一代記や、業務提携などの政治的な話、そんな中、社長の義理の息子がなんで失踪したのか、といったミステリーを感じさせながらこの先の展開がどうなるのか気になります。 そんな中で、失踪した父親を探す少年との出会いからベトナムに渡る。 ここまでは良かったのですが、本編のベトナム大冒険からはそんなに面白くない。 展開を主人公が言葉で説明しすぎるし、その説明が小説の限界なのか、絵とか無いので分かりにくい。 誰誰を待ち伏せして、だれが盗み聞ぎしてとか作戦の段取りを最初に言葉で話すと、ネタバラしされたマジックを見せられているようで興ざめ。 あと登場人物が何だか薄い。 さらっと過去を話して分からせようとするところがある。 車の描写がしつこく、好きなのはわかるが不要で読みにくくしている。 ピンチの場面があっさりと解決して、上手くいきすぎているところがある。 全体的に普通。 | ||||
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内容: 旅行代理店に勤務する私は、ある社長に、孫とベトナムへ行く様依頼された。 孫は、ベトナムで失踪した父親を探すために、ベトナム行きを切望していたのだった。 手がかりとなる唯一の情報は、数年前に偶然TV番組で、ベトナムの市場で父親らしき人が映り込んでいた事。実際、その市場へ訪れるが、骨董屋で襲われたり、ギャングに追われる等、危険な目にあう。翌日「おとり」の場所に現れた骨董屋の一味と、ギャングとの間で乱闘が始まるが、骨董屋の一味が、実は味方側である事に気づく。運よく骨董屋一味の案内で、ボスである父親と再会する。 父親は、ベトナムで自分の道を切り開いていたのだった。 【感想】 日本にもこんなスケールの大きい作品を書ける作家がいたことに驚きです。アクション映画を見ている気分で読めました。それにしても父親は随分冷たい人でした。ベトナムで自分の道を見つけるのは良いですが、息子が来ても感動の再会とはなりません。それが寂しくも思いましたが、息子にとっては過去(父)との決別が出来で良かったとも思えました。 | ||||
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父を探しにベトナムへ。 言ってしまえばそれだけの物語ですが、描写の仕方が新鮮で読ませます。 ただ、中盤から後半にかけてはやや息切れした印象で、退屈に感じました。 ラストシーンの納め方はとても感銘を受けました。 | ||||
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非常に読みやすい作品でした。 垣根作品は三作目ですが、お気に入りの著者です。 なんとなくオチは見えましたが。 | ||||
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ストーリーの展開に 付いていけません。 ブルーバード510の改造等々 ベトナムの国がわからないので なんとも言えないな。 | ||||
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この作者は今まで「ワイルドソウル」「ヒートアイランド」を読んだ。文体がしっかりしており、又筋運びもかなり面白い。ハードボイルド タッチでありながら独りよがりでないところが気に入っている。今回のこの作品は作者が「サントリーミステリー大賞」を取ったデビュー 作だ。その意味で筋運びも文体も一言で言って青臭い。厚みがない分、ご都合主義が出ており、それだけに小説より コミックに近い。まあ、このあと上記のような傑作を描いているのだから大目に見ないといけないのだろうけど。 | ||||
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ヒートアイランドの続編「ボーダー」を読んでからの購入です。 分かる人にはわかりますが、まずこれを先に読みましょう!! | ||||
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非常にセンスを感じさせる、カッコ良いタイトル。なのだが「未明の一番鶏?」が、この物語の表題として妥当なのだろうか? サントリーミステリー大賞・読者賞のダブル受賞作ということで、かなり期待して読んだ。 しかし読後に物足りなさ、八分まで達しない「腹六〜七分」感が残った。 物語自体は、良さそうなのである。序盤はなかなかに高揚感というか、今後の波瀾万丈・絶体絶命・決死の大逆転的展開を期待させる、上々の滑り出し。なのだが、中盤以降が予定調和的で、ガッチリ受け止め切れていない。 どことなく既視感のあるストーリー。大筋で自分の予想通りになってしまった。それはそれでかまわないが、であれば、それを凌駕するだけのカタルシスを感じさせて欲しい。 登場するクルマや腕時計など魅力的な素材の扱いも、表面的な解説に留まり、実際に扱った感じまで描き込まれていない。さらに、人物との組み合わせにも ちぐはぐ感があったり… 登場人物にも言えるが、前半と後半とで伏線や絡みがなく、結果使い捨てになってしまっているのが勿体ない。 デビュー作ということで、割り引いて考えなければならないのかも知れないが、「よくこれで、読者賞まで獲れたな」というのが正直な感想。 もちろん、その後の垣根氏の活躍をみれば、選考の眼に狂いがなかったことは確かである。だが、本作に限っては、私にとっては期待はずれだった。 「肝心の出汁が薄く、具も馴染んでいないフォー」のような印象。 | ||||
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1人1人の台詞が2ページにも渡って、ずらずらと書かれているのでとても疲れました。 いちいち説明し過ぎている部分もあり、もう少し読者に想像を働かせる仕掛けや、すっきりとした文章表現が欲しかったですね。デビュー作だということなので、粗削りです。 真面目で「優等生」っぽいのも否めませんが、他の作品でもっともっと大暴れし、研ぎ澄まされて行くのを期待したいです。 | ||||
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『ヒートアイランド』や『ワイルド・ソウル』で名を馳せた垣根涼介のデビュー作。 デビュー作と思えば悪くはない。もと旅行エージェントという経歴をそのまま使って、失踪した父親を少年が語り手のエージェント他の力を借りて探しに行く話。何やら誠実さのようなものがあって、ある種のてらいはあるものの、それでもそこに美学があっていい。 だがインパクトとなるといささか疑問。設定上それほど激しいアクションというわけにもいかないだろう。実際その通りで、さほどの展開もなしに終わる。ベトナムの魅力ある人物たちとの交情も淡いレベルを超えるわけではないし、父親が生きた人生を主人公自身も選ぶ、というのも必然性として弱い。弱い上に、いささかマンガなどでも使い古されたモチーフだから、ドラマ性も足りない。というわけでどことなる尻すぼみ。文章も、一流どころだと、ただ読むだけで生理的に満足するような感覚があるが、それに比べると、大半はただ描写しているだけ、説明しているだけで、まだまだ道半ばという感じ。 というわけで前述の2作よりもだいぶ落ちるのは確かだろうが、この作家のファンなら、初期の初々しい感じを味わうのは、それはそれで楽しいことだろうと思う。 | ||||
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