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ブルースカイ
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ブルースカイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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皆さん、もう既に述べていますが 第1章の魔女狩りの話は、面白くてそそられました そして個人的には 第2章/第3章も単独で読むと悪くないと思った でも、どうして これらの物語を無理にリンクさせようと思ったんだ!?汗 仮に、世界観の違うこれらの話を "実験的に"リンクさせようと試みたものだとしても その実験結果は失敗だったと思う 第1章が、面白かっただけに悔やまれます… 本当に、いつか完結させて欲しい… | ||||
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他の方も書いていらっしゃいますが、第一部の1627年ドイツを舞台にした部分は 秀逸です。それだけに、少女マリーの出自やマリーの「祖母」の正体がまったく わからないまま終わってしまったのは残念。 第一部だけで独立した物語を書いてもらいたい、と思います。 | ||||
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第1部の魔女狩り時代の話は、集中して読めたが、後は、退屈になってきて、読み飛ばしてしまった。他の方のレビューにもあるが、第1部だけで、ちゃんと話を作ればそれなりにおもしろい作品になったのではないだろうか。 ちょっと残念な感じである。 | ||||
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タイムトラベルもの一種だと思います。バーチャルリアルティー的なプログラムが関係してて壮大な感じで、何かの映画で見たことがあるような着想です。 中世の街の描写は流石で著者の文章力がなせるもの。 リアルな少女を描くのが上手な著者だけど、本作はちょっと分かりにくいです。 時代によって少女の価値観というか、在り方が異なることを表現したかったのかな?? あと、ヒロインの名前を著者は調査しておいた方がよかったような。 | ||||
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桜庭一樹がハヤカワJA向けに書いたSF長編。出だしが中世で「ゴシック」シリーズのような物を期待したがはずれだった。火山爆発でタイムリープした少女が時間監督官におわれながら、中世、未来とにげまわる。最後はとらえられ、現実の運命=死へと投げ出される訳だが、中世、近未来における女性と現在の少女の比較がKEY POINTか。 | ||||
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ライトノベル出身の作者が文芸の世界へとひた走っていく過程にあるような作品に仕上がっています。 コアなSFファンからすればもの足りない気持ちもあるかもしれませんが、 上手にアイディアを活かして、少女の持つ世界と社会の持つ大きな世界を描いている点が好印象です。 | ||||
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「少女」という存在、概念に関する物語であり、エピソードは全て「少女」の周りに一時渦巻いて、「少女」とともに消えたり現れたりする。 だからそれぞれのエピソードの中には消化不良であったり、謎のまま残ったりする部分があるのだが、テーマ的にはこれで完成しているのだとも思う。 が、この3倍ぐらいの分量で読みたかったのが正直なところだ。 | ||||
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【あたしは死んだ。この空の下で 少女という概念をめぐる3つの箱庭の物語】 という帯と、装丁に惹かれて購入しました。 17世紀ドイツ、近未来シンガポール、そして2007年の日本と、時代も場所も異なる世界を1つの物語に絡めるストーリーは楽しめると思いました。 しかし、せっかくの設定を活かしきれずに物語が終わってしまった気がします。3つの世界に一貫して登場する「少女」と、それを取り巻くそれぞれの世界の「少女」に対する概念の比較や、<アンチ・キリスト>・「強化老人」等の設定は面白いのですが、1冊の本として出すには無理があったのではないでしょうか。設定を詰め込みすぎて物語全体が中途半端になってしまい、かえって「世界」が薄れてしまったようで残念です。そのためか、私と同世代の「少女」が見ている「世界」には、いまひとつ共感できませんでした。 とはいえ、第1部のドイツのストーリーはとても楽しめました。「魔女狩り」等の当時の状況が克明に描かれていますし、先が気になってページを進める手が止まりませんでした。それだけに、第1部だけでもきちんと完成させて欲しかったと思います。 | ||||
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