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エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室
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【この小説が収録されている参考書籍】
エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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とても気に入りました。非現実な部分に対して自分自身のトラウマが蘇る場面があった反面、振り出しから見つめ直すきっかけになった素敵な本です。所々面白い描写も描かれているので過去の事は水に流せるそんな素敵な一冊でした。佐藤友哉さんの本は見方を変えれば年代問わず共感できる作品になっています。気配りや心遣いも感じられる一冊になっております。購入して良かったです。有難う御座いました。 | ||||
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鏡家サーガ。 高校生の頃読んでハマりましたが、残念ながら市場の需給バランスに勝てず消えてしまいました。ファンとしては悲しい限りです。 | ||||
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悪い批評も多いですが、夢野久作も出た当時、今も?一部の熱狂的読者にしか受け入れられませんでしたので気にしませんが 今で言うなら電波系のメタミステリーとしては面白いと思います。 只、一般受けはしないでしょう。 只のミステリーでは物足りない変人向けの作品、故に楽しめるかは、読者が全ての常識を捨てて楽しめるかに掛かっていると思います。 | ||||
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初めてこの作品を読んだのは二年前ですが、その年に最も衝撃を受けた小説となりました。 舞台は高校で、暴力と思春期に溢れた作品でした。 各章ごとに登場人物の視点が切り替わり、読んでて飽きることも全くありませんでした。 途中からいきなりな展開になり、愕然とするものの(悪い意味で)、私にはそれすら良しとさせ感動しました。 読んだ後に、爽快感と切なさと後味の悪さを感じます。 私は佐藤友哉の鏡サーガのなかでこの話が一番好きです。 他作品も期待して読んでみましたが、この作品の印象が薄れてしうだけかもしれないです。 シリーズ二作目ですが、個人的にはこれを読むだけで充分だと思います。 | ||||
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加筆修正されたそうですが基本的には相変わらずなんです。どっかのレビューで佐藤作品は冷たいエンタメと評されていましたがまさしくその通り。もちろん細かい違いはあります。 その違いは読んでみてからということで、最も特筆すべきは解説があの上遠野浩平であることです。上遠野浩平と言えば電撃文庫のブギーポップシリーズで有名な小説家さんですが、何故この人なのかというとたぶんノベルス版の帯を書いたのが上遠野さんだったので、じゃ今度は解説を、みたいなことかもしれません。今度の解説もブギーポップではお約束になっている作者もどきの2人によるあとがき形式(わかりにくい表現ですが読めば納得するはずです)を書いています。 | ||||
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僕が求めていた世界観の全てがここにある。 ありえないくらい多数登場する「預言者たち」 未来が見える少女。 人を食す事でその人の記憶が読める少女。 存在を乗っ取られた少女。 自分以外の誰かに成りたいコスプレ少女。 ぐちゃぐちゃに虐められる少女。 そして。 そしてそして。 運命は加速する。 行く先は想定不能。 たどり着いた先に、かならず一段階進化した世界が見えてくるでしょう。 | ||||
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いじめっ子だのいじめられっ子だの二重人格だの探偵もどきだのコスプレ娘だの色々出てきて非常に素敵な作品に仕上がってます。('-,_ω-`)プッ 読んでいる間始終付きまとって来る陰鬱さに僕は心を奪われました。気が滅入るようないじめ描写。自分が標的にならないようにいじめっ子の後ろをまるで金魚の糞のように付きまとう傍観者達。 本当に嫌になります。嫌になるけど、読み勧めるのを止められません。人間とは上っ面だけは愛想良く振舞っていても、エナメルを剥がしたその裏にはおどろおどろしいまでの残酷さを秘めているんだなぁと思わされてしまいました。('-,_ω-`)プッ とにかくこれはオススメです。文章が文脈的に少しおかしな部分がありますが、まぁ気にならない程度でしょう。 メフィスト賞出身の作家の知名度では圧倒的に西尾維新が上回っていますが、僕はあえて佐藤友哉をオススメしますよ。ユヤタン最高。('-,_ω-`)プッ | ||||
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登場人物が多くて、今は誰の話でこれは誰の胸のうちかわからなくなった。そして、主人公は誰??って思った。 たくさん登場人物が出てくる中で、ラストはみんなつながるところがおもしろかった。ありえな〜いって思ったけど小説はありえないぐらいがおもしろいのか。。 佐藤友哉がどういう作家なのか理解してからじゃないと、 この話は理解できないと思う。読む前にamazonレビューを読んでおくべき。 | ||||
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フリッカー式に続く鏡家サーガ第2段です!前作を読んでいない方、及び前作がきにいらなった方は買わない方が・・・前作は公彦のシスコンぶりが全開でしたが、今作は稜子さんの同人好きっぷりが全開?です。相変わらず純粋なミステリーファンには受け入れられないと思う作品ですが、私は好きです。 | ||||
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初めは読むスピードが遅かったですが、転校生が来た所から面白く感じました。佐藤氏の本を読む前に、西尾維新氏と滝本竜彦氏を読んだせいか、ちょうどその中間辺りの様な感じでした。最後の落ちに関しては、もうこの人独自の手法と考えます(笑あと、作中のギャグに関しては滑りまくりでした。それを狙ってるのかわかりませんが、たまにはこういう作者がいても良いと感じます。(もちろんいい意味です) | ||||
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非常に気持ち悪い。気持ちいいぐらい、気持ち悪い。荒廃していく常識。順応していく非常識。そんなんばっか。「嫌だ。そんな冷たい目で見ないでよ。認めてよ!」そんな叫びが脳髄刺激。狂人なんか、認められない?こんな馬鹿みたいなこと、よく続けられるね?お前のエナメル、剥がしてやろうか。協奏曲なんかありえない。そこにあるのは狂想曲。君に、貴方に包容できますか?途方も無いくらいに血迷っている登場人物達。疑う余地も無いくらいに確信的・狂信的な言動。そんなんばっか。 | ||||
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魂の重さに違いなんて無くて、魂の周りに塗られているエナメルの重さで人は人を区別してるんじゃないか、そう思わせてくれる。『フリッカー式』にも出てきた鏡稜子。今回も大活躍?予知能力者が一クラスに集まったとき、信じられない事件が起こるのかもしれない。こんなクラスに俺はいたくない。 | ||||
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