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エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室
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【この小説が収録されている参考書籍】
エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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デビュー作のフリッカー式よりさらにバイオレンス(いじめ)、グロテスク(カニバリズム)を書きなぐった作品。ミステリっぽい密室殺人がでてくるがトリックも何もあったもんじゃない。登場人物の多くが「予言者」で、いじめられっこが黒幕ってドMか!と突っ込みたくなりました.このような支離滅裂で無茶苦茶な物でも商品になるのかとボーゼントします.特に後半の展開は思いつきの羅列のような幼稚なものでとてもストーリになっていません.それでも最後まで読めましたから星2つ分くらいのでき。子供の残酷さのような幼稚さを感じました.. | ||||
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作者の書きたいことを、一回りスケールアップして西尾維新が書いているので、作者としてはこの路線はここで打ち止めにして、「でんでら」のような伝記的な色彩の強い作品にシフトしにいったのではと思われます。 この作者はミステリーよりは伝記を書いたほうがいいと思います。 | ||||
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『鏡家サーガシリーズ』の2作目になる作品で,01年12月のノベルスの文庫化. 前作の鏡家三男から本作では次女がメインに,時間は約10年前となっています. とはいうものの,彼女自身の登場は少なく,それ以外の人物がはじまりから登場し, 物語も彼女のそばで起こるものの,登場の少なさからか少し離れたところという印象. また,いくつかの物語が並行して進むため,登場人物の把握がだいぶしづらく感じます. ほかにも物語の動きだしが遅く,上の理由も重なり序盤からスムーズに入っていけません. ほかにも,特別な能力がキモになっているのに,背景についてはまったく説明がされず, 「能力がある」「能力があるからこうなった」と語られるだけで置いて行かれたようです. そのため,前作以上にムチャクチャな終盤も,荒唐無稽なだけでまったくついていけません. コスプレをとおした作品の『テーマ』も,当たり前のことをただ大げさに言っているだけで, 前作以上とも思えるアニメネタの多さも,主人公の妙なテンションもあって疲れてしまいます. これ以外にも,読み手に語りかけるいわゆる『メタ的』な描写は好みがわかれるでしょうし, グロテスクや読むに耐えない陰湿さも,本当にそこまで必要だったのか疑問に残るところです. なお,解説(文庫版のみ)は上野浩平さん,前作のみと語っていたあとがきはやはりありません. | ||||
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オチになってません。破綻しているという意味では、『エヴァ』と同じかも知れませんが、如何せん、映像の場合は、訳が解んなくても感覚で分かればOK!なんでしょうが(リンチの『マルホランド・ドライブ』なんかもそう)、ミステリ小説という形式の場合には、どうなんでしょうか?じゃあ、SFホラーなら構わないのか、あるいはシュールレアリスムだとすれば?なんていうジャンル分けはどうでもいいのですが、納得できないという感覚がとても強く残ります。これが作者の見た悪夢だったとして、そのオゾマシイビジョンを無理やりつなげ合わせたんだけど、やはり無理があって、何だか途中でメンドクサクナッタという感じでしょうか。このオゾマシサはかなり好きなんですが。ということで星二つ。 | ||||
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「フリッカー式」の続編だということで読みました。最初の流れはまだいいかもしれませんが、後半ぐらいから「とりあえず無理やりまとめました」というような印象を受けます。つまりは文脈が滅茶苦茶だということなんですがね。下の方も言ってる方もいますが、本当に読んでて‘作者の嘆き’というものがヒシヒシと感じられます。精神的に凄く不安定な状況なのかもしれません。 | ||||
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