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天に還る舟
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天に還る舟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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おそらく島田荘冶監修の元に小島正樹氏が書いたのであろう作品だが、 島田荘冶的な雰囲気でありながらも、どうにもオマージュの域まで達していない感があった 平坦として盛り上がらないプロット、細々としていて無理があり解説されても分かりにくくトリック、 よく分からない理由から同行することになる一般人、重要人物たちとのやりとりもほとんどないというのもいただけない だがおそらく一番問題になるのは動機だろう 近年の島田荘冶的といえばらしいのだが、使い方があまりにもテンプレすぎる 様々な資料も出ている今日にこのネタを使うのであればもう少し凝った描写にして欲しかった 他に揃えてない島荘本があるならば、そちらを優先して買ったほうがいいだろう | ||||
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なんだか、読んでると小島某による小説ではないかと、思ってしましまう。 ローカル都市で、連続殺人がどかどかと! そして、それぞれにトリックが用意されてるけど、そのトリックが いかにも若手のミステリーマニアが好みそうなもの。 ケレンミは島田得意ですけど、コレは小手先のけつなケレンミ コレは小島です。なんか俺はこんなにがんばってるぞー! こんなトクック考えたぞーという、ニンマリした奴の顔が浮かぶ(顔シランですけど) ラストの手記は、島田ですね確実に。さすがに読ませる! それにしても、なぜ今になって「火刑都市」の中村刑事なんでしょ? おまけに吉敷まで出てきて、これもファンのため? | ||||
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最初は結構盛り上がり、それなりに楽しめます。トリックも良いのですが、何か都合が良すぎというか、うそ臭いというか。おそらく島田荘司だけで書いていたら、こんな感じはしなかったのでしょう。島田荘司のミステリは、冒頭に壮大な謎を用意し、それが結末で論理的に解決されるというものです。同じような作品を書く人もいますが、どうも結末が論理的な解決でなかったり、偶然に頼りすぎたりしているものが多くあります。この作品も、どうも全体的に収まりが悪いというか、ばらばらというか、都合の良さばかりが目立ちます。個人的には、動機が気に入らないです。南京大虐殺や百人斬りを今さら持ち出すとは。困ったものです。 | ||||
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