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警官の紋章
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警官の紋章の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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警察小説の基本となる警察そのものについて認識不足。階級構成、組織制度の誤りが多い。 | ||||
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北海道警察シリーズは面白く一気に読むことができた。良いと思います。 | ||||
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筆者の警察物は全て好きですが、特に北海道警は好きで 笑う警官の第3弾に当たるこの作品も傑作です。 スーパーマンのような刑事は登場せず横山秀夫のようにリアリティ追求型の筆者ですが、 だからといって堅苦しくなる訳でもかく、エンターテイメント性もあり主要な登場人物がきめ細かく描かれていると思います。 | ||||
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2008年。ハルキ文庫。435ページ。北海道の洞爺湖サミットをテーマとした警察小説。日比野巡査の失踪。佐伯刑事が過去のでっち上げ事件を追う。津久井巡査が日比野の失踪をおう。女性警察官、小島百合。過去の北海道警察本部長の組織内汚職の隠蔽。名作。 | ||||
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北海道警察は、洞爺湖サミットのための特別警備結団式を一週間後に控えていた。そのさなか、勤務中の警官が拳銃を所持したまま失踪。津久井卓は、その警官の追跡を命じられた。一方、過去の覚醒剤密輸入おとり捜査に疑惑を抱き、一人捜査を続ける佐伯宏一。そして結団式に出席する大臣の担当SPとなった小島百合。それぞれがお互いの任務のために、式典会場に向かうのだが…。『笑う警官』『警察庁から来た男』に続く、北海道警察シリーズ第三弾、待望の文庫化。 | ||||
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購入してから、これは三部作の三作目なのだと知った。だが、充分に前作がどんなものであったのかは、本書からでも伺えるので、問題ない。 逆に言えば、シリーズを順位に読まねばならないという法則は読者側になく、どこからでも入っていける作品にしてくれるのが、著者のサービス精神というものでしょう。そういう意味で、佐々木譲は、とても親切な作家だ。物語は洞爺湖サミットへのテロ警戒警備を借景に、ある地域課警官の内部復讐と、その阻止をするがわの刑事の物語である。解説に「マルティン・ベッグ」(ペール・バール・マイ・シュバール夫妻著)のような作品を書いてみないかと、勧められたとある。スエ―デンの警察小説で10年間1年1作ずつ出されたシリーズである。スエ―デン社会の前後の10年間の変遷を警察小説という観点から描いているという。なるほどと思う。北海道警察シリーズもそこを目指しているらしい。であれば、これは東京オリンピックまでつづけてほしい。その時は道警が援軍で警視庁と連携する話がいい。小説という手法で、時代の裏面、市民の生活感を表わしつづけるのは、表層的なジャーナリズムよりも、心に触れるものがある。 | ||||
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道警不祥事3部作の完結編です。 今回も、前2作に劣らない卑劣な道警の不祥事が明らかになっていきます。 しかも、実在の事件がモデルになっているから恐ろしい。 エピローグでは、当事者たちのその後の顛末まで描いて欲しかったです。 ともかく、なかなか面白いので、未読の方はぜひ3作まとめて一気読みしてください。 | ||||
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この作者の北海道警シリーズが好きで集めています。状態がきれいで満足です。 | ||||
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すっかりはまってしまいました。 うたう警官からの三作目。 警察が警察を暴く。 このテーマで、かつての裏金工作、麻薬取締り違反、道警の悪事を追う うちに、更に大きな黒幕の姿がそこに。 この黒幕に、洞爺湖サミットがらみから、愛知県警のリークから、津久井、 佐伯の二人の追跡が迫ります。洞爺湖サミットのテロ予告と巡査の失踪、 そして迎えた結団式。 冗長で、長い長い前半が終わり、舞台装置が整うと、流れは急に速くなり ます。緊張感が漂います。 三作目だというのに、自分には警察内部のヒエラルヒーというのが未だに 理解されておらず、どの方が偉い方か、地位名称がこんがらがって、事件の 重大性、大きさが理解しにくかったのですが。 一言、面白かったです。 ここで終わるのかい。これはずるいなあって気もしますが、良好。 80点。序盤から中盤のスピードがタル過ぎる。読むのをやめようかと思った くらい。あとはいつもの佐々木節。次は巡査の休日?もう手元にありますが。 | ||||
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北海道警察のシリーズを読んでいないと楽しめないのではないでしょうか? それほど、前作に戻ったり、前作の状況を説明する場面が多いと感じました。 これでいいのでしょうか? | ||||
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タイトル名から、また前作までの完成度の高さから、本作には大いなる期待をもって読んだが、正直期待外れだった。 プロットは前作を越える闇をメインテーマに良く練り上げられており、読者を引き込む力は前作までのそれを彷彿とさせたが、 いかんせんカタルシスに欠けたのが残念であり勿体無かった。 | ||||
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「笑う警官」、「警視庁から来た男」に続く 北海道警シリーズ第三弾ということで、 楽しみにして読んでみた。 佐伯は今作中も渋い感じである。 是非「笑う警官」から順に読んでほしい。 | ||||
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洞爺湖サミット警備中に事件が起きる!第1作「笑う警官」からおなじみの佐伯、津久井、小島がそれぞれの任務を担う。3人の行動がクライマックスで絡んでいく。第1作では解明されなかった闇の部分が明らかになります。このシリーズは、1作目から順に読んでいかないと、全容を理解しにくいでしょう。 | ||||
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北海道警察シリーズ第3弾にして、「笑う警官」から始まった「郡司事件」の最終決着編です。 「郡司事件」からしてそうとう「闇」が絡んだ事件だと思うのですが、その奥には更に一層深い「闇」があったというのが本編の物語です。 作者の上手さは、津久井卓・佐伯宏一・小島百合の3人の全く関係のない話を、3本の糸を編むように実に見事に織り上げてゆき、大きな流れの話として完結させてゆきます。 そのダイナミズムは、読者をして本を置かせず一気に最後まで読ませてしまいます。 このエンターテイメント性こそ、作者の持ち味であり、読者が期待するものだと思います。 書かれている中身は、考えてみれば大変なことなのですが、そこはさらっと警察小説として「楽しみ」として読んでしまる楽しい本でした。 | ||||
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笑う警官からはじまった道警シリーズの3作目です。前作までを文庫で読みました。個人的に面白いシリーズだと思います。他の方がレビューで言うように、それとなく「笑う警官」から繋がったストーリーになっていて、その当時の話もよく出ます。今作は特に、1作目の事件がでてきます。 物語は、笑う警官の話の後、1人の警官の自殺からはじまり、それから2年後の話。佐伯の元に愛知県警の服部から佐伯達がかつて追っていた事件についての情報を聞かされる。それは郡司事件に隠された疑惑。佐伯は1人でそれを調べていく。自殺した警官の息子(警官)が、洞爺湖サミットの結団式の3日前に失踪。職務中に消えた事から、彼の行方を津久井が追う。小島百合はストーカーをしていた男を逮捕した実力が認められ、女性大臣のSPとして結団式に向かう。今回は佐伯が1人で行動してるため、新宮の出番はあまりない。 前作と同じように、メインの登場人物達がそれぞれの仕事を進めていくうち、やがて1つに繋がっていく。物語の背景の設定がすばらしく、読む手が止まらない。 ラストに本部から呼び出しがあり、事件があったようで、4作目はその事件のお話になるようです。こうなると早く読まなければ気が済みません。これから読むつもりです。 道警シリーズをはじめて読むなら、ぜひ笑う警官を読んでみてほしいです。 | ||||
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少し、盛り上がりに欠けた感がありました。 事件も、恋愛も次に続くという感じで。 きっと、次回作も買ってしまうのでしょうが。 | ||||
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道警シリーズの三作目。期待を裏切らない内容で納得したが、ある意味シリーズ1作目から読まないとシリーズの展開がわかりにくい部分もあり、単品としての作品とは別に連作物の難しさ、限界が出てきたなと直感。裏金問題、大麻取引と腐敗した警察組織を再生したい主人公達と、様変わりしない警察組織の暗躍然とした闇の部分を大枠にし展開する物語の展開は、とにかく面白い。但し、レベルが高い作品だけに、今後のこのシリーズの盛り上がりに期待してしまう。 | ||||
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シリーズものではあるが、前半から、別々の5つのスタートが平行時間で始まり、ラストで3つが上手く絡み合い、そして次回作につながっていく。 役者がそれぞれの個性を引き出しながら、そして新しいプロットも産み出していくという佐々木氏の作風には感心する。臨場感たっぷりで実に上手い! すでに次回作が待ち遠しい。 | ||||
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いわゆる道警シリーズの第三弾。今後も続くシリーズの一部という位置付けであり、換言するとシリーズの一部でしかないとも言えます。最後まで読ませますが、懸案が完全に解決することなく大きな盛り上がりがないまま「つづく」となってしまいます。結果的にシリーズ完結の前段階の日々を綴ったということになるのでしょうか。 | ||||
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