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夜にその名を呼べば
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夜にその名を呼べばの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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引き込まれました。 | ||||
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外交や経済の分野には弱いのですが、簡潔で分かりやすい文章表現のおかげでスムーズに作品世界に浸ることができました。450頁をこえる比較的長い小説ですが、飽きることなく読ませる構成はさすがです。ただ、あくまでも個人の感想ですが、予想とあまりにかけ離れた結末に不満が残りました。全体的な流れからいって、ラストは主人公が無実を証明して自分を陥れた人々に復讐を遂げるものとばかり思って読み進めていたため、あまり読後感はよくありませんでした。 | ||||
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1986年10月、ベルリン。欧亜交易社員の神崎哲夫は、とつぜん窮地に陥った。親会社の共産圏への不正輸出が発覚、証拠湮滅をはかる上層部の指令で、神崎は命を狙われる身となったのだ。しかも上司殺害の濡れ衣まで着せられ、彼はベルリンの壁を越えて東へ亡命、消息を絶った―それから五年後、日本の関係者たちに謎の手紙が届き、雨の小樽に凄絶な復讐劇が幕を開ける。新時代のミステリの担い手が放つ、入魂のサスペンス。 | ||||
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無実の罪で国外逃亡した男の壮絶な復讐劇を想像していたのですが、 意外にも驚きました。 ミステリです。復讐物でも、大藪春彦や船戸与一のようなハードボイルドやアクションではありません。 二部構成になってるのですが、二部の最後まで読んで、こういう仕掛けだったかと、 真相に驚かされました。 冬の寒々しい小樽の風景と、全てを無くした者の復讐がマッチして、情感漂います。 ただ、読後感は良くないですね。 誰も報われず、事の発端・真の黒幕は闇の中のまま終わるので。 例によって、異常な警察官がでてきますが、こいつに引導渡せたくらいはスカッとしたかな。 | ||||
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