ノルウェイの森

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ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

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平均点3.82pt

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全1,951件 1,521〜1,540 77/98ページ
No.431
(5pt)

読むほどに深く理解できる作品です。

 小説の中に何度か登場するトーマス・マンの「魔の山」の中で主人公が向かったサナトリウムと、「ノルウェイの森」の主人公ワタナベ君が向かった「阿美寮」が重なる。対象が異性・同性の違いことあれ人里離れた山奥で暮らす、病的な人物たちを描く。
 ただ、ノルウェイの森に出てくるレイコさんや直子は正常と病との間にいる。どちらも過去を引きずりながら精一杯生きようとする。
 「ノルウェイの森」を読むのはこれで3度目。20代の頃は主人公な直子の気持ちが良く分かった。30になって読むと、レイコさんの気持ちが良く分かるし、2人を慮ったやさしさと気配りのうまさを特に感心して読んだ。読むほどに深く理解できる作品です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.430
(5pt)

美しい本

この本を初めて読んだのは18歳のとき、
本屋の100円コーナーで緑と赤の背表紙が目についてなんとなく購入しました。
村上春樹の本を読むのはこれで2冊目なんですけれども、早くも
「ああ、この作者は凄い人だなあ」と感じました。
どこが良いのか分からないけれど、何故かこの本には惹かれてしまいます。
私は論理ではなく感覚で本を読むほうなのでノルウェイの森はばっちり合いました。
ビートルズのノルウェイの森は聴いたことが無いけれど、
この本を読んでいるとどことなく音楽が聞こえてくるような気がします。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.429
(5pt)

究極の恋愛小説だと思う

村上作品は独特の美しい比喩表現が特徴的だが、本書ではその比喩表現はほとんど姿を見せない。ただ淡々と物語が進んでいく。それを退屈と捉えるかどうかは人によるところだろう。
本書に出てくる登場人物たちは皆それぞれの孤独を抱えている。
一種の嫌世観をもった大学生ワタナベ、幼馴染のボーイフレンドに自殺されてしまった直子、有能すぎて人と対等に付き合うことができない永沢。
皆とても自分に正直に生きていてソツのない会話を交わしているけれども、根底にあるのは誰とも理解し合うことはできないだろう、できたとしてもその状態は永遠には続かないだろう、という登場人物たち同士の暗黙の了解だ。恋人や友人同士であったとしても、お互いの過去や秘密をすべて共有していたとしても、結局は人は一人で生きていくしかないんだと本書は訴えかけてくる。
村上春樹の作品は読者が納得するような整った形のオチがないものが多くて、正直私はあまり好きではなかった。読者を物語の深みに引き込んでおいて、ラストで宙に放り出すやり方にどうしても賛同できなかった。
けれども、それは「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」や「海辺のカフカ」などのファンタジー形式の小説に於いてのことだ。
本書のような単純な恋愛小説では割り切れない純文学に片足突っ込んでいるような作品では、春樹スタイルは最も生きてくると思う。
少なくとも私は「ノルウェイの森」で濃密な読書時間を過ごせたと思っている。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.428
(5pt)

優れた古典的名作

 この作品は、永沢さんの言う「作家の死後30年を経て」ないとしても、優れた古典作品の一つであるのは間違いないでしょう。18歳で初めて読んだ時には数ページでダウンしました。20歳の頃には登場人物に嫌悪しました。25歳になってやっと素直に読めるようになって、今は30を過ぎていますが、何度でも手にとってしまう一冊です。
 結局のところ、優れた古典と言われるものは作家のものではなくて、読者のものなのでしょう。私たち読者は、村上春樹が「何をどう書いているのか」を読み取っているのではなくて、私たちが「どう受け止めたのか」、そして「どう変わっていくのか」を自分に当てはめて読んでいるのだと思います。だから、年をとりいろいろな経験を積む度に、それまで気付かなかったいろいろな読みが生まれてくるのだろうし、繰り返し繰り返し何度読んでも擦り減らないのだと思います。その意味で間違いなく古典的名作です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.427
(5pt)

いいですか、人が撃たれたら血は流れるものなんです

どうしてそんなに死の描写があるのか。
どうしてそんなに性描写が必要なのか。
出来ることなら性とか死とか、そうゆう煩わしいものは触れないでいたい、と思うのは自然なことだと思います。
そもそも、おそらくそんなことに答えはないんじゃないか、とも僕は考えます。
「いいですか、人が撃たれたら血は流れるものなんです」
僕は「スプートニクの恋」の後にこの作品を読んだ、と言うめずらしいタイプです。
その中で出てきたこの印象的な言葉がどうしても忘れられません。
この言葉は少なくとも「ノルウェイの森」にも当てはまるのではないでしょうか。
人は生きているから死ぬ。
人は生きているからセックスをする。
人は生きているから狂う。
村上春樹の作品はドライでリアリティーがないと言われるけど、僕にとってはとても心地がいいです。
この世界と村上春樹の世界、どちらが本当のリアルなのか分かりませんが、少なくとも僕は村上春樹が好きです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.426
(5pt)

素晴らしい

本当に熟慮された上に綴られた文章とは人間の心を揺さぶるのだなぁと思った。
作中に出てくる井戸とは、まさしく人生に突然訪れる落とし穴のような不幸を象徴
しているのだと思う。個人がどのような努力をしようとも不幸は突然やってきて
私たちを捉え、その哀しさの前では人間のできることなどないのだ。
そして切実で真剣だった思いもいつか薄れていき、哀しさや不幸に翻弄されながら
生きていくしかないのだと思った。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.425
(1pt)

この作品のどこがよいのか

この作品を読んで一番奇異に感じたのは、恋愛小説を書くのにどうしてそう頻繁に「寝る」という言葉と、かくも細密な性描写が必要かということだった。
テレビBS2の衛星洋画劇場で米国映画「恋愛小説家」と「月の輝く夜に」を見たが、寝る場面など殆どない。それでも、すばらしい恋愛映画だった。小説では、桐野夏生さんの「ダーク」に壮絶なセックス場面が出てくるが、人間性に基づいたしっかりした愛の裏づけがあり、人間的に真性の行為であることがよくわかるので、感動はしても、すこしもいやな感じはしなかった。
この作品の性描写と性的話題は過度に作為的で好感を持てるものではない。
この作品に書かれたような恋愛は現実にはありえない、心的要素の抜けた全くの作り話だ。この作品の人物が何となく歪んだ異次元の世界にいるように感じられるのは、作者の作った世界が実世界の真実を全く反映していない虚偽の世界だからではないか。
真面目できれい好きで時々どもる同室の地理学科の学生通称「突撃隊」を事実上馬鹿にした笑い話を、直子や同級生の女友達緑が喜び、聞かされる度笑い転げるという話も、賢くて優しい女性なら、却ってワタナベの品性を疑い、そんな話を避ける。「寝る」常習犯のワタナベや池沢をその恋人たちが笑って許すというのも、女性の天性に反する。主人公のワタナベが寮で唯一敬愛する東大生池沢は自分とワタナベ以外の寮生は皆紙くず同然の人間だと言う。ワタナベはこれに反対しない。
このような歪んだ思考がこの作品全般を支配している。修辞的に非常に技巧的な作品であっても、精神性に欠けている。人間と生の真実に触れた真の文学作品とは到底思えない。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.424
(5pt)

ほかの作品とは少しちがうものだと思う。

村上春樹は全ての作品を愛読しています。
この小説は、ほかの村上春樹の小説と少し違うところがあると思う。
過ぎ去られたものや失われたものをみつめている時や、
その中にまだ含まれている自分の描写の中に
村上春樹自身もいるのではないかなあ、と感じることが多くある。
とても正直だから。
文章が、正直すぎて、ほかの彼の文章とは違って、少しいたいのだ。
なんというか、彼がこの作品を書くときに、自分の心に沿って書いていったのではないかな、と思う。
もう何かを失ったあとに、それが何だったかを、時間をかけてゆっくりと理解していくようで、とても哀しい。
たまらなく哀しい。
「いろんなことを気にしないで下さい。
 たとえ何が起こっていたとしても、たとえ何が起こっていなかったとしても、結局はこうなっていたんだろうと思います。」
本当にそうなのだろうか?
少しでも自分が何かが損なわれていくのを見過ごしていたのなら、
そしてそれによって親愛なる誰かを少しでも傷つけていたのなら。
そういうことを気にしないということは、
自分と周りの様々な事物との間に少しの距離を置きながら生きるということの中に含まれるのではないか。
この小説を読むたびに、
損なわれたもの、損なったものを見つめながら生きていくことほど哀しいことはないんじゃないかと思う。
死者は死んだままということだけが私たちの頭の上につよく決定されていて、
私たちは、しばしばその決定事項は残された人間が生きていくことよりも大きいんじゃないか、と感じる。
でも違うのだ。大切なのは残された風景・言い換えれば残った風景なのだ。
たとえそれがひどく弱弱しくみすぼらしくともとにかくそれが私たちに残された風景なのだ。
瞳は失われた風景を見ているし私たちはそこにいるように思える。
でも私はこの小説を読んで、本当に存在している場所は残された風景で、今で、そこにいることこそがすごく哀しいことなのだと思った。
そしてそれがキーなのだと思った。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.423
(3pt)

ノーベル賞候補

村上春樹はノーベル賞候補だったらしい。何か判るような気もする。
川端康成、大江健三郎、(候補だった)三島由紀夫、谷崎 潤一郎、みんな普通の感覚を持った日本人からすれば、特異な存在。村上春樹に対する評価はいつも賛否両論。私はこのノルウェーの森はいい読み物だと思う。しかし文学作品ではない。彼の作品ではいつも誰かが自ら命を絶ち、主人公がセックスの相手を見つけるのに何の苦労もない。これは文学とはいえない。ノーベル賞を取るには格が小さすぎる。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.422
(5pt)

「精神を病む人」への造詣の深さ

著者は、「精神を病む人」にかなり造詣が深いみたいですね。おそらく、著者自身が多少なりともその世界に無縁ではないからかなぁ、なんて思いました。精神を病む人が、そうでない人々よりも却って「健全」であるケースが、作品の中にいくつも描かれています。私は、各登場人物が、「精神を病んでいるが実は純粋」⇔「世の中に適合しているが心は腐っている」の尺度の上の諸段階に位置づけられていることに興味を持ちました。左端は自殺をした3名の人たちであり、その隣は左と右とのインターフェースが務められる「僕」およびその解説者としての「レイコ」、その右隣が腐った世の中に疑問と嫌悪を感じて自分の左隣に居る「僕」に魅かれる「緑」、その右隣が世の中に適合しているし健全でもある、即ち最も「歪み」の少ない「ハツミ」、(彼女も結局自殺をするのですが、私はこの位置に彼女をおきたいと思います。)右から二番目が、自分の価値観が全てであり他人への配慮がない代わりに特に大きな迷惑もかけない「突撃隊」および「寮長」、右端が、世の中に埋没して腐っている「店長」および「学生運動の人たち」でしょう。外務省に入る「永沢」は、それら全ての段階を承知していながら、いや承知しているがゆえに、そのどこにも自分を位置づけないし、おそらく位置づけることが出来ない「根無し草」です。私および最も多くの読者が共感を覚えるのは、「緑」ではないでしょうか。素直でひたむきでありながら、かつ、やせ我慢や片意地を張って見せたりする。そして、その、入って三ヶ月でやめたフォークのサークルについてのそれに代表される胸のすくような科白。「僕」が「緑」といっしょに幸せになったかどうか、という読者が一番知りたい(それを知りたくて最後まで一気に読んだのに。)結果は、とうとう知らされないまま物語は終わってしまいました。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.421
(5pt)

村上さんの恋愛小説といえばこれ。

村上春樹の描く恋愛小説。
出世作といっていいと思います。
どこまでも深く深く沈んでいってしまいそうなお話です。
どのキャラクターも生き生きとしながらも淡々としている分、僕には異色とも言えるふつうな女の子「緑」の存在が大きかったです。
読む人を選ぶ小説だと思いますが、彼の小説の中では唯一と言っていい「真正面からぶつかろうとしている恋愛小説」なので、ぜひ手に取ってみてほしいです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.420
(3pt)

とっつきやすい村上作品

若い青年ワタナベを主人公とした、ありえない大学生活のひとときを描いた作品。ワタナベくんはあまりにも男脳であり、男女の考え方のすれ違いと結末が最も極端な形で起こる。魅力的な人物描写も多々あり、楽しめる。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.419
(5pt)

俺は17だけど。

クソみたいに共感できる。まず、ファンタジーとか感動できるような話を求めている人には向かない。「楽しい」本では無い。
淡々と、この人の現実を語っている感じがする。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.418
(1pt)

「喪失」の欺瞞性

曖昧な意思の持ち主が「喪失」を語ることの欺瞞を感じる。
主人公は、自分でリスクを負って物事を選択するという事を何一つしない。
まるでそういう事が「カッコ悪い」とでも言いたげなように著者に免罪符を与えられた主人公のふるまいは、フィクションにも関わらずある意味腹立たしさすら覚える。
主人公は全て他人からの有り得ないような働きかけによってフラフラと引き摺られ、不自然なほどに綺麗な渦の中心になる。まるで他人の心を操れる超能力者のように。
どうでもいいようないろんな女とどうでもいいようないろんなセックスをするのは、先輩が一緒ナンパに連れて行ってくれたかららしい。
相手のことが好きなのか良く解らないが、この本のメインの二人の女性である直子と緑との関わりも全て他人任せで主人公のリスクは一切無い。
直子と緑のそれぞれ個性とキャラクターは明確だが、それに関わる主人公の心理の中核があまりに雑っぽ過ぎる。直子と緑がそれぞれ主人公にとって、どう他の多くの女性から際立ち、どんな純度で主人公を「魅入らせ」たかの描写の片鱗すら無い。
女なんて最初から誰でもよかったんだと思えてくる。
直子が直子で、緑が緑でなければならない「意味」が全く感じられない。
彼女達が、主人公のあやふやな心理をいじくる「道具」にしか見えてこないのだ。
大事な人を失うという「哀しみ」や「絶望」は、決して出来事としての「死」や「別れ」ではなく、その対象に対する隙の無い「魅入られ」を必要とする。と思う。
曖昧な感情のまま、「魅入られ」てもいない人間の「喪失」対する涙は、例えどんなに巧みにデコレーションされ、万人の賞賛を得られていたとしても、私の目には、「嘘」 にしか映らない。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.417
(3pt)

良くも悪くも村上作品。

 ねじまき鳥、と比較的似ていて、どうもこの人は井戸とidについてかけて、あそんで、考える、という図式があるなぁ、と思う。上巻を読んでの感想は、特に山もなく、薄暗い物語、が淡々と続いていく、という印象。
 村上作品はこれとねじまきしか読んでいないのだが、まぁ、大体方向性は一緒だなあ、と思う。人によって評価が分かれると思うけれど。
 恋愛小説らしいが、よーわからんわー、と思う。良くも悪くも、この人の作品はつまらないけれども、詳細がきちんとしているから、小説として成り立ってしまうのだと思う。
 俗物的、価値観の若者を書かないところはすばらしいと思う。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.416
(1pt)

Murakami

Haruki Murakami is a great story teller. That's why he is very polpular.However, I always feel he is not a great auther. People who have enough education or common sence can predict his trory.Always in his book, sone one die, or kill himself. How may of your friends did kill themselves? For most of us, ZERO.He always put a flaver of western culture since he wants to say he is cool and well educated.Furthermore, he always describes sex to attract people.When you become older, you certainly realize Haruki Murakami is a cheap guy, and you were young.
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.415
(4pt)

村上春樹を読むならこれ

言わずと知れた村上春樹の代表作で、私が村上春樹ワールドに足を踏み入れるきっかけとなった本。他者との人間関係を上手く築くことがができない、という悩みは誰しも一度は持ったことがあると思うが、本書の主人公はまさにその悩みを具現化したような人物。20歳前後の悶々とした大学生を現代風に描いており、当時青春真只中の悩み多き若者だった私も、その内容に共感し何度も読み返した。その後大人になって読み返すと、当時のような瑞々しい共感は沸いてこないため、自分が年を取ったことを感じさせられた。好き嫌い、賛否両論あるものの、少なくとも日本の文学史に大きな影響を与えたことは事実。また、村上春樹作品全般にみられる「孤独」や「寂寥」、「優しさ」といった雰囲気が色濃く出ているため、村上春樹を未だ読んだことがない方にはお勧め。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.414
(1pt)

きもいとさえ言える

<辛口です>ちょっと冷めた感じの博識博学の主人公が死んだ親友の彼女と付き合い、彼女が療養中に別の気まぐれで可愛い女の子に振り回され…主人公特に何もしてないのに色んな女の子にえろいアプローチをされ、寮の中で最高の権力者に「お前は違う」と気にいられる。ばっかじゃないの、て感じです。結末も「は、」て感じ。女流作家のように文章が平易で読みやすく、尚且つ男性作家で有名・巷で大人気、これを読むと文学をかじった感じになるから皆読むのではなかろうかとさえ思います。しかも官能小説ばりの性描写。読むっきゃないでしょ、こりゃ。著者の中で読んだのはこれが初めてなので他の本を読んだら見方もかわるかもしれませんが、余程のことが無い限り読むことは無いでしょう。この本が好きな方でこのレビューを読んで気を悪くしたらすみません。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.413
(1pt)

過大評価。

 この作品自体というより村上春樹自体が過大評価されすぎている気がします。彼の作品だからという先入観でこの作品を評価しているのではないでしょうか。 異様に暗い主人公と無駄に多い性描写しか印象に残らないです。何が言いたいのかが理解できません。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.412
(4pt)

一気に読んでしまったけど

やっぱ悲しいです。登場人物に身近な人を重ねてしまうからでしょうか。この本は彼氏に勧められて読みました。なんでこの人は私にこの本を薦めたんだろと思いました。彼は村上春樹の作る雰囲気を楽しんでいるそうです。私は感情移入しすぎて正直苦しかったです。命の意味を考えました。めっちゃ泣きました。あと、村上春樹のSEX観は私のキャパを越えてしまってて、正直よくわかんないです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925