ノルウェイの森

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評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,951件 1,621〜1,640 82/98ページ
No.331
(5pt)

学生さんに

もう随分昔に読んだ本です。
今思い返してみると、
読後、なんとも言えない。なんかこうどこにも持っていき様の
無い無常感を抱いた事を思い出します。
この本は高校生・大学生の青春時代、主人公と同年代の頃に
読むことオススメします。
村上春樹の独特な世界観はその頃に読むと一番感じるものが
あると思います。
今、働き出して、毎日現実に追われて、目の前のタスクをこなす日々
の中でこれを初めて読んでもきっと昔ほどの感情を抱くことは
できないと思うから。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.330
(4pt)

「書かなければならなかった作品」

この作品ほど,村上春樹に対する評価を決定付けるものは他にありません。初めて彼の作品を読んだ人,彼の作品をたくさん読んでいる人,どちらとも彼を語る際には必ず挙げられると言っていい。そのため,話題性もまた最も大きい。私は,これまでにすべての長編と少しの短編を読んでいて,初めて触れたのがこの作品がでした。
自伝との評に対する否定などとともに,「書かなければならなかった」という作者の文が,英語版の訳者あとがきにあります。この言葉が,僭越ながら私にはよく分かります。『ねじまき鳥』がお気に入りであり,また『ダンス』から『世界の終わり』への流れに圧倒された私には,その間にあって「(読ま)なければならなかった」作品。また,「蛍」で有名なように,この作品を長編として完成させるために,相当の時間を要しています。いわゆる「浅い」との批判は,おそらくは違うでしょう。「『セカチュー』などの先輩」という評も。それらの本とこの作品の読みやすさとは,似ているようで全く異なるものです。
「僕」,直子,緑,レイコさん。突撃隊,キズキ,永沢さん,ハツミさん。学校,寮,電車,書店,施設。どれもが他の長編に比べ現実的であり,でも合わさってどこか幻想的でもある。はじめから長編を幻想で書き続けた作者は,ある意味自らの居住まいを正すためにこの作品を書いたのでは。”Norwegian Wood”のとおり”This Bird Has Flown”となる前に,何か大切なものを捉えておくために。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.329
(3pt)

賛否両論

純愛という表現は、本書に当てはまるようには思えません。
喪失と再生という言葉が、本書に対してよく用いられますが、主人公の直子との関わり、そして彼女の死を考えた場合、喪失という言葉が適切だとは思えません。わかれで十分でしょう。
では、再生について。これも大げさな表現に思えます。再生とは一旦全てを失ってそれからの再出発をさし、直子の死と緑との出会いを考えた場合、喪失と再生という表現は不適切だと思います。
本書で私が楽しめた点は、私がまったく経験しなっかたような大学生活の記述が、まるで自分の大学時代の思い出のように語られている点でしょう。深く考えれば、本書の文学的価値、評価に対しては、私自身否定的ですが、エンターテイメント的読み物としては、よくできていると思います。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.328
(5pt)

ベストセラーとなった本当の理由とは?

 この作品の発表当時は、恋愛小説という表向きの評判と、大胆な性描写という反対の一面が評判を呼びベストセラーとなった。
 今、読み直しておもうのは、愛する人を失うことの喪失感を表現した純愛小説がベストセラーとなった本当の理由なのではないかとおもう。
 一人でも多くの人に愛する人を失うという喪失感をこの作品から感じ取ってほしい。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.327
(5pt)

偉大なるベストセラー

 愛する人、身近な人を突然失うことの悲しみを私に教えてくれた作品です。
 ぜひ、多くの人に読んでほしい、そして最後まで読んでその感想を共有してほしいと思った作品です。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.326
(5pt)

俺は17だけど。

クソみたいに共感できる。まず、ファンタジーとか感動できるような話を求めている人には向かない。「楽しい」本では無い。
淡々と、この人の現実を語っている感じがする。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.325
(5pt)

俺は17だけど。

クソみたいに共感できる。まず、ファンタジーとか感動できるような話を求めている人には向かない。「楽しい」本では無い。
淡々と、この人の現実を語っている感じがする。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.324
(5pt)

読み終わった時、時が止まる

読み終わった時、頭の中でゴォォオオオと何かが鳴っていた。そして何も考えられなかった。
小説を読み終わると、心に残るものはひとそれぞれで、言葉になど到底できないものもある。だがそのほとんどは、喜怒哀楽のなにかには、おおまかにだったら分類できるものではないだろうか。しかし、この作品は無理である。信じられないが、無理である。終わり方に大きく起因すると僕は考えるが、よくわからない。
この作品でしか絶対に味わえない、感じることのできないものがある。それだけは言える。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.323
(3pt)

村上春樹2冊目。

「ダンス・ダンス・ダンス」に続き読みました。とてもうまい文章だと思いました。ステレオタイプな登場人物と生死の混在がミソだと思いました。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.322
(1pt)

外国人にも

最近、彼は外国人にも受けているらしい。確かに彼の作品は、読み易い。しかし、浅い。私はトルコ人の友人に、日本文学は村上春樹ほど浅くないというつもりで、夏目漱石の三四郎とそれからをノルウェイの森の代わりににプレゼントとして送った。両者を読み比べれば、そしてある程度の教養と人生経験があれば、違いがわかるはずである。別に、漱石でなくてもいい。
ノルウェイの森は、すべてが読者受けするよう、特に未成熟な読者向けに作られたようなき気がしてならない。所々に、西洋文化の香りを散りばめ、十二分にセックス描写を取り入れ、若者の心を掴もうとしている。極めつけは、登場人物がやたらと死ぬ。しかも、自殺。物語の設定が不自然極まりない。彼の”作品”における登場人物は、大体二十歳前後であることも忘れてはならない。そうすることにっよて、より多くの若者の心を掴もうとしていると同時に、彼の本当の意味での人生経験の無さを表している。
村上春樹は良い語り手かもしれないが、文学者と呼ぶには程遠い。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.321
(5pt)

機械仕掛けの神

 上巻より断然良かった。
 エキセントリックで、下巻はきちんとした恋愛小説だ、と思う。
 主人公(名前は忘れた)と、緑との会話が非常に愉快で、
 知性的だった。
 
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.320
(5pt)

機械仕掛けの神

 上巻より断然良かった。
 エキセントリックで、下巻はきちんとした恋愛小説だ、と思う。
 主人公(名前は忘れた)と、緑との会話が非常に愉快で、
 知性的だった。
 
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.319
(1pt)

「喪失」の欺瞞性

曖昧な意思の持ち主が「喪失」を語ることの欺瞞を感じる。
主人公は、自分でリスクを負って物事を選択するという事を何一つしない。
まるでそういう事が「カッコ悪い」とでも言いたげなように著者に免罪符を与えられた主人公のふるまいは、フィクションにも関わらずある意味腹立たしさすら覚える。
主人公は全て他人からの有り得ないような働きかけによってフラフラと引き摺られ、不自然なほどに綺麗な渦の中心になる。まるで他人の心を操れる超能力者のように。
どうでもいいようないろんな女とどうでもいいようないろんなセックスをするのは、先輩が一緒ナンパに連れて行ってくれたかららしい。
相手のことが好きなのか良く解らないが、この本のメインの二人の女性である直子と緑との関わりも全て他人任せで主人公のリスクは一切無い。
直子と緑のそれぞれ個性とキャラクターは明確だが、それに関わる主人公の心理の中核があまりに雑っぽ過ぎる。直子と緑がそれぞれ主人公にとって、どう他の多くの女性から際立ち、どんな純度で主人公を「魅入らせ」たかの描写の片鱗すら無い。
女なんて最初から誰でもよかったんだと思えてくる。
直子が直子で、緑が緑でなければならない「意味」が全く感じられない。
彼女達が、主人公のあやふやな心理をいじくる「道具」にしか見えてこないのだ。
大事な人を失うという「哀しみ」や「絶望」は、決して出来事としての「死」や「別れ」ではなく、その対象に対する隙の無い「魅入られ」を必要とする。と思う。
曖昧な感情のまま、「魅入られ」てもいない人間の「喪失」対する涙は、例えどんなに巧みにデコレーションされ、万人の賞賛を得られていたとしても、私の目には、「嘘」 にしか映らない。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.318
(1pt)

「喪失」の欺瞞性

曖昧な意思の持ち主が「喪失」を語ることの欺瞞を感じる。
主人公は、自分でリスクを負って物事を選択するという事を何一つしない。
まるでそういう事が「カッコ悪い」とでも言いたげなように著者に免罪符を与えられた主人公のふるまいは、フィクションにも関わらずある意味腹立たしさすら覚える。
主人公は全て他人からの有り得ないような働きかけによってフラフラと引き摺られ、不自然なほどに綺麗な渦の中心になる。まるで他人の心を操れる超能力者のように。
どうでもいいようないろんな女とどうでもいいようないろんなセックスをするのは、先輩が一緒ナンパに連れて行ってくれたかららしい。
相手のことが好きなのか良く解らないが、この本のメインの二人の女性である直子と緑との関わりも全て他人任せで主人公のリスクは一切無い。
直子と緑のそれぞれ個性とキャラクターは明確だが、それに関わる主人公の心理の中核があまりに雑っぽ過ぎる。直子と緑がそれぞれ主人公にとって、どう他の多くの女性から際立ち、どんな純度で主人公を「魅入らせ」たかの描写の片鱗すら無い。
女なんて最初から誰でもよかったんだと思えてくる。
直子が直子で、緑が緑でなければならない「意味」が全く感じられない。
彼女達が、主人公のあやふやな心理をいじくる「道具」にしか見えてこないのだ。
大事な人を失うという「哀しみ」や「絶望」は、決して出来事としての「死」や「別れ」ではなく、その対象に対する隙の無い「魅入られ」を必要とする。と思う。
曖昧な感情のまま、「魅入られ」てもいない人間の「喪失」対する涙は、例えどんなに巧みにデコレーションされ、万人の賞賛を得られていたとしても、私の目には、「嘘」 にしか映らない。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.317
(3pt)

良くも悪くも村上作品。

 ねじまき鳥、と比較的似ていて、どうもこの人は井戸とidについてかけて、あそんで、考える、という図式があるなぁ、と思う。上巻を読んでの感想は、特に山もなく、薄暗い物語、が淡々と続いていく、という印象。
 村上作品はこれとねじまきしか読んでいないのだが、まぁ、大体方向性は一緒だなあ、と思う。人によって評価が分かれると思うけれど。
 恋愛小説らしいが、よーわからんわー、と思う。良くも悪くも、この人の作品はつまらないけれども、詳細がきちんとしているから、小説として成り立ってしまうのだと思う。
 俗物的、価値観の若者を書かないところはすばらしいと思う。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.316
(3pt)

良くも悪くも村上作品。

 ねじまき鳥、と比較的似ていて、どうもこの人は井戸とidについてかけて、あそんで、考える、という図式があるなぁ、と思う。上巻を読んでの感想は、特に山もなく、薄暗い物語、が淡々と続いていく、という印象。
 村上作品はこれとねじまきしか読んでいないのだが、まぁ、大体方向性は一緒だなあ、と思う。人によって評価が分かれると思うけれど。
 恋愛小説らしいが、よーわからんわー、と思う。良くも悪くも、この人の作品はつまらないけれども、詳細がきちんとしているから、小説として成り立ってしまうのだと思う。
 俗物的、価値観の若者を書かないところはすばらしいと思う。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.315
(5pt)

喪失

 読書をしたことによって心に何かが残ることは多々ある.それが自分のお気に入りの物ならば尚更だ.感動,衝撃,活力,哀愁等々.感受性が豊かな人ほど本からそれらを掴み取り,己の糧とするのだろう.
 けれど「ノルウェイの森」を読むことにより生じるのは喪失.喜びも,幸福も,悲しみすらこの本は与えてくれない.読んだ人の心にぽっかりと穴を開ける.このような本,他には存在しない.
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.314
(1pt)

理解不能・・・

友人に勧められて手にとってみた本だ。私の教養、感受性のレベルが低いからかもしれないが、私はなぜこの本がこんなに評判がいいのか全く理解できなかった。
先ず、直子。彼女のクレイジーっぷりはびっくりするが、実際にこのような人が身近にいる人は少ないだろう。あんまり現実味がない。主人公も主人公だ。結局おまえは何をしたいんだ?っていう疑問が浮かぶ。あれこれと考えはするが、結局何も自分からはアクションを起こさず、最終的には色んな女とSEXして、恋人を失ってしまう。何が損なわれてしまい、何が満たされないのか分からないが、何の行動もしていない主人公には満たされる事はないだろう。
この本のコンセプトは一体なんであろう。恋愛小説?(だとしたらこれほど陳腐でくだらない恋愛小説はない)。人生?人の心の弱さ?(リアリティが感じられない)。ただ無気力な主人公がダラダラと時を過ごしているのを淡々と書いているだけだ。所々に見られる音楽や情景・行動の描写といったものが哀愁や悲しさといったものを演出しているのかもしれないが、中身はない。この手の話ならサリンジャーの“ライ麦畑でつかまえて”の方がよっぽどいい。少なくとも主人公は満たされない日常から脱却するために何かしらのアクトを起こしている。たとえそれが上手くいかなかったとしても。私はその方がリアリティがあると感じられたし、共感もできた。
この本をまだ読んでいない人は、読みたかったら読めばいいし、そうでなかったら読まなくてもいい。ただ、私はお奨めしない。得るものは何もない。おそらく時間の無駄になるであろう。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.313
(5pt)

感じて下さい

感動?そうじゃない、哀しみ?そうでもない、私はこの本を読んだ今の自分の中の感情を適切な言葉で表現することが出来ません。
でもそれは登場人物達も同じです。僕、直子、緑。誰もが弱くて不安定で、淋しさや哀しさ、色々な感情を抱えている。みんな自分で自分のことが分からないから悩み、苦しむ。でもそれが生きているということ。
「僕はいったいどうすればいいのでしょう?」悩みに悩んだ“僕”のこの言葉がそれら全てのことを象徴しているようです。
この本は登場人物の淋しさ、哀しみ、喪失感などカオスのように複雑に入り混じった感情がひしひしと伝わってきました。感動でもなく、哀しみでもなく、複雑な感情の大きな波。
何かを失ってしまうことはとても辛く哀しいことです。失ってしまった時、自分の中のありとあらゆる物が壊れ、心の病となり、再生することはとても困難なことです。
しかし、再生を手助けしてくれる手紙と音楽が作中何度も登場し、それらの持つ温かいエネルギーに心がほっとする場面もありました。
読んでいて決して気持ちの良い爽快な物語ではありません、心の準備をして読むことをおススメします。
でも読んで損は無い物語です。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.312
(3pt)

村上さんが言いたいのはこうだろう。
結局のところ我々はなにも選んでなんかいない、降りかかってくるイベントをこなしていくだけ。ダンスダンス的にはいえば「雪かき」なんだよ。受動的に生きる生き方を肯定してくれる、そんな日本人に実はやさし本だったりする。村上さんは、もがけばもがくほど腐っていく崩壊の循環を知ってる人。
どの本の主人公も意思というものがない。こういう生き方もありなんだと示唆してくれてるような気がする。この本は「生き方」の相対化。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681