ノルウェイの森

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ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

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全1,951件 1,621〜1,640 82/98ページ
No.331
(5pt)

まるでそこに昔からあったような

僕はちょうど十九歳のときにこの物語に出会いました。そしていまでも最高の「恋愛」小説であり続けています。世の中にころんところがっているけど、誰も見つけられないような、誰もが自分の記憶の中に大事にかかえているのに、大事にしすぎて二度と思いだせないようになってしまったような、そういう物語だとおもいます。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.330
(5pt)

寂しさの流れる冷たい夜にふと感じる暖かさ。

  私が小学生の頃に爆発的に売れたこの本を母はハードカバーで買ってきた。真っ赤と真緑のカバーに金色の帯。それを観た私に母はいった。『いつかあなたにこの本を呼んでもらいたいから、ここに置いておくね。』  高校1年の時に思い出したように呼んだ『ノルウェイの森』はまだ私には理解できない複雑なストーリーと、心に大きな穴を作る結末で、なんとも言えない後味を味わった。それから3年。直子が通っていただろうと思われる武蔵野の英語教育で有名な女子大でこの本を読みなおした時、涙がとまらなくなった。  すべての人が孤独を背負って生きている。曖昧で掴みようのない孤独の中でもがき苦しむ直子と、同じ孤独でもビビッドに端的に孤独を映す緑。その狭間で同じように孤独を生きたとお!!るが曖昧なものから、少しでも形あるのもに惹かれていくという都会の中の孤独。人々の行き交う交差点でさえも孤独を隠しきれない大学生達の孤独は、当時も今もかわっていない。  それでも記憶は確実に薄れていく。何度読みなおしても新しい発見があるのはそのためだろう。死は確実に生の一部であり、直子は自分の生を確実に人の心に植え付けるすべを知っていたように思う。それは直子自身が恋人から学んだものであり、とおるに与えたものであったと思う。  人間の無力さ、はかなさ、その中で冴える強さ、あたたかさ。人間の人間らしい姿をありのままに書いた作品。自分が今どこにるのかわかりますか?
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.329
(5pt)

不滅の恋愛小説

この本がブレークしたときまだ高校生に なったばかりでした。 とっても大人の物語でちょっとびっくりしました。それから数年後。大学生になり、彼氏との恋愛に 悩んだりしたときこの本は自分の気持ちをまるで 代弁してくれているような気がした。せつなくかつ美しい。。。 精一杯生きている主人公に共感しました。 あれから何度この本を読んだだろう。 読むたびに新しい発見がある。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.328
(5pt)

ノルウェイの森

はじめて電車の中刷り広告でのキャッチコピーにひかれて買った本です。”100%恋愛小説” 僕の一番好きな本のなかの一つです。主人公ワタナベと直子、愛し会っているのに愛する誰もがするあたりまえの事ができない。そんなもどかしさ、悲しさが読んでいる人にも伝わってきます。今の恋愛に満足しているひとにも、そして理想の恋愛を探している人にも是非読んでいただきたい最高の一冊です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.327
(5pt)

ベストセラーになってしまった事がこの本の真の評価を妨げている。

ベストセラーになる本なんてロクな本じゃないという説がある。確かに今売れている本の中にはそう思えるものもある。この本は違う。20世紀後半の日本を描きながら人間のある種の普遍性に達した傑作である。ビートルズの「ノルウェーの森」と共にいつまでも人々の心に残っていくだろう。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.326
(5pt)

自分らしさを取り戻すために。

 多くの人に愛されようとすることに疲れ、少し孤独で周囲との距離をあけようとする自分。そんな自分が世の中に順応していくことが苦手なのではないかという不安に駆られたとき、この本がすべてのことを拭い去ってくれました。どんな人にでも表と裏の相反する自分を持っている。完璧な人間なんて何処にもいない。主人公と自分を同化させ、この本を読み進めていくうちに、自分の抱く不安は何とちっぽけなものなのか。それは誰もが抱く平凡なこと事ではないのか。そう思ったとき肩に背負ったもやもやしたものがすっと抜けていった。自分に無理をしない。自分に素直でいること。自分らしさを取り戻したい時に私はこの本を手に取る。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.325
(5pt)

ずっと大切にしまっておきたい本です。

この本は僕に本の素晴らしさを教えてくれたものです。 この本に出会って「読書」に目覚めたといっても過言ではありません。 全ての人に読んで頂きたい一冊です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.324
(5pt)

Growing old is the cruelest thing.

この小説が解いた物語は、それ自身がそうなることを望んでいたようだ。「喪失感」という言葉が、この小説に対して向けられたが、それは過去との決別でもあろう。失うことができれば、もっと簡単だろうに・・失うことができないからこそ、悲しみもあるように思う。
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4061848925
No.323
(5pt)

非常に懐かしい感じ

学生の頃に読みましたが、今でもたまには読み返したくなるくらい好きです。年代は異なるけど、誰もが待っている「風景」を見事に描写していると思います。
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4061848925
No.322
(5pt)

生き続ける森

「ねえ、ノルウェイの森って読んだことある?やばいよ。マジやばい。きっとハマると思うから読んでみて。絶対」 友人にそう言われて読み始め、言われた通り見事にハマった。この本が発行されたのが87年。私が生まれたのが78年だから9歳の時。 それから13年後、小学校入学から高校卒業までと同じくらいの時を経て、私は出会った。13年経っていてもその言葉は風化することなく、ひっそりと静かにもの哀しく、そして激しく語りかけてくる。私の背後にピッタリと寄り添って語りかけてくる、その息づかいが感じられるくらいにリアルに。この本から得た、大きな暗い穴のような感動と、そして何よりも、現代の若者の間でもその感動を共有すべく、口コミで広がっているという事実。しっかりと「ノルウェイの森」は生き続けていると事実を声を大にして言いたい。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.321
(5pt)

無くした感覚を取り戻す一冊。

いつのまにか主人公の青年と若かった自分を照らし合わせていた。いつのまにかどこかに忘れてきてしまった感覚が読むほどによみがえってきたようだった。人を好きになることがこんなにも素敵で、せつなくて、哀しいことだってことを、この本は思い出させてくれた。この本がベストセラーだったころ、わたしは主人公よりもずっと若かった。いつかは読んでみたいと思っていた。最初にそう思ってからもう何年も経っていたけど、今読んでみてほんとうに良かったと思う。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.320
(5pt)

新鮮な輝きを放ち続ける作品

 書かれてからもう大分経つが、今、登場人物たちと同じく大学生である私が読んでも実に新鮮であり、尚且つ限りない親近感を抱く作品だ。  彼らのどうしようもなさは同時に自分達の日常で、だからこそ、ひりひりとしたリアリティが読む者に迫る。  モラトリアムを生きる全ての人に読んで欲しいと思う。必ず、そこに自分の姿を発見するはずだ。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.319
(5pt)

限りない透明感と喪失感、深い思い

それまでの羊男世界から全く異なった「100%のリアリズム小説」それだけにいろんな意見のある本書だが、この本が持っている繊細さ、読者の心の奥に直接コンタクトしてくる 優しさについては誰も異論は無いと思う。冒頭、第一章の限りない透明感と喪失感、深い思いはこの本のすべてを物語っている。何度も再読してきたが登場人物達の年令を通りすぎ、遠ざかるにつれて 自分の失ってきたものたちのことを考えさせられる。“文章という不完全な容器に盛られた不完全な想い”だからこそ この小説は多くの心に共振を呼び起こしたのだろう。著者とこの本を僕に贈ってくれた人に限りない感謝を。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.318
(5pt)

日本の「ライ麦畑」!

「ライ麦畑でつかまえて」に匹敵する、青春小説の決定版。甘く切ないだけでなく、現実の重みや暗さもシビアに描いた作品。私のベストテンに入る愛読書。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.317
(4pt)

100年後も読み継がれるだろう作品

20年以上ぶりに再読した。同世代の作家たちが、学生運動華やかりし頃の自分探しを
題材にして私小説的なものを世に送り出して脚光を浴びていたが、この作品は、最終
ランナーが先行者をぶち抜いてしまったように、普遍的な輝きを今でも放っている。
ストーリー性と言うよりは、複雑で不可解な人間心理の葛藤を丁寧に解きほぐして
いこうとする作者の姿勢と、性的な行為の描写を、その背景にあるものまで、文面に
浮き立たせるかのような才能が、本作品の成功の理由ではないだろうかと思った。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.316
(5pt)

どこまでも読んでいたくなる小説

昔売れていた頃、まだ小説なんてそんなに読んだことも無かった頃に買ったノルウェイの森。
でも結局上巻の途中で挫折してしまった。
大学生でも無ければ恋の1つもしたことのなかった僕には何一つリアルに響いてこなかったからだと思う。
あれから十何年が過ぎて、自分でも考えていなかったような人生を送り、恋をし、
来月、6年間同棲した彼女と別れることになった。
それは僕にとってどこまでも果てしない喪失感であり、僕は何かに取り付かれるように映画や音楽、
とにかく感傷に浸れるものを探していた。
雑貨屋で積まれていたノルウェイの森を手にとって、僕はすぐにレジに向かった。
あれから十数年、今回はびっくりするくらハマった。
一人一人の悲しくも悲しすぎない生き様が、いろんな自分や彼女にリンクした。
毎日少しずつありがたく読み、今日ようやく読み終えた。何一つ無駄の無い、最高の作品だった。
僕は完全にノルウェイの森の中にいた。
そして僕は、また何十年後かに、この小説を読もうと思った。
その時、僕は何をしていて、どこにいるか分からない。
また違った感想を持つだろう。そして、彼女のことを想い出すだろう。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.315
(4pt)

1970年代の学生像がイメージできる

この作品を読むと、学園闘争というイメージでしかなかった1970年代の学生に対するイメージが変わる。熱狂していたのは一部の学生だけで、大多数はこの作品の「僕」のように日々悩みを抱きながらも淡々と生活していたんではないかと思う。当時の学生をリアリティをもって描かれている。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.314
(4pt)

大変よい小説です

愛することが人にとって必然の行為であり、ごく自然にたやすくできること。また困難をともなって深く傷つくことでもあるという、人と愛のいろんな関係について語っているとおもいます。
描写に音楽や文学の固有名詞をからめていて、それを知らない人にはわかりづらく感じるとおもいますが、そんな知識はまったく必要ないとおもいます。素直に日本語を感じとれば、この作品のよさを理解できるとおもいます。
ただ、そういった表現の多さが、この作品の価値を理解することを妨げているとおもいます。
また冗談めかした表現も多く、それがこの小説を読みやすくしているとおもいますが、伝えたいことをボカしてしまっているとおもいます。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.313
(2pt)

80年代自伝小説

この作品が書き下ろされたのは1987年。物語は、名作であればあるほど、どんなに年月を経ても長く読みつがれていくものだと思う。同時に物語は、その作品が生まれた時代の空気を常に運んでいるものだと思う。その意味でも、この小説は80年代の様相を強く身にまとっている。軽い。甘い。流れている。作者はあえてこの空気を書きたかったのかと思うほど、深みがないように感じる。
当時、ここまで如実に「僕」という男が直面している問題の重さをすりぬけ、人間のあいまいさ・性行動の辟易さを描写した作品はあまりなかったのではないだろうか。それだけに、この主人公と同じ年代の若者の気持ちをつかんだ・・結果、ベストセラーとなったのではないかと今になって振り返る。
あの時代を過ぎ、現在改めて読んでも、やはり人物個々が抱える状況の深刻さと裏腹に、物語の深淵が見えないように感じた。
ハルキ小説・・・・非常に読みにくい(共感度の低い)作品のひとつです。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.312
(3pt)

「僕」がよく分からない

確かに、登場人物や情景の描写は上手い。レズの場面など大したものだ。それはそれで結構面白く、夢中で読ませる。しかし、どうも納得できないのは、主人公の青年が二人の女を並行に真面目に愛するということで、これは精神的に相当おかしいし、簡単に言えば無責任である。
「僕」を取り巻く登場人物については、それなりに詳しくよく分かるのだが、「僕」についてはその行動、特に女がらみの行動が殆ど理解できない。突然旅に出たり突発的な行動には出るのだが、説明不足で気持ちが分からない。最後の場面にもガッカリした。希望がないんだよね。
「こんなダメ男に入れ込んで一生を棒に振る馬鹿な女にはなりたくない」という、賢い女性の感想が聞こえてくるようだ。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154