ノルウェイの森

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ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

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平均点3.82pt

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全1,951件 1,721〜1,740 87/98ページ
No.231
(5pt)

ノルウェイの森

内的世界に閉じこもって出てこれない直子。そして内的世界と外的世界をさまよう僕。いつのまにか物語の中にひきこまれていきました。村上春樹独特のユーモアにもひきつけられました。元祖癒しの文学といっても過言ではないと思います。
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4062035154
No.230
(4pt)

手堅いバッティング

何と言えばいいのでしょうか? 私としては手堅い仕事をしたなぁ、という感じがします。『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』や『ねじまき鳥クロニクル』のような、一歩間違えれば「出版=紙資源の浪費」になりかねない危うさがありません(まあ、そういう浪費に繋がる様な駄作を今のところは書いていませんが)。確かに村上春樹らしさは随所に出ていますが、どうも意識的に抑制させたようです。それがいいか悪いかどうかに関しては、読者それぞれの感性によるでしょう。ちなみに私は村上春樹の作品としては「可もなく不可もなく」ということでしょうか。入門編としてはベストです。
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4062035154
No.229
(5pt)

Don't think ! Feel !

前々から読もうと思っていた本。文章が柔らかで読みやすいのですぐにストーリーに入っていける。頭で考えて読む本ではなく心で感じる本だと思う。思春期に読むよりもある程度出会いと別れを経験した大人になってから読んだ方がグッとくるかもしれない。心の奥底を激しく揺さぶられる。
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4062035154
No.228
(5pt)

忘れられない一冊です

村上春樹の世界ってちょっと変わっているので、自分でも好きなんだか嫌いなんだかよく分かっていません。とはいえ、幾つかの本は読んでます。ノルウェーの森は売れすぎていたのが嫌で長いこと読んでいなかったのですが、古本屋で見つけた際にようやく読む決心がつきました。読み終わってまず思ったのは、若いときに読まなくて良かったと言うこと。この物語の解釈は色々あるでしょうが、悶々と自分のふがいない人生を思い悩んでいる時に読んでいたら、危ない方向に行ってしまった気がします。それほど、深層描写には衝撃を受けました。でも以降の著書は、これほど重いものがありません。著者の中でも何かが吹っ切れたのだろうと勝手に思ったりしています。
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4062035154
No.227
(5pt)

登場人物との距離の近さがあれば、素晴らしい小説です

 恐らくこの小説を理解するためには、いや、小説の世界に入るためと言ったほうがいいでしょうか、登場人物の誰かに対して自分自身や自分の大事な人との何らかの共通点がいるでしょう。私は男ですが、男性であれば過去に押しつぶされそうな女性との付き合いがあるかた、そして彼女をいとおしく思うのに何らかの重荷も感じてしまう経験があるかた。私と同じように主人公の心の揺れに多く共感すると思います。 登場人物・場面の設定が一部日常に生きる我々の生活とかけ離れているので、時にあまりにきれいに写り、また理解しがたいところがあるのはやむを得ません。しかし、それを抜いても、十分すぎるほど登場人物に近づいていけます。 合わない人にはとことん合わない、そんな小説ですが、合った時!の衝撃はすさまじい。いい小説に往々にしてありますが、小説が読者を選り好みします。一度手に取られても、分の悪い賭けではありません。
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4062035154
No.226
(5pt)

何度も読んでみたくなる本

読むたびにあらためて考えさせられる、そんな本です。正直言って、一回目はさほど面白いと思いませんでしたが二回目以降は本当に一回目の自分の受け止め方が信じられないと思いました。喪失感に満ちていて、哀しくなるほどですが、手の届きそうな世界の話でそれこそ他人事にはできないと思います。
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4062035154
No.225
(5pt)

今も読んでいる

 10年前にこの本を買い、恥ずかしながら今でも時折通して読むことがある。 レビューの中の、‘読むたびに’とか、‘再読すると’という言葉がよく登場するのを見て、やはりこの本は、その年齢ごとに読み返してみたくなるある種のノスタルジーを引き起こさずにはいられない類の本なのだと思われた。 人間を大きく2種類に分けると、この小説は片方の極にいる人にはまったく持って意味のない類の小説なのかも知れないが、ぴったりと来る私のような人間には、登場人物がどれも自分自身を構成する要因を拡大具現化した人物のように思える。 私は日頃、この類の小説とは乖離したところで暮らしており、この小説が好きだと人に言った事がない。その理由は、「太宰治が好きだ」と堂々と言ってみせるティーンエイジャーに感じるある種の面映さと羨ましさのようなものに通ずる。 先ごろ芥川賞を受賞した30代位の女流作家が、かつて太宰をはじめて読んだとき、「{ああ自分と同じ人がここにいたと感じた」と思ったことがある、とコメントしていた。彼女は一周して(もしくは遠くまで行ってきて)またそれが素直に言えるところまで戻って来たのだろうと感じた。  私はこのノルウェイの森のせりふをほとんど空でいえるくらい読んでいる。
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4062035154
No.224
(4pt)

喪失感を内包する生の旅

高校生のころに読んだときは、この小説が持つ圧倒的な喪失感と、美しい性描写のエロスにばかり関心が行きました。主人公の喪失感に共感してしまい、読み終わったあとボーッとして、しばらく地に足が着いていないような感覚に襲われたのを覚えています。そのあと何度か読み返して、また最近読んでみて、ミドリのお父さんを病院に見舞うシーンや、メインキャラクターではない永沢さんとハツミさんのやり取りなど、今まで関心の行かなかった部分が相当あったことに気付きました。思っていた以上に深みがある小説だと改めて感じました。この作品で描かれている喪失感は確かに全てを覆い尽くすように圧倒的です。しかし、何度も読むにしたがって、それにもかかわらず生は続いていくし、喪失感と折り合いをつけていくことが、取りも直さず生きるということなのだ、という肯定的なメッセージを受け取るようになりました。好き嫌いが分かれる小説だと思いますが、私は読むたびに新しい発見や違う感じ方ができるので、結構好きです。
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4062035154
No.223
(5pt)

恋人たち、そして人間たち。

誰も傷ついていない物語といえる。しかし、誰もがぼろぼろに傷ついている物語ともいえる。閉ざされた世界を描いただけ、という批判をよくきく。しかし、この物語はそこから懸命に抜け出そうともがく恋人たちの、そして人間の物語なのだ。他者の充満する世界へ何の前段階もなしに、何の準備もなしに入ってゆける人間などいるはずがない。誰もが通る道、その途中で消えてゆく者たち。この小説は人間の持つ闇の部分をみずには生きてゆくことができなかった者たちの物語。
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4062035154
No.222
(3pt)

生と死への葛藤

恋愛小説という分類をなされているがこの小説はそれだけをテーマにしている安直なものではない。深い思考を繰り返す主人公。最初からその思考は生と死に関してのものだ。それは最後まで続く。キャラクターも描写が視覚的で細かく、一人一人が個性的で好感がもてる。しかし他の人々に比べると主人公の個性のなさが気になった。それと、主人公は思考が内にこもっており多少個人的すぎるのではとも思う。例えば直子が死んだとき、直子の家族の感情は・・?など疑問も残る。
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4062035154
No.221
(5pt)

MY BEST BOOK!!

これまでに何度も読み返しているのですが、毎回ある種の感銘に近いショックを受けます。何より描かれている人物の生き様が面白い。時々思わぬ所でふっとこの本の登場人物を思い出す事があります。それほど一人一人味があって、印象的なのだと思います。Beatlesも大好きなので、小説を読みながら音楽まで聞こえてくるようです。読めば読むほど味わえる作品だと思います。
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4062035154
No.220
(2pt)

掴めませんでした

大学生から社会人まで爆発的人気の本作品、僕にはその良さがわかりません。確かに、文章は印象的ですし独特の雰囲気もあるかもしれない。でも、内容に曖昧なところが多すぎて気が付いたら終わってたって感じです。時代背景・特殊な登場人物・若さでなんとかごまかしているような・・・。僕には「わからない部分を勝手に過大評価している」人々が多いとしか思えません。読み終わってここまで何も残らない作品は初めてでした。
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4062035154
No.219
(5pt)

奥が深い

何気に読み進めていく中で、この本はすごく奥が深かった。単なる恋愛小説とは一味違う、何か訴えるもののあるないようだった気がする。主人公をめぐるさまざまな人間関係の中に、私たちの日常でももう一度考え直差なければならない部分がたくさんあることに気づかされる作品。読んだ後は胸がジーンとして涙が出てきた。
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4062035154
No.218
(5pt)

理屈じゃない。

村上春樹の文章を読んでいると、じわじわとなにかが心に染み渡ってくる。それがなんなのかは言葉では説明できない。しかし、この人の文章を語るにおいてこれ以上の説明は必要ない気がする。この『ノルウェイの森』にもまたそのなにかがある。ストーリーだけを説明されてもこれほど心に残る小説にはならなかっただろう。村上春樹の文体だからこそ、こんなにも心惹かれるものがあるのだと思う。
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4062035154
No.217
(5pt)

帰去来

 この本を読むのは、恥ずかしいと思った。 しかし、古本屋でみつけて、買った。 大学生の時だった。 何回も繰り返し読んだ。 その本はもう手元にない。 なぜか、人生の節目のたびに、この本は私のもとにやってきては去ってゆく。 そのたびに、ページを開いては、苦しくなる。 そんな本。 
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4062035154
No.216
(4pt)

静かな恋愛小説

普通、恋愛小説というといかなるメディアで作られたものでもある程度の起伏のあるストーリーがある。そうじゃないと読者を感動させられないと普通は考えるからだ。ところが逆にここまで淡々と物事を進めていって、それでいて読者に感動を与えるという離れ業を成し遂げたことには脱帽せざるをえない。
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4062035154
No.215
(4pt)

成長小説

周囲の人々が次々と死んでいく中で、そういう状況の中で、それでも自分は生き残っていかなければいけない、という人生の成長過程の一部を、青年の視点で描いた小説です。大学生の君へ:まだ読んでいないなら、主人公たちと同時進行的に心を震わせるために、読みなさい。30歳代の社会人へ:もう一度、読みましょう。心の震えを失わないうちに。40歳以降の人生の先輩へ:まだ読んでいるのですか?
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4062035154
No.214
(3pt)

してやられたり…。

初読はもう10年以上前になりますが、これは本当は著者が書かなくてもよかった作品のような気がします。作者が、後に「アンダー・ザ・グラウンド」等の作品へと至までに、自身でこなさなくえたはならない通過儀礼のような作品。装丁も作者自身の手になるものと聞き、納得。赤と緑の「補色の関係」は、最も人の目に、心に残像を残すものだから。
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4062035154
No.213
(2pt)

皆どうして星5つ?

本書はベストセラーの時に読みましたが、感想らしい感想がありませんでした。要するに、だからなんなの?という感じ。どうして、登場人物はこんなに簡単に自殺してしまうのか。本当の恋愛とかこんなのありなの?というような修羅場をくぐり抜けてきた人には、これが生と死を扱った本とは思えないようですけど。かといって、心理小説としてはお粗末すぎます。登場人物も大学生くらいの人には、ハイソな感じですごいと思えるのでしょうが、どこにでもいそうな人しかでてきません。この本がお好きなら、(赤頭巾ちゃん気をつけて)も読まれたらいかがでしょうか。似たような感じで、私には感想らしい感想がなかった本です。夢見るおとぎ話としては評価できるので、星1つにはしませんでした。
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4062035154
No.212
(5pt)

共感できる平凡な日常

小説というのは「こんなの所詮虚構だな」という主人公やストーリーが多い中でこれほど、「いそう」な「平凡」な登場人物が出てくる小説はないのではないでしょうか。私はこの小説を恋愛小説だとはちっとも思いませんでした。どちらかというと、誰にでも共感できる平凡な恋愛、孤独、日常、浮気、堕落、そんなものあって当たり前だよ、くよくよすんな、誰でもこんな気持ちになるときがあるんだよ、と教えられた気がしています。文章の美しさ、性的描写が多いにもかかわらず上品な語りがとても気に入りました。お気に入りの一冊になりそうです。
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4062035154