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ノルウェイの森
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【この小説が収録されている参考書籍】
ノルウェイの森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全558件 161~180 9/28ページ
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未だに何回も何回も全体を通したり、気に入った個所(特に「僕」が一人暮らしを始めたあたり)を読み直しています。 全体的に暗めの作品ですが、登場人物の心情を細やかに表現され、読み直すたびにいろんなことを教えてくれます。 きっと一生ともに携えていくんだろうな、と思わせる作品です。 | ||||
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とても状態が良くびっくりしました。楽しませてもらいました。(武志) | ||||
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とても状態が良くびっくりしました。楽しませてもらいました。(武志) | ||||
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キヅキの死以来、不安定になった直子。同じく精神不安の末に夫と子と別れたレイコ。ワタナベの生活には少しずつ緑が入ってくる。緑の父は「切符・緑・頼む・上野駅」という単語をワタナベに残して死ぬが、この意味も結局明かされず(伏線は回収されない)。永沢は、ワタナベを、傲慢か傲慢でないかの差はあるが、自分と同じく本質的に自分にしか興味を持てない人間であると評する。永沢は結局ハツミと結婚せず、ハツミは数年後に自殺することになる。永沢は、最後に、ワタナベに「自分に同情するな」と言って別れている。緑はワタナベに惹かれていくし、ワタナベも緑を必要とするようになる。そんなとき、直子は自殺し、レイコが上京。そのとき自然に二人は抱き合って別れていく。 ノルウェイの森はセックス描写が多いのだが、セックスが、絆を確認する・さびしさを緩和するための不可避的かつこれしか手段がないというようなツール(動物的儀式?)となっている。行為的にはお手軽なのだが、精神的にはそれがいい意味でもわるい意味でも大問題(場合によっては死の遠因)になりやすいという危なっかしさがこの小説のユニークさなのかもしれない。 | ||||
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村上春樹の代表作品。 主人公ワタナベの19歳のころの思い出という形式で始まる。神戸の高校生だったころ、キヅキと直子(キヅキの幼なじみでキヅキの彼女でもある)とワタナベは三人でいっしょに遊ぶ仲だったがある日、キヅキは謎の自殺。その後、大学進学で上京した主人公は直子と偶然再会し、直子の20歳の誕生日に二人は結ばれる(このとき直子が処女だと発覚するのだか、結局、これが二人の、というか直子にとっての唯一のセックスとなる)。しかし、ほどなく直子は休学して京都の精神療養施設へいってしまう。 学生寮の同室者で、朝からラジオ体操をする国土地理院志望の通称「突撃隊」(早々に理由不明の退寮し、すぐ出てこなくなる)、東大法学部在学で外交官志望だが、ゲームのように女漁りをしている超人的な永沢、同じ大学のクラスメートでワタナベの友人となる緑、永沢の彼女でちょっと古風なお嬢様のハツミ、療養施設で直子と同室のレイコ(アラフォー)といったキャラクタたちと、永沢とは別の意味で虚無的な19歳のワタナベの関わりが上巻のストーリー。構成よりも、各人物の性格やら、複雑な事情みたいなものが自然にストーリーをつむいでいくという感じ。 | ||||
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こちらは状態も良くて中もきれいでした。カバーに多少のきずは目立っても読むのには国なかった | ||||
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村上春樹の小説は、ストーリーが面白いし、日常生活からかけ離れている内容が良い。 | ||||
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限りない喪失と、そこからの再生。 英語版でも、繰り返し読みました。 何回読んでも、面白いです。 | ||||
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読みたいと思っていたので ずいぶん時間がたっていましたが 手に入れて読んでみました。 | ||||
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読みたいと思っていたので ずいぶん時間がたっていましたが 手に入れて読んでみました。 こんな感じの物語だったのかと他の作品も読みたいと思います。 | ||||
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この本を読むのは今回で4度目になります。初めて読んだ時と比べると、随分感じ方が変わりました。 まず性行為の描写をエロチシズムではなく、言葉を使わない「会話」だと思いながら読むようになりました。 この物語の中で、性行為はコミュニケーションの一つとして描かれていると思います。主人公をはじめ多くの登場人物は、他者とコミュニケーションを取ることが苦手です。 言葉ではなく、性行為を通してコミュニケーションを取るように設定されているように思います。 性行為は、理屈とは関係のない、そのままの自分を表しているように思います。主人公は理屈での葛藤を繰り返していますが、性行為をしている時は感情の趣くままに生きることが出来ます。 この本はスピード感のある本だと思いますが、その奥で流れるものはとても重くて深い哀しみだと思います。 緑以外の多くの登場人物が、哀しみの中で自虐的に生きている印象を受けます。 この物語は一種の絶望の中で語られていると思います。 星はどう考えても4つになりました。 残りの一つはこの本の病的な部分に、どうしても5つ星をつけてはいけないと考えるからです。 | ||||
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───五時半になると僕は本を閉じて外に出て簡単な夕食を食べた。そしてこの先こんな日曜日をいったい何十回、何百回くりかえすのだろうとふと思った。「静かで平和で孤独な日曜日」と僕は口に出して言ってみた。日曜日には僕はねじを巻かないのだ。(p.107) ───「もちろん人生に対して恐怖を感じることはある。そんなの当り前じゃないか。ただ俺はそういうのを前提条件としては認めない。自分の力を百パーセント発揮してやれるところまでやる。欲しいものはとるし、欲しくないもものはとらない。そうやって生きていく。駄目だったら駄目になったところで考える。不公平な社会というのは逆に考えれば能力を発揮できる社会でもある」(p.113) ───「ビスケットの缶にいろんなビスケットがつまっていて、好きなのとあまり好きじゃないのがあるでしょ?それで先に好きなのをどんどん食べちゃうと、あとあまり好きじゃないのばっかり残るわよね。私、辛いことがあるといつもそう思うのよ。今これをやっとくとあとになって楽になれるって。人生はビスケットの缶なんだって」(p209-210) ───「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」(p.253) | ||||
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───人々はみんなそれぞれに幸せそうに見えるのだ。彼らが本当に幸せなのかあるいはただ単にそう見えるだけなのかはわからない。でもとにかくその九月の終りの気持ちの良い昼下がり、人々はみんな幸せそうに見えたし、そのおかげで僕はいつになく淋しい思いをした。僕ひとりだけがその風景になじんでいないように思えたからだ。(p.166) | ||||
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読んでみると結構内容を覚えているので、十数年前の初読の時は結構感動したのだと思う。歳とともに、死とか孤独とかに対する感受性が鈍化したのか、今の方が「緑って、面倒くさい女!」などと、本筋に関係ないことを考えてしまう。「生は死の一部」なんて、本来であれば自分から一番遠いところにある死を身近に感じてしまうのも、若さゆえでしょう。 | ||||
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この作品は評価が別れて当たり前です。 小説として読むなら、村上春樹はあまりにも独りよがり過ぎる。 ノルウェイの森には酒・煙草・女・音楽という快楽がつまっています。 他の村上作品と同じように。 いや、まともじゃない程に。 僕は自分の同類にしか勧められない。 ただ僕みたいな人間が激しく恋い焦がれる世界が広がっています。 読後感、これが全てではないですかね。 読めば分かりますよ。 一日あれば読めますし、村上春樹の入門書としては良いと思います。 | ||||
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初めて日本語の小説を読む。翻訳の本よりやはり日本語の文字は意味が深くて、綺麗です。安くて、ありがとう。 | ||||
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これからも一人ひとりの作品を出来るだけ続けて読んでいくつもりです。 | ||||
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これからも一人ひとりの作品を出来るだけ続けて読んでいくつもりです。 | ||||
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高校時代に読んだときはあまり共感できなかった。 大人になり色んな苦悩を経験し心が病んで死にたい気持ちで生きることを経験した今読み返してみると、泣けるところがたくさんあった。 | ||||
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名作と呼ばれる理由は残念ながら理解出来なかったが、下は一気に読み終えるくらい面白かった。 特に緑と会話している時がとても良かった。緑は面白い話をするし、それに対するワタナベ君の返しも面白くて、読んでいて声をあげて笑っていた。 それと、永沢さんがとても良いことを言っていた。「自分に同情するな」「自分に同情するのは下劣な人間のすることだ」読んでから少し経った今でもよく思い出す言葉だ。 | ||||
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